🇷🇺海外からのゲストと町を歩いたら、いつもとは違う視点・情報が手に入ったという話。

お久しぶりです、こんにちは！

めちゃくちゃ間が空いてしまいましたが….
今日までの間、いろんなことがとまりぎで起こっていたので、
遡りながら、振り返りながら、記録を再開しようと思います！
（続けられるように頑張るぞ！自分に言い聞かせながら…笑）

① 「8月15日」という日に、営業許可が降りた運命。

個人のこの記事に年始に書いたのですが、

私たち池田家は、

下町の小さな長屋と、路地からできることを。

というテーマを持って、自分たちなりの平和活動をと思って生きています。

長田の町には、在日の韓国人やボートピープルで来たベトナム人も多くいて（息子は同級生にどちらもの国籍ルーツの友達も）、
私がこの町に移住したいと思った1つの理由でもあります。

そんな我が家ですが、
実は、偶然にも8月15日という日にゲストハウス営業の許可が降りたんです。

そして早速、運命を感じる出来事が….。

② はじめてのAirbnb経由のゲストが、ロシア人！

2023年3月に、はじめてのエアビー経由で海外ゲストからの予約が！！
（予約が入るとスマホにメールが入るのですが、どんな国の人かな？！と、とてつもなくワクワクできます✨）

プロフィールを見ると、ノルウェー在住と書いてあったのでノルウェー人かと思いきや、来てみて、聞いてみたらロシア人というではありませんか！！

20代の若い男性4人で日本に旅行ということで、うちの宿を選んでくれました。たくさんある中から、嬉しいものです。

ゲストチョイスの表示、いただきました！やった！

住宅 · Nagata Ward, Kobe · ★5.0 · 1寝室 · 1バスルーム

③ めちゃくちゃ驚いた、彼らの関係性。

そもそも年齢が違いそうな4人だったので、関係性が気になり聞いてみると…

旅のリーダー：マキシム）「関西空港で初めて会ったよ！」

ええええええ、なんて？！　
耳を疑いました。

マ）「ロシア出身＋日本に行きたい人という条件で、僕が声をかけて、ネットで集めたんだ！」

と。

私）「どのくらいの期間、一緒にいるの？」

マ）「3週間」

大阪→神戸→京都→奈良→富士→東京と3週間で移動して、関空から自国に戻るとのこと。

今時の若者はすごい！そんな風に仲間を見つけてくるのかと、かなりの驚きからはじまりました。

④ 町歩きをスタートしてわかった、彼らの旅の目的。

英語が話せないので、英語の話せるご近所さんを召喚。

ちなみに私は終日カタコトの英語と、教えてもらったDeepLという翻訳アプリを駆使しながらの会話。（これ、ロシア語も対応していて、話してもらえたら日本語に変換されるので、めっちゃ便利！）

英語が話せるご近所さん ゆうちゃんがいてくれて、本当に助かった！ありがとう！

彼らの目的を聞いてみると、神戸ビーフと神戸のお酒だという。

この町で多分、唯一？！の神戸ビーフが食べられる飲食店へ向けて出発！

丸五市場に入ると、
「神戸は、梅田と全然違うな！」
「どうしてシャッターがしまっている店だらけなんだ！」

………..！！！！！

ここは神戸市だけれども、ディープな神戸。
海外の人はそうとは知らず、ここがTHE 神戸だと思っているようなので三宮や元町がメインの観光地だと伝えて、とりあえず歩く。

実際に誰かが来てみないとわからないことってあるよね〜と、新しい学び１つ目。

梅田とは全然違う！と（笑）ここは神戸のディープスポットだもん！

飲食店に着くと、なんと今日に限って貸切営業。なんてこった。

「とにかく神戸ビーフを食べさせたいんだ！」と今回の旅のリーダー
マキシム（24歳）はちょっと怒り気味（笑）
（あとで聞いたけれど、彼の実家は飲食系の会社をやっているようで食通）

神戸ビーフを肉屋で探そうと説得し、お酒を買いにスーパーへ。

日本の三大酒どころの1つ 灘区で作られている「剣菱」をご購入！

明日京都に行くならそこで買いなよ！と言っても、いや今日がいいと緑茶を購入。

地元の有名なソースをすすめたみたが、それよりも和菓子。

買い物を済ませ、宿の近所の肉屋へ移動。

果たして、神戸ビーフは見つかったのか….？！

⑤ ハプニング後の、ナイスチームワーク！SAKAZUKIで神戸ビーフ。

お肉屋さんに行ってみると、神戸ビーフはない…

実は、この町は、神戸ポークが有名。
神戸ビーフが、なかなかない。

マキシムを説得した身として、焦る私。

なんでもいいのでないですか？というと、
奥からサイコロステーキサイズの神戸ビーフが！！！！！！！！！！

マルヨネのおばちゃん、ありがとう（涙）

ということで、
夫に頼み、バー SAKAZUKIで神戸ビーフが実現✨
（マジで、夫よありがとう！）

見てください、この笑顔！よかった！！！

最高だよ！と嬉しそうなみんな。

この教訓を経て、海外からのゲストに観光の目的を聞くようにして、
もし神戸ビーフだった場合には、事前にお肉屋さんにお願いしようという仕組みができたのでした。

これが新しい学び、2つめ。

⑥ 違いがあるからこそ、学べること。

世界の戦争もそうですが、身近にもたくさんあるだろう小さな争い。

争いって、どうやったらなくせるんでしょう。

路地でマリオカートをするふたり。

ひとりひとりが、目の前にいる人との違いをおもしろがれたら、
きっと平和な世の中になるんじゃなかろうか。

日本 と 海外　だったり、
こども と 大人　だったり。

わかりやすい違いだから学べることもあるけれど、
同じ大人でも、同じ日本人だとしても、
あなた と わたし　の間でもそう思えたらいいなぁと思っています。

出発前に、パチリ。ピカチュウはたまたまやっていた三宮の夜市で買ったみたい！

とまりぎのロゴにはピースマークを潜ませていたりするんですが、
私たちのできる形で、下町の片隅から平和な世界をここからつくっていきたい、と改めて思った機会でした。

そんなことを感じてもらいたくて、この町に引っ越してきたのですが、
自分がまさかゲストハウスをやることになるなんて思ってもいなかったので、こんな環境で子育てできる日が来て、母としてもとても嬉しいのであります。

いろんな人がいることを知って育っているだろう、ふたり。どんな大人になるのか、楽しみ！

家族で、いろんな国の友達を増やそう大作戦。

とまりぎに宿泊すると、会ってなくても泊まった人たちに対して、ファミリーのように感じてしまう不思議体験ができるので（笑）、是非泊まりに来てみてくださいね♪
◎空き状況は、インスタのハイライトへ！

今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました！

ビックハートの本町筋商店街。お気に入りの1枚。