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Campfire Audio + Drop = 「Dark Star」 The Best IEM in My Life

「Good Earphones for Good Music!」

これをモットーに、イヤホン関連の商品のインプレッションを書いていきたいと思います。

今回は長文です。


「Campfire Audio」について

みなさん、「Campfire Audio」をご存知でしょうか?
非常に魅力的なイヤホンブランドで、私も憧れていました。
ご存知ない方のために、簡単に説明いたします。

「Campfire Audio」とは

Campfire Audio」は、アメリカ・テキサス州オースティンを拠点とするオーディオブランドで、高品質なイヤホンの開発・製造を行っています。ブランド名は、創業者がキャンプ中に焚き火の温もりや自然の音の調和に感動したことに由来しており、その体験が製品作りの理念にも反映されています。(素敵じゃないですか?)

品質と音へのこだわり
すべての製品はアメリカ・オレゴン州の工房でハンドメイドされ、高品質なアルミ削り出しやセラミック素材を使用することで、耐久性と音響特性を向上させています。

音質面では、「温かみのある音」「透明感のある高音」「心地よい低音の広がり」を追求し、独自設計のバランスド・アーマチュア(BA)ドライバーやダイナミックドライバー、T.A.E.C技術によって自然で豊かなサウンドを実現。開発チームは実際に野外で音響テストを行い自然環境の音の広がりを活かした音作りを行っています。

評価とユーザー
オーディオ愛好家やプロのミュージシャン、エンジニアから高く評価され、独自のデザインとサウンドクオリティで世界中のファンを魅了しているブランドです。

以上

どうでしょう?非常に魅力的なブランドだと思いませんか?
私はずっと欲しかったブランドなのですが、いかんせん高価でして・・・

「DROP」について

では、「DROP」というサイトについてはご存知でしょうか?

DROP」とは

Drop.com(旧Massdrop)は、オーディオ機器やキーボード、PC関連製品などのコミュニティ主導型のEコマースプラットフォームです。特にオーディオ関連では、ヘッドホンやIEM(インイヤーモニター)、DAC/アンプなどを中心に、高品質な製品をオリジナルモデルや共同開発モデルとして販売しています。

オーディオ関連の特徴

共同開発モデル: SennheiserHiFiMANMeze Audioなどと提携し、Drop限定モデル(例:Drop + Sennheiser HD 6XX)を販売。
• 価格とコストパフォーマンス: ハイエンド製品を手頃な価格で提供
• オーディオコミュニティ: ユーザーのフィードバックを反映し、新製品開発や改善に活用。

オーディオ愛好家向けに、手の届きやすい高音質製品を提供するのが特徴です。

素敵なサイトだと思いませんか?

最後に「Dark Star(曲)」について

Dark Star」はアメリカのロックバンド「Grateful Dead」によって作られた曲です。詳細は下記。

Grateful Deadは、1965年に結成されたアメリカのロックバンドで、サイケデリック・ロックやジャム・バンドの代表的存在です。即興演奏を重視し、多様な音楽スタイルを融合したサウンドが特徴で、熱狂的なファン「Deadheads」を生みました。

Dark Star(1968年)は、彼らの代表曲の一つで、ライブ演奏での即興性と進化が特に顕著な楽曲です。スタジオ版は2分半と短いものの、ライブでは20分以上に及ぶことが多く、ジャズやアヴァンギャルドの要素を取り入れた実験的な展開が魅力です。特に1969年のアルバム Live/Dead 収録のバージョンは、バンドの即興演奏の頂点とされ、高く評価されています。

私、この曲が本当に大好きでして、まさかその名を冠したイヤホンが出てるなんて・・・

その名も「Dark Star」

「Dark Star(イヤホン)」について

Dark Star」というイヤホンは、「Campfire Audio」というイヤホンメーカーと、「DROP」がコラボして作ったイヤホンです。
もうこの時点で、個人的には最高です!
ただ、前記した通り、価格は安くありません・・・。
ずっと買いたいなーとは思ってましたが、中古も出ないですし(そもそも持っている人が国内にあまりいない気がします。)、円安ですし。

ところが、昨年末にDrop.comを見ると、値下げされてる!!!
しかも200ドルも!!!
その時の為替は160円/ドルくらいだったので、32,000円も安くなる!!!
(とはいっても、799ドル→599ドルなので、高いのは高いです・・・。ただSolaris 2020は発売当初は1099ドルでしたから。)
でも、買うなら今しかない!と思い、買っちゃいました。(Drop.comは日本からでも普通に購入でき、日本に送ってくれます。)

