昨日19日、弊社池田工務店のある柏崎市谷根(たんね)地区では『どんどん焼き』が行われました。
「どんどん焼きとはなんぞや?」と思われると思います。
どんどん焼きとは谷根地区での呼び方で一般的に『塞(さい)の神』『どんど焼き』などと呼ばれる、小正月(1月15日)に行われる行事です。
正月に使用した門松や松飾り、書き初め、昨年のおふだなどをお焚き上げをし、その燃やした煙とともに年神様(としがみさま)を見送るという趣旨です。縁起物を燃やして、五穀豊穣、商売繁盛、家内安全、無病息災を願います。弊社事務所のだるまも毎年お焚き上げをします。
また、その燃やした火で焼いた食べ物を(餅やイカなど)を焼いて食べると1年間病気をしないといういわれがあります。
谷根地区では餅つき豚汁、お神酒のふるまいなどを行い、地域外からも人があつまります。
当日は久しぶりに気持ちの良い晴れで、朝の気温がぐっと下がったので雪が沈まずに歩けるようになる凍み渡り(しみわたり)も行えて子供たちも大喜びでした。
今では火を使う事もあり田舎でも行われることが少なくなってきていますが、大切な伝統行事です。これからも続けていきたいです。
今年1年の無病息災を願い、気持ちを新たにした『どんどん焼き』でした。