
純セレブスピーカーで最高の音を目指す Vol4 【純セレブオーディオへの道】
こんにちは、井川(twitter @ikawa611)です。
早いもので、純セレブスピーカーが誕生してから既に4年以上経過しているという事実に驚きが隠せません。私も2018年の11月から純セレブスピーカー製作を始め、3年後に現在愛用しているスピーカーを完成させました。その設計思想については過去にnoteにしています。
それ以降はスピーカーを全く作らなくなってしまいました。これは純セレブスピーカーに飽きたとかでは全くなく、今使っているものに心から満足してしまったため、それ以上の探求に対して心が動かなくなったためです。
そういうわけで、前回noteを投稿してからかなりの時間が空いてしまいました。今回はスピーカー本体以外の『オーディオ』について考えていきたいと思います。スピーカーにおいては『純セレブスピーカー』という全く新しいものが出現し、オーディオの価値観を全く新しいものに変えてしまいました。これに同意するのは一部の純セレブスピーカー愛用者に限られるでしょうが、純セレブスピーカーの出現によって与えられた個々人への影響は果てしなく大きいと思います。少なくとも私は純セレブスピーカーによって生き方全体に大きく考え方を変えられました。
一方、残念なことに純セレブスピーカーのような全く新しい『純セレブアンプ』や『純セレブケーブル』のようなものは出現していないというのが現状です。今後こういったものが生み出され、『純セレブオーディオ』と呼べるものが誕生することに期待したいです。
しかしオーディオの世界は奥が深く、様々な人達が様々な探求を行ってきたために純セレブ的な方法論もたくさんあり、その中から私が実際に実験して効果があったものをnoteとしてまとめておこうと思います。そのため本noteの内容は私が発見したものはごく一部に過ぎず、過去のオーディオの知恵を純セレブ的に活かすといった内容になります。これを暫定的に『純セレブオーディオ』としますが、先ほど述べたように全く新しい『純セレブオーディオ』の誕生にも期待しています。
本noteでは「100万円のアンプを買ったら音が良くなった」といったものではなく、「こういう工夫で音が良くなった」といったお金があんまりかからない方法を紹介します。そのためお金自体は問題ではないのでが、手間や管理を考えると現実的ではないものもあるため、前半では万人にオススメできる内容、後半ではかなり拘った内容に分けて紹介します。私が実際に使用しているのは前半の内容のみになりますが、かなり満足できる音が出ているため、前半部分だけでも十分かなと思います。
【万人にオススメ】
オーディオにおいて「音質とお金はトレードオフ」といったイメージがありますが、それよりも重要なのが「音質と手間、管理はトレードオフ」だと私は考えています。音が良いことに越したことはありませんが、手間や管理が増えて純セレブスピーカーを聴く機会が減っては本末転倒です。私もかなり拘った方法を色々試しましたが、やはり気楽に聴けるのが重要だと思い、良いぐらいのバランスを探してきました。そして最近になり、音質と手間、管理の少なさの良い具合が分かってきたので、それを紹介します。
【アンプ】
基本的には癖の少ないアンプで癖の少ない音を純セレブスピーカーから出力することを方針として選ぶのが良いと思います。後述しますが、電源をバッテリーにすることがかなり重要なため、安価なデジタルアンプが好ましいです。既に家にこういったものがあればそれでいい気がします。またbluetoothがついていると活用な幅が広がります。一般に以下のアンプが定番としてオススメされています。
この製品に「アンプ」は付属していません。
— 純セレブ堂 (@PurecelebSound) November 17, 2019
純セレブスピーカーを慣らすために新たにアンプをご購入される場合、安くて手軽な製品として、↓このアンプをお勧めしています。https://t.co/mZI3TT4VDA
(接続方法は、組立説明書に記されています)
このアンプは純セレブスピーカーと電池駆動前提だと本当に良い。我が家ではメインアンプ。
— ikawa tomoki (@ikawa611) January 20, 2021
小型ゆえシンプルな構造で音が素直なこと、
電池の場合はデメリットしかない電源ノイズ対策部分がおそらくないのが効いてる気がしてる。 https://t.co/pR2j73KAiZ
値段も手ごろかつ、bluetooth接続可能なことや、コンパクトサイズであること、入力が前面にステレオミニがついているなどの利便性面も優れており、音も素直で純セレブスピーカーとも相性が良いです。
あまり知られていないのですがこのアンプには新型があり、今から購入するならば新型の方を強く推します。
こちらのアンプは旧型からチップが新しくなっています。旧型はtpa3116d2という他の格安中華アンプでよく見るチップなのですが、こちらは新型のチップであるtpa3221というチップに変わっています。tpa3221の方が「音質が良い(と言われている)」「省電力性の向上」といったメリットがあります。省電力性が向上したことは、バッテリー駆動時に充電の手間削減にも繋がるので重要です。また旧アンプでは「起動時に女声アナウンスが鳴る」「バックグラウンドで『サー』というノイズが鳴る』といった問題点があったのでうが、新型ではその問題が解決されています。
定番アンプの新型を購入して試しています。
— ikawa tomoki (@ikawa611) May 15, 2021
新型の方が音の素直さはそのままに立体感や重厚感を感じるので正当進化してきたなという感じ。
