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【息子に教わったこと】〜ゴミ拾いのキセキ〜
こんにちは。元教員で村創りをやっている池ちゃんです。
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【自己紹介】
池田豊教(いけだとよのり)
1984年生まれ。元公立小中学校教員。コーチングセミナー講師。イベント主宰。コミュニティ運営。
教員10年目の2020年、中学三年生の担任だったが、コロナ禍で休校中に「自身の人生で何を成し遂げたいのか」を本気で考え直し退職。教員時代の経験を生かしたコーチングセミナーを開催。オンラインサロンを主宰し世界中の受講生を繋げる学びの場を創っている。
また、誰もが安心して、心から楽しみながら生き抜いていく世界を創ることをミッションとして活動中。自立と共生のコミュニティー「村」を創るべく、2022年7月から『村創りFES』といライベントを年6回ペースで開催している。教育、田植え、アート、内観など毎回テーマを変えて継続開催し、これまでに全国からのべ600人以上が参加し感動体験を共有している。250回(80歳まで)開催することを決めており、家族や世代を超えた繋がりの空間を創り続けている。
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今回の記事は、「子ども」という存在についての内容です。
●読んで欲しい人
子育てに疲れている人、自信をなくしている人
●伝えたいメッセージ
人は「存在」しているだけで素晴らしい
日常のささいなところに幸せはある
僕には現在6歳と4歳の息子がいます。
ある日公園を歩いていると、長男(当時3歳)が目の前に落ちていたゴミを見てこう言いました。
長男「パパ、ゴミが落ちてる。」
落ちていたことには気づいていましたが、僕は拾わないということを“選択”したんです。しかし、息子は、拾いました。僕は興味本位で、こう聞きました。
僕「なんでこのゴミ拾ったの?」
するとこんな返答が返ってきました。
長男「なんでって、ゴミがおちてたから。ゴミがおちてたらみんながこまるでしょ?だからひろうんだ。みんながきもちよくなるよね。パパ?」
…この後、ゴミを拾ってこなかったこれまでの自分の人生を猛省したのは言うまでもありません。
それからは、家族や一人で散歩するときや、コンビニに立ち寄った時など拾える時には、落ちているゴミを拾っています。もう、“拾わないという選択”をしなくなったのです。
そして気づきました。ゴミ拾いは、“人の為に”やっているようで、“自分の為に”やっていることなんだ、と。
つまり、拾っている時の自分の心の中は、とても気持ちが良いのです。これは新しい自分に出会えている感覚と同じです。逆に言うと、これまで拾わなかったことで、自分自身の心を傷つけていたんだということに気づいたんです。
(これは絶対の答えではなくて、当時の僕はそう感じて動きたかったということですね。いまは、できる時にできるだけやっています。)
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他にも同時に良いことが次々に起こりました。
◉近所の人に声をかけてもらえるようになった
この地域は行事がなく、関わりがないのでこういう関係を欲していました。
◉ゴミ以外のことにも気付けるようになった
例)視野の広がり、行動力、観察力、人の表情や感情を読み取る力なども伸びたと思います。
◉息子たちの成長も半端なく、今後が楽しみ
次男も今は「ごみぃ」と言って拾っています。
◉志が広がった
自分の為に→家族の為に→近所の為に→地域の為に
これらはすべて、ゴミ拾いを始めたことによって気付けたことです。そして、気付かせてくれた息子には本当に感謝です。
余談ですが、先日自宅の庭で水遊びをしていた息子が、ふとこんなことを言いました。
長男「…かんしゃだなー。」
僕「え?どしたの?笑」
長男「だって、このホースはパパがかってくれたんでしょ?だから、いつもおしごとがんばってくれてありがとう。っておもってるよ。」
思わずギュウっと抱きしめて、
僕「パパも、ありがとう。って思ってるよ。感謝の気持ちってどんどん増えるからすごいよね。消えないし、減らないよね。いつもパパに大事なこと教えてくれてありがとう。」
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もし、輪廻転生という考え方があるとすれば、こんな考え方ができると思うんです。
現世では僕の方が確かに先に生まれた人間です。
しかし、息子はこれまでに沢山の徳を積んで転生を繰り返して、僕の息子として生まれてきてくれたんだと考えたら、純粋に息子のことを尊敬している気持ちが溢れました。
どっちが年上とか年下とか、
マウント取って安心して生きている人生とか、
給料の良さで価値を決めたりとか、
”フォロワー数”とか”いいねの数”とか、
学歴や、肌の色や、思想や、性別だとか、
どーーーーーーでも良くなりました。
幸せはもらうものではなく
すでに「ある」ことに気づくもの。
そのためには、日常生活を
丁寧に味わいながら生きていくこと。
これが大切なんだと思います。
僕にとっては、
『息子の存在』と『ゴミ拾い』が
それに気づかせてもらうきっかけでした。
あなたの幸せはなんですか?
何を大切に生きていますか?
最後まで読んでいただき有難うございます。
これからもあなたの心にジワッと寄り添う言葉を紡いでいきます。
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