ドングル(型DAC)の背比べその4:「iBasso Audio DC07PRO」 (至高)
「Good Earphones for Good Music!」
これをモットーに、イヤホン関連の商品のインプレッションを書いていきたいと思います。
イントロダクション
現在、個人的に一番好きなDACは「iFi audio GO bar」です。
ただし、今回インプレッションする「iBasso Audio DC07PRO」も良いんですよね。
2つのDACの方向性が違うので、甲乙つけ難く、またそれがDACの面白いところです。
(最近はイヤホンよりDACに興味が・・・)
ドングル型DAC 「iBasso Audio DC07PRO」
中古でも28,000円程度と、決して安くはないDACです。
ただ、その値段の価値はあると個人的には思っています。
試聴
視聴環境は「iPhone16 Pro Max」、イヤホンは「NICEHCK Himalaya」、ケーブルは4.4mm「Nicehck AuKing2」、OTGケーブルは「ddHiFi TC07S」、イヤーピースは「Pentaconn COREIR」。
インプレッション
「iFi audio GO bar」を剛とするなら、「iBasso Audio DC07PRO」は柔。
とにかく高音質。
音が美しい。
最近イヤホンの環境が良くなってきたので、久々にジャズを聴く機会が増えました。
(ジャズの方がロックやポップよりも、音の良さに差が出ます。)
私が一番好きなアーティストは「Miles Davis」(トランペッター)です。
ご存知ない方に簡単に説明すると、ジャズの歴史で最も偉大なアーティスト。
ジャズの歴史は「Miles Davis」の歴史です。
私はインプレッションする際には、高音のチェックをするために、必ずMiles Davisのトランペットの「鳴り」を重視します。
ほとんどのDACはトランペットの高音を綺麗に出せません。
(音が割れます。)
ただ、「iBasso Audio DC07PRO」で聞くMiles Davisは別格。
とにかく、高音が美しい。どこまでも伸びる高音。決して音が割れない。
それだけで、私にとって価値が高いDACです。
ボリュームダイヤルも使いやすいです。
視聴した曲
So Near , So Far / Miles Davis
この記事を書いた後、「ゼンハイザー IE900」を購入し、このDACを使って下記楽曲を聴いてみました。
極上の体験でした。
空からMiles Davisのトランペットと、George Colemanのサックスが舞い降りてくるように音が聞こえました。
今まであまりピンとこなかった「音の定位感」という言葉も理解できました。
久々に音を聴いて心から感動しました。
ご覧いただき、ありがとうございました。
以下、「AI(Perplexity)による「iBasso Audio DC07PRO」説明です。
興味がある方は、ぜひご覧ください。
↓
iBasso Audio DC07PROについて、以下のような評価がされています
音質
全体的な音質
クアッドDAC構成により、優れた解像度とノイズレスで良質なサウンドを実現しています
中高音域の表現が特に素晴らしいとの評価があります
全体的に中立的でクリーンな音質で、わずかな暖かみが加わっています
低音
深くキレのある低音を再現します
サブベースは深く、テクスチャーがはっきりと感じられます
中音
中音域は自然で、男性ボーカルも女性ボーカルも適切に表現されます
楽器の分離が優れており、空間的な配置も正確です
高音
高音域は滑らかで詳細、よく伸びています
機能・操作性
0.96インチOLEDディスプレイを搭載し、各種設定やステータス確認が可
マルチファンクションダイヤルで音量調整や各種設定変更が可能
PCM 768kHz/32bit、DSD512までの再生に対応
デザイン・筐体
アルミ合金の一体成型筐体を採用し、高級感のあるデザイン
コンパクトなサイズながら高出力(430mW+430mW @32Ω)
技術面
広々としたサウンドステージを提供します
解像度が高く、複雑な楽曲でも細部まで表現できます
総じて、DC07PROは価格帯を考慮すると非常に優れた音質を提供し、500ドル級のDAPに匹敵する詳細さを持つとの評価もあります
中立的でクリーンな音質をベースに、わずかな暖かみを加えた音づくりが特徴的で、多くのリスナーに好まれる音質となっています。