ただ旧型の定番アンプの方も悪くない。若干の雑味がありつつもストレートに音を増幅してくれている感じがする。
僕は新型に入れ替える。#純セレブスピーカー https://t.co/Liji0xx1wE pic.twitter.com/jFuRycjqgV
新型の方はあの鬱陶しいアナウンス音声が鳴らないのが素晴らしい。(長いことあの女声聴いていたので寂しい気もする笑)
— ikawa tomoki (@ikawa611) May 15, 2021
ACアダプタとアンプ本体しか入っておらず、あの音の悪い赤いケーブル入っていなかった。#純セレブスピーカー
Nobsoundのこの系統のアンプは内部配線やパーツの数がかなり少ないシンプルな構成かつ重量が軽いので個人的には更に高いアンプよりも音質的に有利な感じがしている。(電池駆動の場合)
— ikawa tomoki (@ikawa611) May 15, 2021
今回新型はチップが変わっただけで、上記のメリットはそのままだったのが良かったと思う #純セレブスピーカー
2ヶ月くらい使ってみましたが、このアンプにはかなり満足しています。#純セレブスピーカー https://t.co/UkclKhkV44
— ikawa tomoki (@ikawa611) July 25, 2021
更に高額なアンプもありますが、特にバッテリー駆動のときは余計な回路や接点、ノイズ対策が少ない方が音がダイレクトに出る感じがして好ましく感じるため、Nobsoundのものが割と合っている感じがします。
【バッテリー駆動】
ここが純セレブオーディオにおいて一番の肝ではないかと思っています。
オーディオ機器というものは、どのような電源から電力を供給するかによって別物かと思うくらい音を変えます。壁コンセントから電源をとった場合には、発電所から家にくるまでの経路、他の家電や家庭で電気使用状態、100vからアンプに必要な電圧に変圧時のノイズなどの音質劣化要因が多数存在するため音が悪くなります。そのためバッテリーなどの独立した電源で駆動することが望ましいわけです。詳しい内容は過去にnoteにしたため、こちらをお読み下さい。
電池駆動によって感動するくらい音が良くなるのですが、いくつか問題点もあります。電池を充電することがかなり面倒であること、充電池の経年劣化、また電池の取り扱いミスによる火災リスク、電池ボックスの改造の手間などがありました。このあたりの事情は安冨さんの記事を読むと詳しく書いてあるため参考になります。
そのため、一般的にオススメしやすいのは12v出力のついたポータブル電源ということになります。純セレブスピーカー用と考えるのであれば必ずdc12v出力のついたものを選ぶ必要があります。ポータブル電源の100vコンセントから電気をとると、バッテリーの電圧を100vに変圧して、さらにアンプ用に12vに変圧するacアダプターがはさまり、変圧ノイズと接点増加の音質劣化要因となります。
元々私はポータブル電源に関しては懐疑的でした。なぜなら、ポータブル電源から12v出力をとった場合でも、ポータブル電源内のバッテリーの元電圧がいくら調べても分からなかったため、結局12vへの変圧回路を経由して音が劣化する可能性があるのではないかと思っていたためです。また、ポータブル電源は値段が高く、物理的にも大きいのがネックに感じていました。ポータブル電源関連の事情も上記のnoteに書いています。
そんな中で良さげなものがamazonにあるのを発見し、購入して電池と比べて問題ないレベルなら手間を考えて入れ替えようと考えていました。
最近充電池の管理の手間や、たまに充電がうまくいかない問題があるため、12v出力のできるポータブル電源の購入を検討中。
— ikawa tomoki (@ikawa611) November 25, 2021
ある程度は電池の方が音は良いのではないかと予想しているけど利便性は大事。
ポータブル電源ならケーブル配線もごちゃつかないし、充電などの管理も楽そう。
amazonで12v出力のあるモバイルバッテリー、プロケーブルで非メッキのdcケーブルを注文した。
— ikawa tomoki (@ikawa611) November 26, 2021
試してみて大丈夫そうだったら電池と入れ替える。 https://t.co/2ZzDAmOfkQ
【気楽に使えるバッテリー電源】
— ikawa tomoki (@ikawa611) November 27, 2021
充電池の調子が悪いのと利便性向上のために12vのモバイルバッテリーを購入。電源ケーブルなども変わってしまったため電池との対象比較はできないが、バッテリー電源としての良さは充分出ている。音質に満足いくレベルなので電池から乗り換えます。#純セレブスピーカー https://t.co/jVLKogG4NT pic.twitter.com/4DoD3p3pzM
5千円代という安価な値段かつusb-cでの充電ができ、小型で取り回しが良いという点で、電池などが億劫な人でもバッテリー電源への挑戦も簡単なのも魅力的。
— ikawa tomoki (@ikawa611) November 27, 2021
付属品としてアンプに繋ぐためのdcケーブルもついているので、購入するだけでバッテリー電源を使うことができる。#純セレブスピーカー
1年前探したときはこんなに気楽な12vバッテリー見当たらなかったからいい商品が出てきたなあ。
— ikawa tomoki (@ikawa611) November 27, 2021
アンプの駆動にしか使わないから、ポータブル電源だと機能が多すぎて、大きさや値段がネックで手を出せていなかった。
電池を変えて音を変化させる楽しみはなくなってしまったw。#純セレブスピーカー
電池はとても音が良いのですが、管理が手間なので僕も辞めてしまいました。
