ZEISS IKON SUPER IKONTA 531
こんにちわ、まるまるです。
第二回目は、ZEISS IKON SUPER IKONTA 531
(MADE IN GERMANY STUTTGART)の紹介です。
入手:2020年1月
レンズ:Zeiss-Opton TESSAR T 75mm F3.5
シャッター:SYNCHRO-COMPUR B 1 2 5 10 25 50 100 250 1/500
絞り:3.5 4 5.6 8 11 16 22
MX接点
赤窓は一つ
製造時期:1952年から1953年
レンズの仕様とボディーのエンボス加工から推測
この機種も試写して判明した蛇腹ピンホール以外は何ら問題はありません。
ただ、時代は一眼レフに向かっておりドイツのカメラ業界は経営が難しい時代になるころです。
2020年1月撮影:
結果、自家現像フィルムが露出不良、原因は赤窓蓋の閉じ忘れと蛇腹にピンホールがあり補修を行う必要があることが判った。
以下、撮影例5枚、縦位置だと下側、横位置だと右側に露光部分があるのでピンホール位置の特定が出来る。
このコマは、フィルム裏紙の数字が写り込んでいる!赤窓蓋を締め忘れて撮影したためか。(この時代の120フィルムの裏紙は今よりも厚かったようで要注意です)
2020年2月 冬の晴天日にリベンジ撮影
極薄和紙と不易糊、黒のエナメル絵具で蛇腹ピンホール補修後の撮影です。補修成功!
まとめ
70年前のカメラだが良く写っていると満足しました。ただ、いつもの癖で事前点検をしないで試写をしてしまいフィルムを無駄にしたのは反省点です。投稿作品で失敗例を見ることもないのでこんな写真が参考になればと思います。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?