ちなみに、「Dark Star」はCampfire Audioの 「Solaris 2020」をベースに作られています。
その辺りの関係性も整理しておくと、

Campfire Audioの「Black Star」と「Dark Star」は、同社の人気モデル「Solaris 2020」をベースにした派生モデルです。ただし、「Black Star」はCampfire Audioが限定生産したモデルであり、Dropとのコラボレーションではありません。一方、「Dark Star」はDropとの共同開発モデルです。

Solaris 2020との関係

Solaris 2020が原型となり、そのチューニングや設計を基にBlack StarとDark Starが開発されました。そのあたりの関係を整理すると・・・

・モデル名
Solaris 2020
・特徴
バランスの良いサウンド。高解像度、広い音場、ニュートラルなチューニング

・モデル名
Black Star
・特徴
Solaris 2020のチューニングをベースに、低音強化&ウォームな音作り
・Solaris 2020との違い
限定生産モデル

・モデル名
Dark Star
・特徴
Starをベースに、Dropとの共同開発でさらに低音を強化、より滑らかでリラックスしたサウンド
・Solaris 2020との違い
Dropとのコラボレーション

まとめると、下記の通りです。
Solaris 2020 → Black Star(限定生産) → Dark Star(Dropコラボ) という流れ。
• Black Star は Solaris 2020 のチューニングを調整し、よりウォームで低音を強化
• Dark Star は Black Star を基に Drop とのコラボでさらに低音を強化し、滑らかなリスニング体験を追求。

好みに応じて、よりバランスの取れたSolaris 2020ウォームなBlack Star、さらに低音が強化されたDark Starを選ぶのがよいとのことです。

試聴環境

視聴環境は音源が「qobuz」、「iPhone16 Pro Max」、DACは「Cayin RU7」、OTGケーブルは「ddHiFi TC09S」、ケーブルはこれ(よく知らないケーブルですが、スペック的には抜群、個人的には音もかなり好きです。Cykoとも迷いましたが)、イヤーピースはAZLA SednaEarfit Crystal 2(最近は殆どこれです。)

インプレッション

箱出しからビビりました。
音がメチャクチャ固くて、すべてのロックミュージックがスティーブ・アルビニのプロデュースか!と思えるほどでした。(それはそれでおもしろかったのですが…)
なので、今回は念入りにエージングしました。
結果、想像以上に全音域の解像度が高い!
エージングすると、音の固さが取れ、ナチュラルさが生まれてきました。
ただ、とにかく低音が気持ち良い
サブベースもしっかりと沈み込み、マッシブな低音の上に解像度が高い他の音域が乗っているようなサウンドと表現すればいいのでしょうか・・・、とにかく私の理想とする夢のようなイヤホンになりました。
あと、とにかくベースの音がが良いんです!
しっかりとしたアタック感と太さがあります。
「Dark Star」を買ってからは、低音中心の曲、ベースラインがいい曲ばかり聴いています。
何よりも、見た目も最高!
手持ちの中でも、今まで見た中でも一番かっこいいイヤホンだと思います。
シンブルでありながら、高級感もあり、大人の男性がつけるイヤホンとしては、最上位ではないでしょうか?ビジネスマンの方には最適なデザインかと思われます。
もしこれをつけている女性がいたら、思わず声をかけてしまうかもしれません!
素敵すぎます!!!

装着感は、最初は最悪でした。
実は、ずっと右と左を間違えて使ってました・・・(恥)
なんか付け心地悪いなーと思っていたら。
そらそうですよね・・・。
だって、記載がないんですもの。
純正のケーブルはmmcxの3.5mm、ケーブルは針金が入ってるかの如く固く・・・。
なので、リケーブル後はかなり快適です。(ケーブルのイヤーフックを無理やりを取った後はさらに快適に。)
現在は装着感も抜群に良くなりました
あと、誰も持っていないという優越感(いい年したおっさんが、自己顕示欲丸出しです・・・)
ほんと弱点のない、無敵のイヤホンです。