— ikawa tomoki (@ikawa611) February 28, 2022
6000円くらいでdcプラグから12v出力できるバッテリーを見つけたので使用していますが、体感的には電池と遜色ない感じがしてます。#純セレブスピーカー https://t.co/P5QJUgCvVM pic.twitter.com/jwwmqqUrZg
このバッテリーは大当たりでした。音質的にも電池と比較して問題なく、usb-cで充電可能かつ小型で、バッテリー持ちも体感ですが1週間ヘビーに使ったら充電するかなくらいです。このバッテリーに交換して以降充電関連に煩わしさから完全に開放されました。またこのバッテリーであれば手軽に導入できるため、後述する方法の実践が現実的な範囲になります。
前述のnoteにも書いていますが、バッテリーとアンプ間のケーブルを交換することもかなり効果があります。付属品でもそれなりに良いのですが、プロケーブルの非メッキケーブルにすると高音域のトゲトゲしさが軽減して自然な感じになります。
【スピーカーケーブル】
変に拘るよりもホームセンターで売っているような赤黒の普通の銅線が無難な音を出してくれるので良い気がします。
ケーブルは長くなるとケーブルの音の特性が強く出るため、素直な音を出したい場合は普通のケーブルを短距離で接続すると良いと思われます。
純セレブスピーカーのスピーカーケーブルは極力短い方がいい気がします。
— ikawa tomoki (@ikawa611) February 27, 2019
実用上の理由以外で長くするのは「高級ケーブルを長く引いてケーブルの特性を音にしっかと載せる」「ツイーターとウーファーの音のバランスをとる」と理解していますが、比較的小型のフルレンジで作るので短い方がいいかな。
現在使ってるae線を2mから70cmくらいまで一気に切った時に、低音がしっかり出てくるようなって、ベールが剥がれたような感じになったので。
— ikawa tomoki (@ikawa611) February 27, 2019
フルレンジ以外だとツイーターかウーファーの音のどちらかが過剰になってしまうかもしれません。
このユニットとこのダルマ純セレブスピーカーの組み合わせ、以前は音が内部で飽和してイマイチだと感じていたけど、スピーカーケーブルの長さが原因だった。以前は極力短く(50cmくらい)から余裕をもった長さ(1m50cmくらい)に変更したらバランスがとれてめっちゃ好きな音になった。 pic.twitter.com/7nuc56fxL9
— ikawa tomoki (@ikawa611) March 21, 2019
最近はスピーカーの位置が固定されてきたのでスピーカーケーブルを大幅に切って半分くらい短くした。ケーブルの影響を小さくするために純セレブスピーカーにおいてはスピーカーケーブルは短いほうがいいと個人的には思う。 pic.twitter.com/riHj9HeEVB
— ikawa tomoki (@ikawa611) January 9, 2020
スピーカーケーブルを可能な限り短くした。音の鮮度や力強さが上がった。
— ikawa tomoki (@ikawa611) November 20, 2020
やはりスピーカーケーブルは可能な限り短距離接続を前提にして太さの方を調整して音の焦点合わせをするのが良いな。#純セレブスピーカー pic.twitter.com/sQ7LtN2Uhf
また太いケーブルもあまり合わない感じがしています。これはスピーカーの長さやユニット、アンプ、電源など様々な要因が関与するので一概にはなんとも言えないのですが、0.8mmくらいまでの太さに抑えておくくらいがちょうど良い感じがしています。
《音の焦点》
— ikawa tomoki (@ikawa611) February 13, 2020
スピーカーケーブルの太さを1mmのものに変更したら音が悪かったので0.5mmのものを試したらドンピシャ。
ダイソーユニットとap05のような小出力アンプの超短距離接続だと1mmどころか他に試した0.8mmあたりでも太すぎて音が合わないことが分かった。#純セレブスピーカー pic.twitter.com/xjcZnhMFCJ
【音楽プレイヤー】
これも極端な高性能を求めるよりも、素直なしっかりした音を出すものを選ぶとよいです。また音楽プレイヤーは何を使うかによって利便性も大きく変わってきます。家に余っている音楽プレイヤーやスマホ、タブレットがあり、その音に問題がなければそれで良いと思います。
個人的にはイヤホンジャックのついたapple製品の音は純セレブスピーカーと相性が良い感じがしています。androidスマホや、オーディオ用の音楽プレイヤー、DACなど多少試しましたが、appleの音が一番自然に聴こえました。一方でオーディオ用音楽プレイヤーやDACは純セレブスピーカーに繋ぐと違和感のある音が出るものもあり、お金を出して色々試すわけにもいかないですし、あんまり興味がないのでスルーしています。特にDACを導入すると、機材が増えて利便性が落ちるのが微妙。
純セレブスピーカーオーディオ、アンプは個人的に定まったけど、音源部分のプレイヤーやらdacやらはiphoneやipadではなくオーディオ用として作られたしっかりしたものの方がいいのかどうか試すために友達にfiio x5 3rdというプレイヤーを借りて実験。
— ikawa tomoki (@ikawa611) May 18, 2019
このプレイヤーは以前自分でも所有したことがある pic.twitter.com/eqBcVgzhVC
Apple系とオーディオ用のものでは全く音が違う。ただdacチップが新しいからグレードが違うとかは全然感じない。
