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2024.11.20 コンクリートの受入検査

本日はM邸の基礎ベースコンの打設を行いました。
コンクリートの打設前に行った生コンの現場受入検査について書いてみようと思います。

いわずもがなですが、コンクリートの品質は建物の強度に大きく影響します。
設計段階で必要な強度が計算され、計画されています。

生コンプラントでは配合計画書をもとに指定した品質の生コンを作って現場まで運んでくれるのですが、もちろん誤差も発生する可能性がありますし、生コンを荷下ろしするまで時間が掛かってしまうと(気温にも左右されます)品質が変わってしまいます。

そこできちんと計画どおりの品質のコンクリートが現場に反映されているか確認するために受入検査を行います。

生コン車の1台目が到着したら専用の道具を用いて
・スランプ
・空気量
・コンクリート温度
・塩化物イオン濃度
を計測します。
それぞれ許容値以内に収まった数値であればOK。打設作業が開始できます。

受入検査の道具たち
左からスランプ試験、空気量試験、コンクリート温度と塩化物イオン濃度試験、テストピース採取

許容値については計画しているコンクリートによっても違うものもあるため割愛しますが、仮に現場に届いたコンクリートが許容値内から外れていた場合は、そのコンクリートは使用できません。(ゼネコン時代含めて1度も経験したことはありませんが)

検査は問題なく、ベースコンクリートの打設は完了しました!

打設完了!

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