リベリカ種とは?
珈琲の三原種と呼ばれるのは、アラビカ種、カネフォラ種、そしてリベリカ種です。
リベリカ種は西アフリカのリベリアで最初に見つかり、カネフォラ種より少し前からインドネシアで栽培されてました。
苦みが強く、品質はアラビカ種に劣ります。耐病性はアラビカ種とカネフォラ種の中間くらいで一部のさび病には抵抗性を持ちます。
リベリカ種の生産量はごくわずかでほとんど出回っていません。しかし、西アフリカやフィリピン、マレーシアの一部で栽培されており、ブラジルなどにも「デウェブレイ」というリベリカ種の変種が見られます。
また、世界各国の農業試験場でも研究、育種のために栽培されています。しかし、商業的に栽培している例はあまりありません。