— ikawa tomoki (@ikawa611) May 18, 2019
オーディオ用のはオーディオとして追い込んであるからか作為的な部分を良くも悪くも感じる。
Appleの方は別に解像度が高いわけでもないけど、メインの音を普通に聞ける。
うちのシステムは超安いアンプに小型のフルレンジ一発なので、dac性能を上げて解像度やらをよくするのがあんまり意味がなく、むしろうまくはまらないパターンかな。
— ikawa tomoki (@ikawa611) May 18, 2019
ツーウェイとかに分けてるタイプのスピーカーとかだと、良いdacで解像度を上げて微かなニュアンスを拾っていくとかがあうんだろうけど
純セレブスピーカーはフルレンジ一発で普通に聴ければいいかなと思ってるので今のところ自分はipadとかの音が好きかな。
— ikawa tomoki (@ikawa611) May 18, 2019
ただイヤホンで聴くときも、色々なdapやらポタアンを試して結局自分はiphoneに落ち着いたから、純セレにあってるかどうかより自分にあってるだけかもしらんけど。
androidスマホに関しては割と良い感じがしますが、ものによってバラツキが激しいのでなんとも言えません。また強制的にプログラムでイコライザーをかけているスマホもあり、その場合は音が最悪になります。
最近予備のスマホを購入し、普段は使用しないので用途を考えていたところ、イヤホンジャックからの出音が悪くなかったので音楽再生用に利用することにした。
— ikawa tomoki (@ikawa611) February 28, 2022
色々試したが、個人的には『純セレブスピーカー』『バッテリー電源』は必須。ケーブルやアンプ、プレイヤーは普通の音なら何でも良い感じ。 pic.twitter.com/ryYpnppLzc
新しく買ったスマホが内蔵スピーカーでもbluetoothでもイヤホンジャックでも強制的にイコライザーをかける仕様で最悪だった。
— ikawa tomoki (@ikawa611) May 29, 2022
なぜこんなに弄った音を強制してくるのだろう。
もはや誰も自然な音など求めていないから、ぱっと聞き迫力あるように聞こえるものが主流になってきたのかな。。。
スマホ本体だけではイコライザーアプリを削除したり無効化したりができない仕様だった。
— ikawa tomoki (@ikawa611) May 29, 2022
そのため、パソコンで『USBデバックモード』『コマンドプロンプト』『adb環境』なるものを使うことで無理やり削除した。
もし削除できなかったら、購入1日で売却するところだった。
ほんとにやめてほしい。
apple製品の中でも個人的にオススメなのは「イヤホンジャックのついたipad」です。ipadの場合タブレットなので起動が爆速かつ、バッテリーが多いため音楽再生ではほとんど減らない。大きな画面で選曲しやすく、今の時代使用機会の多い音楽サブスクも手軽に使えるなどのメリットがあります。現在はipad mini5を純セレブスピーカー専用に購入して使っていますが、ものすごく快適です。
個人的にはipadと純セレブスピーカーの組み合わせはめちゃくちゃいいと思う。
— ikawa tomoki (@ikawa611) August 16, 2019
イヤホンジャックのあるapple製品の音質が個人的に好きというのもあるけど、月数千円でspotifyやnetflixなどに入って、iPadと純セレを組み合わせるだけでとてつもない数のコンテンツを安価に良質な環境で楽しめるので。
最近、純セレブスピーカーの再生専用にiPad mini 5を購入して使っています。
— ikawa tomoki (@ikawa611) July 1, 2022
やはりiPad のイヤホンジャックの音は結構好きです。
また音楽再生のみならばバッテリーもあまり減らないし、サブスクも快適。
円安の影響を見越して早めに買っておいたら、昨日iPad も値上がりしてましたね。 pic.twitter.com/cdfFwyRXCp
【ラインケーブル】
音楽プレイヤーからアンプに繋ぐケーブルですが、よっぽど低品質なものでなく、普通に素直な音でしっくりくるならなんでもいいと思います。低品質なものとしては、定番アンプの付属品のケーブルなどです。
付属ケーブル。
— ikawa tomoki (@ikawa611) July 20, 2019
流石にショボすぎるので変えたら激変。 pic.twitter.com/i5TPyIdUbi
普通に電気屋やamazonで売っている安いケーブルはたまにはずれがありますが割と優れモノです。
少し拘るのであれば、プロケーブルで売っているプロ用のケーブルは割と良いです。これ以上を求めるなら自作に手を出したほうがいいかなと思っています。プロケーブルではベルデンのケーブルを激推ししていますが、鈴メッキ加工をしているため少々癖を感じます。個人的なオススメは「モガミ2549」です。非常に標準的なプロ用ケーブルです。このケーブルに出会ってからはこればっかり使っています。
ステレオミニプラグの場合の購入ページは下記
プロ用のケーブルはsoundhouseなどでケーブルのみで販売もしているため、プラグとケーブルを買って自分で自作するとかなり安上がりです。
サウンドハウスからケーブルとプラグが届いたので自作していく pic.twitter.com/shkaABjQg7
— ikawa tomoki (@ikawa611) February 23, 2021
ケーブルが完成しました。オヤイデのプロ用ケーブル『QAC-222』にノイトリックのミニプラグで作成。音出し問題なし!