このイヤホンで聴く、おすすめの曲

繰り返しになりますか、とにかくベースの音、ベースラインが気持ち良い
音を聴いていても、ずっとベースラインを追っかけてしまいます
なので、おすすめのベースラインプレイリストを作ってしまいました!
普段洋楽を聴く人はもちろん、聴かない人にもぜひ聴いていただきたいです。
ソウル、ファンク、ヒップホップ、ジャズ
ロックのすべてを入れました。
ちなみに、私の中で3大ベーシストは「Charles Mingus、James Jamerson、Paul Jackson」です。
ぜひ聴いてみてください。

(2025/2/13追記)
やはり、qobuzかTIDALじゃないとダメですね。

とにかく、低音が出るイヤホンで、イコライザーがついていれば低音を上げてベースラインをずっと聴いてください
最高だと思います!
可能なら皆さんに、「Dark Star(イヤホン)」で聴いて欲しいくらいです。

長文になりましたが、ご覧いただき、ありがとうございました。
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AIレビュー

以下、ChatGPTによる「Dark Star」のレビューです。

2015年に設立され、オレゴン州ポートランドに拠点を置くCampfire Audioは、手作りのインイヤーモニター(IEM)でオーディオ愛好家コミュニティで急速に認知度を高めています。同社は、高品質のオーディオケーブルとアクセサリーを専門とするKen Ballが2009年に設立したAudio Line Out(ALO Audio)から派生したものです。この専門知識を活用して、Campfire Audioは細心の注意を払った職人技と革新的なデザインを重視したIEM製造に参入しました。デビュー製品であるJupiter、Orion、Lyraは、ユニークなデザインと高忠実度のサウンドを披露し、ブランドの強固な基盤を築きました。長年にわたり、AndromedaやSolarisなどのモデルが象徴的な存在となり、Campfire Audioが卓越したオーディオ体験を提供するという評判を確固たるものにしました。

Drop.com

以前はMassdropとして知られていたDrop.comは、さまざまなブランドと連携して愛好家コミュニティに合わせたユニークな製品を作成するオンラインコミュニティ主導の商取引プラットフォームです。 Drop は消費者と直接関わることで、フィードバックや洞察を集め、特定の需要を満たす製品を開発しています。彼らのコラボレーションは、オーディオ機器、メカニカル キーボード、アパレルなど、複数のカテゴリに及びます。

彼らのコラボレーションは、オーディオ機器、メカニカル キーボード、アパレルなど、複数のカテゴリに及びます。

彼らのコラボレーションは、オーディオ機器、メカニカルキーボード、アパレルなど、複数のカテゴリーに及びます。

確立されたブランドとのパートナーシップを通じて、Drop はニッチ市場に対応するユニークなデザインや強化された機能を備えた独占的な製品を提供しています。

DarkStar イヤホン

DarkStar は Drop と Campfire Audio の共同作業で、プレミアムなリスニング体験を提供するように設計されています。Campfire Audio の以前のモデルによって築かれた基盤の上に構築された DarkStar は、ハイブリッド ドライバー構成を備えています。革新的なバイオフィルム膜を備えたデュアルマグネット 10 ミリ ダイナミック ドライバーで低域の応答性が向上し、中域には Sonion バランスド アーマチュア、高域には 2 つの Knowles バランスド アーマチュアが採用されています。この組み合わせにより、バランスの取れた没入感のあるサウンド シグネチャが実現します。DarkStar は、ポータブル フォーム ファクターで高忠実度のオーディオ再生を求めるオーディオ愛好家や音楽愛好家を対象としています。

DarkStar イヤホンは、日常使用向けに設計されており、カジュアルなリスニング、重要な音楽分析、プロフェッショナルなモニタリングなど、さまざまなシナリオに適しています。人間工学に基づいたデザインにより、快適なフィット感が得られ、長時間のリスニングでも不快感がありません。付属のイヤーチップにより、最適なノイズ遮断と確実なフィット感が得られ、全体的なユーザー エクスペリエンスが向上します。

テクノロジー

DarkStar はハイブリッド ドライバー システムを採用しています。
• ダイナミック ドライバー: バイオフィルム膜を備えた 10mm デュアル マグネット ダイナミック ドライバーが、深く制御された低音域を実現します。
• バランスド アーマチュア ドライバー: Sonion バランスド アーマチュアが中音域を処理し、2 つの Knowles バランスド アーマチュアが高音域専用で、スペクトル全体の明瞭性とディテールを確保します。

