たばこについて思うこと10(最近の話題)

情報番組で、議員会館での喫煙が横行しているとされる問題について取り上げられたようだ。4月施行の改正健康増進法で国会議員に割り当てられた議員会館の自室でも喫煙することは違法とのこと。

ひとつは、新健康増進法により、議員会館の自室でも喫煙することは違法とされたことは大いに評価できるということ。一方で、法律を作る立場の人間が、法律を守らないという状況が横行していることについては、議員は特権階級だとでも言わんばかりで何を履き違えているのか呆れるばかりであるということ。これは、これまでの一般の喫煙家にも同じことが言えていたように思う。しかし、昨今、公共施設を中心に人が集まるところでは、殆ど煙草を吸うことはできなくなっており、多くの愛煙家がその状況を受け入れていると思われる。しかしながら、喫煙議員には一般の常識すらないと言わざるを得ないのは、残念な限りである。

また、番組では、執務室で喫煙している議員を公表しなかったようだが、何を守ろうとしているのか甚だ疑問である。この法律違反の罰則の程は知らないし調べようとも思わないが、大して厳しいものではないのだと思う。であればあるほど、国民が真摯に法律を遵守することが求められることは言うまでもない。今回のケースでは、国民に範を示さなければならない立場の国会議員であるがゆえに、名前と顔写真を公表するくらいのことはして欲しかった。

最近では、煽り運転のドライブレコーダの記録や、強盗の現場の防犯カメラの記録が多く残っており、ニュースでもよく取り上げられているが、ここでも、顔を伏せて報道されるのは、何故なのだろう。個人的には、どんどん顔を出せば、こういった犯罪の抑制にも繋がるのではないかと考える。人権だとかを前面に出すのであれば、寧ろ被害者の顔写真にこそぼかしを入れるなどの配慮が必要なのではないかと思うのである。

これらについて、理由などよくご存知の方がおられるなら、説明いただきたいと思うのは私だけだろうか。

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