セカンドキャリアを模索するおっちゃんが・・・#私の働き方実験#中間報告書
実験の目的・背景
◆私の働き方
2021年末に早期退職を選択しまさに「働き方」をあらためて見直すことになり、38年を費やしたサラリーマン人生からフリーランスとして動画クリエイターを生業するべく一歩を踏み出していました。本人としてはかなり勇気のいる決断であったと思います。そんな中でランサーズの新しい働き方LABに出会い指定企画と自主企画のイベント参加の場を得たことは、何かにチャレンジしようというスイッチになりとても感謝しています。
この活動を通して数多くのクリエイター達の働き方を学ぶことによって、私にとっての「新しい働き方」が大きく変化する貴重な経験になるのではないかとワクワクしています。
◆やはり現れる壁
サラリーマン時代は営業一筋で現場至上主義の昭和な世界で育ちました。平成から令和へと企業もイノベーションに注力しシステムの進化は進んでいましたが、これといって必要に迫られることもなくIT・WEBの世界でのスキルを磨くことなく卒業してしまいました。
フリーランスのクリエイターとして活動していくにあたって、当然のごとくPCスキル不足で躓き、容赦なく現れるIT・WEBやアプリの新しく洗練された用語と若い世代の自由な働き方感覚は、昭和なおっちゃんには異世界に居るかのようで、未だにSlack・noteとも格闘中です。
◆楽しむ
企画がスタートし、特に「指定企画離島DX」チームに参加することでリアルでもWEBでも知り合うクリエイター達は若い世代が多く明るく活動的で普通のおっちゃんには刺激的でした。馴染めるのか不安いっぱいでしたが「楽しそう」に働くクリエイター達と触れ合うたびに、自ら「楽しむ」ことが大事である!と思うことにして前に進めた気がしています、今までとは違う「新しい働き方」の感覚と「楽しむ」とういうキーワード、それが重要であると確信できたのかもしれません。
明るく元気よくどこにでも進んで出しゃばるような昔の感覚を復活させることはできないかもしれませんが、「さあまだまだこれから!」と脳トレをしてみようと思います。
検証したい内容
◆空き家の問題
平成27年発表の「平成25年住宅・土地統計調査」(総務省統計局)では空き家件数は820万戸で全国の住戸の13.5%を占めているとある。
WEBサイトによると空き家の実態調査には調査機関や調査方法によって数値にばらつきがあるとの指摘もあるようだが、少子高齢化や人口集中などさまざまな要因が絡んでいて空き家が増加していくことは避けられない。
事実生まれ育った田舎の空き家は目に見えて増えているし、ここ5年10年で空き家になるであろう多くの住戸も想像に難くない。
さらに問題は小生の田舎の国道沿い、県道沿いは、すでに空き家を通り越して崩れかけている住戸が多くなっており、景観と近隣住民の環境や安全に悪影響を及ぼしていることです。
◆空き家バンクなど
地元の空き家バンクの登録住戸を参照してみましたが、土地付き一軒家が数百万円、賃貸で3万円から5万円となっていました、リフォームに値するかどうか疑問符の付くような物件にあまりにも高値が設定されているように思えました。
そもそも売れない!借りない!ような価格設定であり、所有者はエリアの田舎度高すぎる物件であることをもっと認識するべきではないのでしょうか?
WEBサイトには「0円物件」と紹介しているものも各地にありますが、固定資産税を払うくらいならということ?そうであれば再生へのハードルが低くなり移住者にも事業者にも再生利用にハードル低いと思います。この「0円物件」とはなんぞや?調査検証することであらたな発見があると思います。
WEBサイトで行政の取り組みを調査していると、特定空家に指定されると固定資産税が6倍になる!さらに解体の強制代執行の記載もありました。
◆中間報告としての進捗状況
実際本実験は現状WEBサイトやSNSを参照し、参加できるウェビナーから情報を得ようとしているだけで、中間時点としては乏しい進捗です。
空き家再生は、NPO法人・団体による活動や不動産会社による活動など「移住」「民宿」「ワーケーションスペース」「コワーキングスペース」としての活用事例がありました。
知りませんでしたが国土交通省のサイトに「11月はテレワーク月間」とあります。政府が進める働き方改革が進んで、企業も副業を認めるようになってきていますし、今後ワーケーションスペースとしての空き家再生は需要があると思われました。
◆気づいたこと
空き家問題は日本中で発生している行政も頭を抱える大問題であること。
都市圏から地方への移住機運は高まっていること。
新しい働き方でワーケーションなどの活用が進んでいること。
地方活性化という面ではやりがいのある案件であること。
これからの活動計画
◆ターゲット現る?
おっちゃんが田舎に帰省するとやっぱりおっちゃんが集まってくる、いわゆる幼馴染という関係ですね。本実験も「何ができる?」とか「どう検証する?」とかで方向を見いだせないままでしたが、このおっちゃん仲間と昭和な酒を酌み交わすことで、「この村に必要なものは?」というキーワードで語ることが多くなりました。
人口920人(2015年現在)の村で必要なものは何・・・?
隣村にはあるコインランドリー?コンビニ?遊漁船?民宿?などなど盛り上がりどれもハードル高いよなぁ・・・と笑うネタみたいになっていました、その中で現在休業している「旅館」が出てきました、そこから「俺たち還暦同窓会の集まりする場所無いぞ!」という話になりました。
思い起こせば町主催の20歳の成人式、今では遠い懐かしい思い出ですが式のあとに村の学校卒業者がこの旅館に集合して宴会を開催した場所でした。
◆これやってみるか?
・・・俺たち還暦祝いの集まりする場所無いぞ・・・この言葉がモヤっとしていた偏桃体に響いたような気がしました、確かに開催するとなると町内でも車で一山超えて25分の旅館か、市内のホテルなら車で35分ほどかかる場所まで移動することになります。(信号無いから距離数あります)
面白そうですが、家主や休業状態の詳細がわからないなあ!とつぶやくとその辺の間に入ってもいいぞ!という心強い言葉を酒の勢い?で言い出すものが現れる、それならやってみるか!とこちらも酒の勢いで言う始末、結果として今回の実験のターゲットを「旅館再生」にすることにしました。
◆やっぱり楽しむ!
新しい働き方のコアは「楽しむこと」と自身で位置付けたので、この活動を楽しむためにはどうしたら良いのか?自分のため、自分たちのため、目的が身近なのでやりがいがあることは間違いない!
「再生」をどういう形にするかを検証していくこととします。
すでに面白い!
◆スケジュール
10月
・プロジェクトメンバー徴集
・地権者交渉
11月
・営業形態ほか事業計画
必要なファクター
◆行動調査検証力
地権者は?
物件購入?賃借?
経営者は誰?
旅館業?業態変更?
継続営業?限定営業?
その他
◆仲間
地元で楽しめるメンバーを選定し徴集することとし、プロジェクトチームを立ち上げそこを核として活動します。各種専門性のある案件対応はメンバー個々のリレーションとWEBサイトを活かして収集します。
まとめ
粗削りな計画がスタートしただけで実動はこれからになりますが、この空き家再生実証を通してクリエイターとしての知見と経験を今後に活かせるよう努力します。
拙い文章ですがこうやってnoteに記事を書けるようになってきただけでも自身としてはかなり進化していると実感しています。