— ikawa tomoki (@ikawa611) February 23, 2021
現在使ってるモガミ2549と聴き比べて、こっちのほうが良ければ入れ替える。 https://t.co/UBVoICGq7o pic.twitter.com/neEUxPo5ej
以前もステレオミニのケーブルの自作やったことあったけど、すごい細かい半田付けが必要で大変だった。
— ikawa tomoki (@ikawa611) February 23, 2021
でも既製品買うより全然安価で手に入る。
一方でこんなに大変なら既製品を注文する価値もあるなとも思った。
【オーディオ機材の設置方法】
スピーカーの置き方で音が変わるというのはよくあるある話ですが、オーディオ機材も置き方で音が微妙に変わります。これに関してはオカルトだと思っていたのですが、実際に実験してみて変化を感じたため色々試してみました。置き方に関しても様々の方法論や考え方があり、沼がとても深いのですが、簡易的な実験をする中である程度方向性が見えたため報告しておきます。しかもこれに必要なお金はほぼ0円です。
まず実験して分かったことは、機材下に敷くインシュレーターの種類の特性が音に乗ってくるということです。金属を挟むと金属的な音に、ゴムを挟むとゴムっぽい音といった具合です。そのため魔法で空中浮遊しているような状態ならばそういった影響は受けませんが、現実的ではありません。またベタ置きもインシュレーターなしに比べると微妙な感じがしますし、結局置く場所の素材の音の影響を受けます。すなわちインシュレーターの影響を受けることは不可避です。そこで純セレブスピーカーに合うオーディオ機材用のインシュレーターは何かと考えた結果思いついたのが『紙』です。冗談みたいな話ですが、インシュレーターの素材の音に影響を受けるのが不可避ならば、影響を受けても問題のない素材にすればよいという考えです。『紙』のインシュレーターの影響を受けたところで純セレブスピーカーは紙の音を発しているため完璧に吸収され一体化して調和します。実際にほかのインシュレーターを使った場合に比べて違和感が少ない、それどころか違和感がないです。私は半紙を畳んで小さくしたものを両面テープでアンプなどにつけています。また、なんとなく床に直置きではなく、ホームセンターに売ってる100円くらいの木材をオーディオボードにしていますが、これもなんとなく良いです。現在はアンプとバッテリーはこの置き方にして使っています。
アンプの置き方で音が変わるっていう話、オカルトとまで言わないけどそんなに変化ないんじゃないかと思ってたけどマジだったw
— ikawa tomoki (@ikawa611) January 14, 2021
色々試した結果良い置き方も発見した。
【アンプのインシュレーター】
— ikawa tomoki (@ikawa611) January 14, 2021
機材の置き方で音が変わるというのはマニアの中では定説になっています。そこで色々と実験してみたところ、純セレと格安アンプの組み合わせでは半紙(和紙)を丸めたり、畳んだものをインシュレーターにすると音がかなり良くなることが分かりました。#純セレブスピーカー https://t.co/hZRMA8ddvh pic.twitter.com/O91HC37Mcg
機材は微細に振動しているため、置き場やインシュレーターの種類によって音が変わるらしい。直置きだと置いた場所の特性が出つつ、少し抜けが悪い。ゴムは真面目な音になるが響きが弱い。木や金属はそれぞれの響きが音に乗る。一通り試したがどれも一長一短で違和感が残る結果に。#純セレブスピーカー
— ikawa tomoki (@ikawa611) January 14, 2021
スピーカーの素材と同種の半紙を試すと、違和感ない優れた音に。
— ikawa tomoki (@ikawa611) January 14, 2021
おそらく半紙の特性が音に乗っても、そもそもスピーカーに紙を大量に使っているため混ざっても違和感が出ないことと、半紙は帯電しないため電気的に余計なことが起きないから良いのだと思われる。#純セレブスピーカー
家にトラバーチンという素材の固くて厚いボードがあったことを思い出して、アンプ下の木材と入れ替え実験をした。石の硬い音の癖が出てしっくりこなかったためホームセンターで100円くらいで買った木のボードに戻した。 https://t.co/JodZTIoUj3
— ikawa tomoki (@ikawa611) January 29, 2021
電池ボックスも置き場で音が微妙に違うことを確認したので、半紙を畳んだものを4隅にインシュレーターとして入れた。
— ikawa tomoki (@ikawa611) January 29, 2021
音楽プレーヤーとして使っているipadもケースなしで適切置くと微妙に音が良くなる感じがしたが、使い勝手重視で普通にケースつけて床に直置きのまま。
iPadも利便性の都合がついたのでケースを外して裸運用にした。ホームセンターで買った数百円の木のボードの上に折り畳んだ半紙をインシュレーターにして設置。ケースありで床直よりはこちらの方が良い感じがする。
— ikawa tomoki (@ikawa611) February 2, 2021
普通の木のボードと紙インシュの組み合わせは純セレブスピーカーと相性が良いと思う。 https://t.co/mwvKFoiULe pic.twitter.com/DKIRAaMDm7
スピーカーも機材もゆるっとふわっと浮かせている。音を変にせず振動をうまく制御していくというのはとても難しい、ならいっそのこと全部豊かに振動してもらおうという純セレブ理論。
— ikawa tomoki (@ikawa611) February 18, 2021
スピーカーの下はスポンジで更にその下はぬいぐるみ。機材の下は半紙。開放感のある音になる。#純セレブスピーカー pic.twitter.com/W9BDNgJuFe
【Androidプロジェクター(余談1)】
プロジェクターを導入しました!
