2024.8.23 地盤調査を行いました
今日の新潟県は今年一番といってよいほどの暑さでしたね。
外現場でお仕事されている皆様お疲れ様です。
私もあちこち現場と事務所を行き来していますが、車内がすぐに熱くなるので汗が止まらなかったです。
地盤調査の必要性
さて、今日は予定している自社物件の地盤調査をしました。
地盤調査とは建物が建つ地盤の強度(地耐力)を調べる作業です。
その地盤がどの程度建物の重さに耐え、沈下に抵抗する力があるかを調査します。
また、建築基準法でも義務づけられており、瑕疵保障等の制度を使用する際にも調査報告書に基づいた資料などが必要となります。
新潟県内はだいたい地盤が弱い
新潟県は「潟」という文字から分かる通り、もともと湿地や沼地だった場所も多いです。また海に面した立地でもあります。
とくに沿岸に近い地域は砂や粘性土が主体となっていて、脆弱な可能性が高いです。
もちろん山地やエリアによっては強固な地盤もありますが大部分は上記のような地盤だと思っています。
軟弱地盤に建物が建つとどうなる?
地盤が弱いと以下のような問題が起きる可能性があります。
・地震時の倒壊のリスクがあがる
・不同沈下による傾きやゆがみ、損傷
・液状化現象による被害
大きくまとめるとこのようなものが考えられます。
安全性、快適性などに直結します。
生活にもかなり影響が出てしまいますよね。修繕や資産価値の低下など経済的な問題も考えられるかもしれません。
調査の結果をもとに改良を行う
地盤が軟弱な場合、建物の安全性を確保するために地盤改良が必要です。
改良の手法や程度は計画建物の基礎や耐震性の計画によって設計地耐力を基に検討することになります。
現在調査結果待ちとなりますがおそらく改良が必要になってくるのではないかと思っています。
いくら建物が頑丈でも地盤が弱ければ(液状化など)道路や周りの地面ごと傾くなんてこともあります。
地盤強度はとても重要な要素なのでしっかりと計画をしていきたいです。