売れる人と売れない人のカウンセリング


ハサミを持っていた時期を含めると

約14.5年。沢山のお客様とも関わりましたが、沢山の先輩とも関わりました。


わたしはこの14.5年、1社の美容室で勤務していますが、多店舗展開している会社だったために、

7店舗の移動

を経験しています。しかも、それぞれコンセプトやメニューも違うので、実に7サロン回った気分です。笑


その中でいろんなタイプの人を見てきましたが、

〝あ、この人売れてるんだろうな〟

って直感は大体あたるようになりました。

すなわち、その人の真似をすればよい!!

というわけで、移動のたびにそれを繰り返していくようになり、今があります。


では、その特徴とは何だと思いますか?


これ言うと、〝えっ?それだけ?〟と思うと思いますが、


カウンセリング中にほぼ【うん】しか言わない

人が1番売れてました。



びっくりするけど、ほんとにそうなんです。


お客様が自ら

こないだあれでこれで、そしたらこうなって、メイクがどうで、だからこうした方がいいのかなって悩んでてさ〜


って次から次へと話すんです。

そして最後に

【じゃ、こうしよっか〜〜】・・・終


って具合で提案しておしまいです。

お客様8:スタッフ2

くらいでカウンセリングしていました。



これに気づいてから、とにかく徹底して聞く!聞く!聞く!ようにしました。

ですがこれが難しい!!笑

一応色んなことは勉強してるので

提案はできるのですが、


聞き出しの勉強っていまいちしてなくないですか??

カウンセリング=提案


だと思ってたんですが、

どうやら違うみたいです。


※以下Wikipediaより。

アドバイスとは異なり、カウンセラーがクライエントに対して明確な解決策を直ちに提示することは原則的にない。これは、カウンセリングという場においてクライエントが自らに向き合い、その作業を通じて新しい理解や洞察に自発的にたどり着き、最終的にカウンセリングが終結した後には、カウンセリングにおける経験を生かしてクライエントが実生活の問題や悩みに主体的に相対して行けるように導くことが、カウンセリングの目的であると同時にカウンセラーの役目であるためであり、心理カウンセリングの際は大切にされる原則である。


抜粋すると


・明確な解決法を提示することはない

・お客様が自分でお悩みに向き合うこと

・実生活でお客様が自分でお悩み解消できるようにサポートすること


だそうです。

美容のカウンセリングというと、お悩みに合わせて提案して、料金やメニューの選定内容の選定に尽きてしまうことが多いですが、

本来の目的はここにあるのかなと納得しました。


通常だと、ここで新メニューを提案したり単価の高いものを提案しがちですが、

本来の目的は確かに


・実生活でお客様が自分でお悩み解消できるようにサポートすること


に尽きます。美容の仕事って、ここがゴールですよね。実際に、ゴールは見えないところにあるんです。お客様が帰った後がゴールだから。



あくまでも主役はお客様の実生活です。

これを忘れて

ゴリゴリの接客をしたり

逆に

〝こんなこと言ったらいやがられるかも〟って勝手に気を使って浅い接客をしていたり。




私はしてました(泣)


今でもたまに、〝ジャパネットタ◯タよりジャパネットしてる〟って言われることありますが、、、笑


お客様8割。

みなさんはどうですか??

さぁ、明日もがんばりましょう!


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