— ikawa tomoki (@ikawa611) April 16, 2022
音はもちろん純セレブスピーカーから。
これからは映像コンテンツも楽しく見れるぞ。 pic.twitter.com/4ZEYeTpQym
中華アンプ内蔵のBluetoothはそんなに音が良いわけではないので、個人的には音楽再生では使わないのですが、プロジェクターで映像コンテンツを見るときはそんなに細かい音質は気にならないので、無線でとても便利。#純セレブスピーカ https://t.co/zPSxCBk5jP
— ikawa tomoki (@ikawa611) May 22, 2022
android内蔵のプロジェクターを購入して、純セレブスピーカーから音を出して映画などを楽しんでおりますが、これは最高です。最近のandroidプロジェクターは設置位置に関係なくスクリーン位置を調整可能なものも多く、またandroid内蔵なのでnetflix等の動画サブスクを単体で使うことができ、これをアンプにbluetoothで飛ばせばケーブルの煩わしさを感じることもありません。家がいつでも映画館に!
【自然音流しっぱなし(余談2)】
最近家では純セレブスピーカーから自然音を流しっぱなしにしています。
— ikawa tomoki (@ikawa611) May 22, 2022
なんというか、日々の生活がとても気持ちよくなってきてる感じがします。
愛用のバッテリーも流しっぱなしにしてもあんまり減らないので、バッテリー駆動で自然音が聴けてます。 https://t.co/a75I83ofYy pic.twitter.com/zbLmvZpaEl
寝ているときは焚火の環境音を流しっぱなしにしています。焚火をつけた状態で寝るという昔からの習慣が人間にはあるから落ち着くみたいな話を聞いたような聞かなかったようなで試してます。
— ikawa tomoki (@ikawa611) May 27, 2022
焚火の音の中眠りにつき、朝日で目を覚ます。
これが最高に気持ちいい。#純セレブスピーカー https://t.co/6BXzBOsBRP
バッテリー電源がかなり持つので、最近は純セレブスピーカーから自然音を流しっぱなしにしていることが多いのですが、これは非常に気分が良いです。特に寝ている間はずっと焚火の音を流しているのですが睡眠がとても気持ちいい!
【マニアック編】
上記までの内容は利便性もかなり重視しつつ、音質の良いオーディオを意識した内容でしたが、以下ではかなりマニアックで手間のかかる方法をいくつか紹介します。ここからの内容は一時期実践していたものや、一時的に実験で行った内容が多いですが、現在は手間にあっていないと感じたためにやっていません。あんまりオススメをする訳でもないのですが、音を最重要と考える方には役立つかもしれません。また。知っているだけでも「金の力で音を良くしよう」といった考えに囚われにくくなるかもしれません。
【非帯電被膜銅単線】
呪文のような名前ですが、あんまり難しくはありません。銅の単線の被膜をコットンなどの帯電しないものに交換するとすこぶる音が良くなるという話です。これが非常にシンプルなケーブルの構造になるため、余計な要素がない、ものすごくダイレクトな音を発せるようになるわけです。これはスピーカーケーブルとバッテリーからアンプ間のケーブルに利用できます。
ケーブルにはより線と単線があり、より線はたくさんの髪の毛のような細い線を集めているため、何本束ねるか、どのように束ねるか、電気がどのように流れるかなどややこしい問題がありますが、単線は一本の太い線に電流を流すというシンプルな構造のため、シンプルで素直な音を出すことが求められる純セレブスピーカーにはある意味最適なのではないかと考えられるわけです。銅の単線のホームセンターで1m数十円という激安価格で売っています。オーディオマニアの間でも、変なケーブル買うよりも銅の単線が良いといった話が話題になるときもあるようです。
昨日作った純セレブスピーカー、ペアで1000円くらいのユニットにae線という警報機とかに使われる単線ケーブルで作成。
— ikawa tomoki (@ikawa611) February 14, 2019
プロケーブル曰く、電源の質が高い場合はこのケーブルの方がbeldenやweよりもいい場合があるそう。現在iphone→アンプ(電池駆動)でシステム全体がバッテリー駆動のため使ってみた。 pic.twitter.com/qoXfR0PUBj
すると今まで使ってた「markaudioの5cmユニット」と「スピーカーケーブルwe 18ga」と比べて明らかにハッキリした音が出てきた。色々試した結果ユニットが原因なのではなく、スピーカーケーブルが音の違いの原因らしい。今まで使ってたスピーカーも解体してケーブルをae線に変更したら音が良くなった。
— ikawa tomoki (@ikawa611) February 14, 2019
普通のスピーカーケーブルは細い線をいくつもまとめたよりヨリ線なのに対して、今回使ったae線は一本の線をスピーカーケーブルにしたものなので、構造そのものが違うので、普通のスピーカーケーブル交換よりも変化が大きく感じる。
— ikawa tomoki (@ikawa611) February 14, 2019
