VOL.2 起業のファイナンス
これから、起業をされる方、特に若い世代の方で、ファイナンスに対する知識をお持ちの方は、少ないのではないでしょうか。
改めて読み直しましたが、特にオススメなのが、磯崎哲也氏、著書の「起業のファイナンス」です。
「資本政策」は後から、やり直すことができません。
若くて、視座の高いベンチャー起業の経営者が、「資本政策」に対する知識が足りなかったがゆえに、辛酸舐めることは、少なくないと思います。
自己資金で、事業をスタートさせ、その後も、外部からの調達を極力行わずに、自助努力で事業を運営できる会社は少ないです。視座が高く、事業の成長スピードを求める会社ほど、投資するお金も必要でしょう。
どのような資金調達の方法があって、どの選択肢が会社にとってベストなのか、経営者は判断する必要があります。その判断をする上で、非常に役立つのが本書です。
ビジネスの世界は、シビアで時に残酷な世界です。20代の起業家も、百戦錬磨の経営者も、同じ土俵で競い合っています。
「若いから」という言い訳は一切通用しません。
誤った判断をしたために、努力が報われない事や、社員を不幸にする事などザラにあります。
野心は持ちながら、でも、石橋をこれでもかと叩きまくって、渡る必要があるのです。
「前向きに、そして慎重に。」
最近、強く意識している、言葉です。
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