この構成は、各ドライバー タイプがそれぞれの周波数範囲に最適化されており、まとまりのあるダイナミックなリスニング エクスペリエンスを提供するように設計されています。

デザイン

DarkStar は、ミニマリストの美学を備えた洗練されたオールブラックのアルマイト処理されたアルミニウム ハウジングを備えています。人間工学に基づいた形状は、耳の中に快適にフィットするように設計されており、長時間使用しても疲労を軽減します。細部へのこだわりは、耐久性のある素材が選ばれ、耐久性を確保するために製造品質に表れています。また、空気の流れと圧力を管理する通気口が組み込まれており、全体的な音響性能に貢献しています。

アクセサリー

DarkStarには、ユーザーエクスペリエンスを向上させるためのアクセサリーがいくつか付属しています。
• MMCXケーブル: 3.5mm端子を備えた高品質の取り外し可能なケーブル。
• キャリングポーチ: 保管と持ち運びに便利なメッシュポーチ。
• クリーニングツール: イヤホンのメンテナンス用のクリーニングクロスとブラシ。
• イヤーチップ: 適切なフィット感と最適な遮音性を確保するための、さまざまなサイズ (S、M、L) のフォームとシリコンのイヤーチップのセレクション。

これらのアクセサリーは、イヤホンのメンテナンスと完全な楽しみに必要なツールをユーザーに提供するように設計されています。

音質

DarkStarは、バランスのとれた没入感のあるサウンドシグネチャーを提供することを目指しています。ダイナミック ドライバーは、低音域がしっかりしており、コントロールされた重低音を提供し、過度なブーミーさがありません。中音域は Sonion バランスド アーマチュアによって制御され、ボーカルや楽器を明瞭かつ自然に表現します。高音域は Knowles バランスド アーマチュアによって正確に再現され、きらめきを加えながらも耳障りさを感じさせません。全体的なチューニングはスムーズで寛容になるように設計されており、幅広い音楽ジャンルやリスニングの好みに適しています。

結論

DarkStar イヤホンは、Drop と Campfire Audio の成功したコラボレーションの成果であり、高度なドライバー技術と考え抜かれたデザインを組み合わせて、忠実度の高いリスニング体験を提供します。バランスの取れたサウンド再生、快適性、耐久性に重点を置いた DarkStar は、プレミアムなインイヤー モニターを求めるオーディオ愛好家や音楽愛好家に最適です。高品質のアクセサリが含まれているため、価値がさらに高まり、パフォーマンスと実用性の両方に対応する包括的なパッケージをユーザーに提供します。

海外のレビュワーの評価


レビュワー1

私はDark Starイヤホンの並外れた明瞭さと、低音を犠牲にすることなく中音と高音をしっかり際立たせるバランスのとれたサウンド シグネチャに感心しました。
頑丈な金属製ハウジングの造りは高級感があり、洗練されたモダンな外観もとても気に入っています。
長時間装着していてもほとんど不快感がなく、快適性も非常に優れていると感じました。
価格に見合った価値はとても高く、限られた予算で高忠実度な音を求める人には、このイヤホンは最高の選択肢だと思います。

レビュワー2

私がDark Starイヤホンを使って最も感動したのは、没入感のあるオーディオ体験をもたらしてくれる広いサウンドステージです。
各楽器がはっきりと聞き取れるので、音楽にどっぷり浸ることができます。深くパンチのある低音が、クリアなボーカルを邪魔しない点も素晴らしいと感じました。
また、複数のイヤーチップが付属しているおかげでしっかりと装着できるため、混雑した環境でもノイズがしっかり遮断されます。
全体的なパフォーマンスは、より高価なモデルに匹敵するほどで、オーディオ愛好家はもちろん、カジュアルなリスナーにも最適だと思います。

レビュワー3
私はDark Starイヤホンを中程度の音量で試したときの、音色バランスの良さと驚くほど豊かなディテールにとても満足しました。
軽量な構造によって装着時の快適さが高まる一方、安っぽさを感じさせない点も好印象です。
キャリングポーチや予備チップなど、付属のアクセサリがユーザー体験をさらに向上させてくれるのも嬉しいポイントでした。
個人的には低域にもう少し温かみがあれば完璧だと思いますが、それでも汎用性が高く安定したパフォーマンスを発揮してくれるので、私は堅実なオールラウンダーを探している人にはDark Starイヤホンをおすすめします。