No19 建築用シーリング材
こんばんは。
いけだすです。
1級建築施工管理技士試験合格に向けて
過去5年間の過去問から 毎日1分野ずつ「要約」したものを
投稿していきます。
今日のテーマは
「建築用シーリンング材」
です。
①弾性シーリング材
弾性シーリング材とは、目地のムーブメントによって生じた
応力がひずみにほぼ比例するシーリング材をいう。
相対変位の比較的大きい部材や部品間の隙間に充填する不定形
シーリング材をいい、施工後は硬化しゴム状弾性を発現する。
②塑性シーリング材
塑性シーリング材とは目地のムーブメントによって生じた応力が
ムーブメントの速度にほぼ比例し、ムーブメントが停止すると
素早く緩和するシーリング材である。
③1成分形シーリング
1成分系シーリング材はあらかじめ施工に供する状態に調整されて
いる成分形シーリング材である。
高モジュラス形シリコーン系シーリング材は耐熱性・耐寒性に優れ
カーテンウォールのガラス周りの目地等に用いられる。
また防カビ材を添加したものは、浴槽や洗面化粧台などの水まわり
の目地に用いられる。
④2成分形ポリウレタン系シーリング
2成分形ポリウレタン系シーリング材は断熱性・耐候性にやや劣り
主に塗装するALCパネルの目地に用いられる。
金属パネルや金属笠木などの目的には適していない。
⑤2成分形低モジュラス形シリコーン系シーリング材
2成分形シーリング材は、施工直前に基剤と硬化剤を調合し
練り混ぜて使用するシーリング材でる。
耐候接着性にに優れ、ガラス・マリオン方式のカーテンウォール
の目地に用いられる。
⑥2成分形変成シリコーン系シーリン材
2成分形変成シリコーン系シーリン材は耐候性・耐久性が良好で、
プレキャストコンクリートカーテンウォールの部材間の目地に用い
られる。
要点を読んだ上で、関係する過去問を毎日解くことで
効率よく勉強ができます。
今日はここまで。
また明日。
(出題年度)
平成30年、平成27年