Beldenやweのケーブルがae線と比較すると眠たい音に感じてしまう。
— ikawa tomoki (@ikawa611) February 14, 2019
純セレブスピーカー的に「とても安い2mペア380円」「スピーカーのこととか全く考えていないテキトーな線」「線が一本通ってるだけのシンプルな構造」なのも好印象。
ちなみに今使っているスピーカーケーブルはホームセンターコーナンにあった「関西通信電線株式会社」というところの0.8mm銅単線です。1m×2本で100円以下ですけど、音はいい感じです。やはりこの辺りの太さの銅単線で変に拘った作りになってないものの音は素直でかつダイレクト感があっていいですね-。
— ikawa tomoki (@ikawa611) April 2, 2019
銅の単線は非常にシンプルな構造なのですが、他にも音を劣化させる要因があります。それは被膜です。ケーブルに電流が流れることで被膜が帯電し、音を劣化させます。そのため理想は空気絶縁と呼ばれる状態で、ケーブルの中身の銅線のみの状態にして、それをケーブルとして利用する方法です。これは理論的には音が良いはずですがショートの危険が高すぎるために実用的ではありません。そのため被膜として空気絶縁に近いもの、つまり帯電しない素材のものを使えばよいというわけです。オススメはコットンコードです。コットンは帯電しない素材なので実はケーブルの絶縁体として有用なのです。より線の場合はケーブルをしっかり締め付けてばらけないようにする必要があるので被膜交換ができませんが、単線は簡単に被膜を交換できるのが利点でもあります。購入するときは、必ずコットン100%かどうかの確認が必須です。町の手芸屋で購入しようとしたら、見た目がコットンコードでも材質が帯電する素材で、コットンではない商品が多かったです。下記のサイトから通販で購入するのがオススメです。
音質の劣化要因にはなりますが、ケーブルの端は熱収縮チューブを利用して、ズレないように固定すると良いかもしれません。
ラインケーブルに関しては、このタイプのケーブルにするのは少しややこしい問題があるので詳述しませんが、スピーカーケーブルとDCケーブルは、数百円でめちゃくちゃ音の良いケーブルになるのでオススメです。DCプラグは下記の金メッキのものを購入して自作しましたが割と良かったです。
DCプラグは狭い空間に銅の単線を2本入れるため、ショートに細心の注意を払う必要があるため、プラグ内部で熱収縮チューブで完全に絶縁して自作しておりました。
ケーブル皮膜は元々の皮膜は静電気がたまって悪さをするらしいので、帯電しにくいものに変更。スピーカーケーブルの内部配線部分は交換できる状況じゃないので、外側と電源部分のみ交換。
— ikawa tomoki (@ikawa611) June 7, 2019
音はよくなったけど疲れた。#純セレブスピーカー
300円ダイソーユニット、1500円のアンプ魔改造、ホームセンターケーブル、電池、ipod。
— ikawa tomoki (@ikawa611) June 24, 2019
超安価かつ超小型オーディオだけどもものすごい音になってきました。#純セレブスピーカー pic.twitter.com/0QTmOTwrIj
この時使ってたスピーカーケーブル(電源ケーブルとラインケーブルも)も自分で銅の単線の皮膜を帯電しないコットンコードに交換したもの。
— ikawa tomoki (@ikawa611) February 6, 2020
ケーブルによる味付けや劣化を避けるなら高価じゃないのでオススメ。
その辺のスピーカーケーブルとはかなり違う。#純セレブスピーカーhttps://t.co/vbDKbiQ1vo https://t.co/qZV2r5FIj8
帯電しない皮膜の銅単線スピーカーケーブルの入手方法としては
— ikawa tomoki (@ikawa611) February 6, 2020
①ウェスタン単線(プロケーブル)https://t.co/L7F3D1FRX2
②soundgeekhttps://t.co/VyJmo4uDOk
③自作
自分で銅単線の皮膜を剥がし、手芸屋などでコットンコード等を入手して付け替え#純セレブスピーカー
ケーブルとプラグ、電池ボックスが届いた!
— ikawa tomoki (@ikawa611) February 17, 2021
でも手芸屋さんからコットンコードが届かない。
奮発してアコリバのちょっとだけ高級な銅の単線にしたけど、触り心地がホームセンターの銅の単線より良い。皮膜は交換するけど。 pic.twitter.com/OvFZc3oMMR
新しいケーブル pic.twitter.com/72mPSsFqJQ
— ikawa tomoki (@ikawa611) February 19, 2021
新しい電池ボックス pic.twitter.com/5cH20MXAuY
— ikawa tomoki (@ikawa611) February 19, 2021
【電池駆動+銅の単線(非帯電皮膜)】
— ikawa tomoki (@ikawa611) February 19, 2021
スピーカーケーブルと電池ボックスからの電源ケーブルを皮膜を帯電しないものに交換した銅の単線にし、電池駆動と合わせると驚くほど濁りのない音が出てきた!
