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カネフォラ種とは?

カネフォラ種とは主にインスタントコーヒーに使われる品種です。ロブスタとも呼ばれます。近年は高品質なロブスタ、ファインロブスタというのも出てきてます。ロブスタとは強いという意味です。その名の通り、アラビカ種よりも耐病性に優れ、低地でも栽培可能で、さらに収量も多いです。しかし、一般的にはカネフォラ種はアラビカ種より品質が劣るため安価です。

アラビカ種より歴史は浅く、19世紀末に東南アジアでさび病が流行した時、唯一全ての型のさび病に耐性を持つものとして見い出されました。それ以降、インドネシア、ベトナム、インドなどを中心に栽培されてます。

カネフォラ種の原産地は中央アフリカで、西アフリカから中央アフリカ高地までの広い範囲に自生し、標高250〜1500mの比較的多雨な環境が適してます。

アラビカ種と比べ、生豆のショ糖や油分の含有量が少なく、珈琲の酸味や香りが劣ります。またロブスタ臭と呼ばれる土臭い感じもあります。
一方で苦みのもととなるクロロゲン酸やカフェインが多いので苦みやコクはあります。珈琲の生産量の3割がカネフォラ種です。

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