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徒然写真

少し時間があったので新幹線のホームをのぞいてみた。

ニコンS3をぶら下げて、それ以外は完全に手ぶらなので、「入場券で入った人」以外の何者でもない見え方だっただろう。

新幹線を見ると、またあの新幹線特有のドアが閉まるベルの音を聞くと、旅行に行きたくなってくる。
というか、どこって無くともとにかく乗りたくなってくる。

普通の駅とは全く違う雰囲気で、空港にいる感覚。
つい飛行機を撮ってしまうように、新幹線を撮る。

曇りでも少し明るい天気でISO400のフイルム。
まだまだ露出の感覚が掴めてない自分にとっては手探り状態だが、それがまたフイルムを使う尊さを感じさせる。真剣に考えて撮る事ができる。

新幹線って長いんだなぁ。

50mm f1.4 のレンズで、f5.6とf8に絞って撮影して回る。
ふらっと寄っただけあって、ダイヤなんて調べてるわけでもなく。先頭から最後の車両まで歩いてるうちに発車。慌ててシャッターを押す。没写真をいくつも出してしまった。

曲線と光沢感がいいんだろうなぁ。

実際の仕事や旅行での移動の時には、また違った感情を乗せて見えるのかもしれない。今は撮り歩きの気分で見てるから、「カッコいい」と童心に還ってるのだろう。

そんなワクワクした気分にもなり、また同時に露出の事を考えて撮影したりと、楽しく勉強できた気がする。
そもそも、正直、新幹線自体にあまり興味はなかったが、今回は真剣にまじまじと見て回ったと思う。

車ばかりじゃなく、たまには新幹線で旅行しようかな。
フイルム感度、明るさ、露出、もっと勉強したいな。
少し時間があった割に、大きな感覚を得た気分になった。

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