No11 杭・基礎・地盤
こんばんは。
いけだすです。
1級建築施工管理技士試験合格に向けて
過去5年間の過去問から
毎日1分野ずつ「要約」したものを
投稿していきます。
今日のテーマは
「杭・基礎・地盤」
です。
①杭
1)基礎杭の地盤周辺に沈下が生じたときに杭に作用する
負の摩擦力は一般に、摩擦杭より支持杭の方が大きい。
摩擦杭は、地盤と一緒に沈下する為
(地盤周辺に沈下が生じた時の摩擦力)
摩擦杭<支持杭
2)杭と杭の中心間隔の最小値は
埋め込み杭 杭頭部の2.0倍以上
打ち込み杭 杭頭部の2.5倍以上
3)基礎杭の先端の許容応力度はアースドリル工法による
場所打ちコンクリート杭よりセメントミルク工法による
埋め込み杭の方が大きい。
場所打ちコンクリート杭 150・Ne/3(KN/㎡)
埋め込み杭 200・Ne/3(KN/㎡)
4)外殻鋼管杭付きコンクリート杭の鋼管の腐食代は、有効な
防錆措置を行わない場合、1㎜以上とする。
5)支持杭を用いた杭基礎の許容支持力には、基礎底面における
地盤の支持力は加算しない。
6)地盤から求める杭の引き抜き抵抗力に杭の自重を加える場合は
地下水位いかの部分の浮力を考慮する。
7)綱杭は曲げや引張力に対する強度と変形性能に優れており
既製コンクリート杭のようにひび割れによる曲げ剛性の低下
がない
8)杭の極限鉛直支持力は、極限先端支持力と極限周面摩擦力の
和である。
②基礎
1)直接基礎の底面の面積が同じであっても正方形のや長方形
のように形が異なっていれば、地盤の許容支持力は変わる。
2)フローティング基礎は建物重量と基礎等の構築による排出重量
を釣り合わせ、地盤中の応力が増加しないようにする基礎形式
である。
3)基礎梁の剛性を大きくすることにより、基礎フーチングの沈下
を平均化できる。
③地盤
1)地盤の液状化は、地下水面下の緩い砂地盤が地震時に繰り返し
せん断を受けることにより、間隔水圧が上昇し、水中に砂粒子
が浮遊状態になる現象のこと。
2)直接基礎下における粘性土地盤の圧密沈下は地中の応力増加に
より長時間かかって土中の水が絞り出され、間隔が減少する為
に生じる。
(出題年度)
令和元年、平成30年、平成29年、平成28年、平成27年
過去5年、毎年出題されています。
必ず出題されるので要チェックです。
要点を読んだ上で、関係する過去問を毎日解くことで
効率よく勉強ができます。
今日はここまで。
また明日。