BLUE GIANTに見る目標を持っている人の思考
【ネタバレあり】
映画BLUE GIANT 見てきました。
轟音で見て、正解でした。
ジャズで世界一を目指す18歳の少年の話。
ライブを見ているような感覚になるぐらい音が作り込まれていて、空間が音で満たされていました。
ドライなほどに世界一しか見ていない主人公、宮本大。
常に視点は、世界一になるために。
その一点しか見ていないから、自己中な面が、作中では、熱くも、冷たくも映る。
脳の機能という観点からも、「世界一になるために」の一点に集中すると他は見えないから、大はその一点しか見ていないことがわかる。
これが、目標を達成する人の思考であり、自分が望む目標を掴んでいく過程でもある。
でも、最後の舞台のシーンだけ、大の心が動いて感情的になるところがあって、目標に向かうある種機械的なところから、人間臭さが爆発する。
大はトラブルさえも、世界一という目標に到達するための糧にしていく。
目標へ到達する人の思考が表れた、非常に面白い作品でした。
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