エンジニアのスキルについて
エンジニアをプロジェクトに参画させる際、選定の基準は主に2つあります
スキル
コミュニケーション力」
「スキル」に関しては、主にハードスキルを指し、これまでの経歴や経験、スキルセットを基に判断します
一方で、「コミュニケーション力」はやや抽象的ですが、情報伝達の正確さや、タイムマネジメント、協調力などのソフトスキルを含んでいます
ソフトスキルの評価は難しいものです。ハードスキルが優れていても、プロジェクトを進める中で、プロジェクトマネージャ(PM)からエンジニアに対する以下のような声が上がることがあります
遅刻や休みが多い
実装はできても仕様の検討や理解が足りない
調査に時間がかかりすぎる
知りたいことを端的に聞けない
PMとエンジニアは、役割やマインドセットが異なるため、一概にエンジニアの責任だけではありません。
しかし、できるエンジニアだとソフトスキルも高いことは事実
チームメンバーに対してわかりやすいドキュメントを作成したり、積極的に開発を進める姿勢が見られます
この違いが生まれる一因として、要件定義フェーズでの仕様検討に参加経験のあるエンジニアが少ないことが挙げられます。ビジネスサイドやクライアントとの会話では、技術的な詳細よりもビジネスライクなコミュニケーションが求められます。しかし、エンジニアは詳細に説明しすぎる傾向があり、情報過多で理解しづらくなることがあります
このような背景から、PMは「エンジニアには実装だけを任せた方が良い」と判断し、業界全体で要件定義フェーズに参加した経験のあるエンジニアが少ないという状況が生まれています。これにより、エンジニアは必要なソフトスキルを身につける機会を逃してしまいます
もちろん、これは単に役割の違いからくるものですが、ChatGPTの登場により、今後ソフトスキルが開発の中でより重要になると予想されます
なのでプライム案件を扱っている弊社では、これまで以上にエンジニアがソフトスキルも身につけられるよう取り組んでいます!