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ボーカルが聞こえない時に確認するべき3つのポイント

みなさん、こんにちは!
ギタリスト兼ベーシストの航平です!

今日はバンド演奏でボーカルが聞こえない時に確認するべき点を
3つ紹介します!参考にしていただけると幸いです!

1.マイクの構え方,持ち方

声が聞こえてこないボーカリストさんに多いのが、
アナウンサーさんやイベントMCの方のように
マイクを立てて構えている方をよく見かけます。

Neven DivkovicによるPixabayからの画像

じつはこの構え方だとあまり声は入ってきません。

理想の構え方は、口の延長線上にマイクを持ってくることです。

PublicDomainPicturesによるPixabayからの画像

あと口とマイクはなるべく近づけたほうがより大きく声を拾ってくれます。

次に持ち方についてですが、多くの人は上記の画像のように持つので
あまり問題ではありませんが、たまにラッパーの方ようにマイクの網の部分を手で覆い被さるような持ち方をする方がいます。

Bruce EmmerlingによるPixabayからの画像

実はこういうマイクの網の部分を持つような持ち方はお勧めしません。
なぜならハウリングを起こしやすいからです。

~プロがマイクを離して歌うのはなぜ?~

テレビやライブでプロの方が声を張る時にマイクを口から遠ざけるのを
見たことがある人も多いでしょう。

あれはマイクの入力レベルをコントロールする為です。
離さずに歌ってしまうと、そこだけ妙に音が大きくなったり
場合によっては音が割れてしまうことがあります。

2.ステージにおける立ち位置

ライブハウスには自分の声やバンドメンバーの音を確認するための
モニタースピーカーがステージの足元に置いてあります。(通称転がし)

Holger SchuéによるPixabayからの画像

ステージで演奏する際はその音を聞いて演奏するのですが、
実は立ち位置によって全然聞こえ方が変わります。

そもそもスピーカーはスピーカーコーン(音の出る部分)の延長線上が
一番よく聞こえます。

つまりスピーカーの延長線上に自分の頭(耳)がある時が
一番声が聞きやすいと言えます。

逆に言えば、スピーカーの延長線上に自分の頭がこないと
自分の声が聞こえにくくなります

自分の声が聞こえにくい際はPAさんに要望を出す前に
自分の立ち位置を確認しましょう

3.モニターのバランス調整

SplitShireによるPixabayからの画像

自分の足元のモニターから返ってくる音のバランスが悪く歌いにくい時は
自分の声の返しをあげてもらうのではなく、今聞こえている中で一番大きい音を下げてもらうのも一つの手です

そうしたほうがステージ上で音が飽和しにくくなるので
歌いやすく且つハウリング等のトラブルも防ぐことができます

それでもバンドの音が大きい場合は、メンバーにお願いして
アンプの出音を下げてもらいましょう

おまけ~サウンドチェック時について~

サウンドチェックの時に歌う声ではなく
話し声でやってしまう人をたまに見かけますが、
出来ることなら歌う時と同じ声でチェックするのがおすすめです!

話し声と歌声では音量がだいぶ違うので、話し声でやってしまうと
せっかくのサウンドチェックもあまり意味がないものになってしまいます。

ウォーミングアップと思って思いっきり声を出してみましょう!


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