より線とは音の出方が微妙に違うが、1mのペアで200円程度なので試す価値あり!#純セレブスピーカー pic.twitter.com/xI1NgOd6FT
amazonとか楽天とかでコットンコードを買って、ホームセンターで売ってるベル線とかを裸線状態にしてからコットンコードに入れるだけ。コットンコードを色んなリアル店舗で探しても見つからなかった(似たようなものでも素材がアクリルやポリエステルさったり)のでネットが無難https://t.co/eZOdjuVuD9
— ikawa tomoki (@ikawa611) February 19, 2021
帯電しない皮膜の単線に交換すると、電源を電池に変えたときのような雑味がなくなる感じがして、皮膜で音がこんなに劣化していたのかと驚く。一方でホームセンターのより線もthe普通という感じで悪くない。
— ikawa tomoki (@ikawa611) February 19, 2021
単線ゆえに取り回しが面倒で色々スピーカーを作る時とかにはとても面倒。#純セレブスピーカー https://t.co/JZvFOmfhQL
上はプロケーブル、下はコットン皮膜の銅単線と金メッキプラグの電池ボックス。
— ikawa tomoki (@ikawa611) March 2, 2021
プロケーブルはプラグは非メッキだけど、ケーブルは普通の銅線なので、ケーブルを交換する価値はかなりあった。非メッキではなくなるが音のバランスは特に問題なし。ケーブル部分の方が影響大きい。#純セレブスピーカー pic.twitter.com/LAA3gwtrJk
良い結果が得られて良かったです!
— ikawa tomoki (@ikawa611) June 4, 2021
電池駆動と電池ボックスのケーブルを非帯電銅単線にするのは、安価にめちゃくちゃ音が良くなるのでオススメ!#純セレブスピーカー https://t.co/QP8QeFZZkV
ものすごい音がしてます…。
— 雪とギター (@guitar_and_snow) June 4, 2021
深夜なので音量極小ですが、粒立ちが素晴らしく、透き通ります。
銅単線綿非帯電DC電池駆動で鳴らす #純セレブスピーカー
いかわさん@ikawa611
遅くなりましたが無事完成しました!ありがとうございました!
今はlepyで。新型アンプも購入予定。前のは壊しちゃった… pic.twitter.com/F0uLe34l9L
綿非帯電銅単線電池駆動 #純セレブスピーカー 本稼働
— 雪とギター (@guitar_and_snow) June 5, 2021
朝から色々とかけましたが、とてもとてもいいです。
にごりが消え透き通り、奥行がグッと広がりました。
聴くのはジャズ、ソウル辺りです。
それぞれの音がはっきりするけど、一体に聞こえる。特に打楽器系の抜けが素晴らしい。
オススメ!
ただ、dayton DTA-120が完全にサブに回ってしまう。
— 雪とギター (@guitar_and_snow) June 5, 2021
コンセントなら定評通りいいし、しっかり鳴る。
電池ー安アンプの素直さにはやっぱり驚きました。ミニアンプ電池間であれば銅単線であっても何とかなるので、半田ができれば、こっちがいい。
【ケーブル直結(プラグレス)】
オーディオの世界ではケーブルだけではなくケーブルについているプラグや半田の種類で音が変わるというのも常識になっています。電気が通るケーブルで音が変わるなら、電気が通るプラグや半田によっても音が変わるだろうという理屈です。そのためオーディオマニアの世界では半田やプラグに死ぬほど拘るということになります。しかしプラグや半田は必要悪なだけであって、基本的には音質劣化要因です。ならば半田やプラグを可能な限り使わないようにすれば劣化要因が減るため、必然的に音は良くなります。例えば音声信号がケーブルを伝ってアンプに入力される場合を考えてみましょう。普通の場合は『ケーブル→半田→プラグ(オス)→プラグ(メス)→半田→基盤』といった経路を辿ります。ここで「ケーブルを基盤に直結する」ということを考えます。ケーブルを基盤に直接半田づけしてしまうわけです。すると経路は『ケーブル→半田→基盤』となります。こうすることによって通常の場合と比べて半田1回とプラグ2つ分の音質劣化を避けることができます。
いくら純セレブスピーカーといえど、オーディオ的な制約があってケーブルやらプラグで音が変化してしまうのは今まで試した結果分かった。プラグごときに拘りたくないし、音が劣化する要因になられても嫌なので、dcプラグをオスメス共に排除して電池ボックスから銅単線で直接基盤に半田付けした。 pic.twitter.com/k9TMIctnta
— ikawa tomoki (@ikawa611) May 19, 2019
dcプラグのオスメス2個分(オスは非メッキプラグにしていたが、メスはメッキ)の劣化がなくなったのと、電池ボックスからアンプへの電源ケーブルを銅単線に変えたので、音の鮮度が急激に上がった。
— ikawa tomoki (@ikawa611) May 19, 2019
今回は電池ボックス(370円)と銅単線(11円)で音を向上できたので、低予算純セレブにもオススメ。
個人的には純セレブスピーカーでオーディオを組む上で機材で音作りをしていくつもりが全くないので、ケーブル、プラグという必要悪をできるだけ排除するように心がけてる。
— ikawa tomoki (@ikawa611) May 19, 2019
電池駆動も重要で、オーディオの大きな要素の「電源環境」をかなり高いレベルで無視することができるので悩みが少なくなる。
lp-v3sを更に改造。
— ikawa tomoki (@ikawa611) May 20, 2019
rcaとステレオミニのプラグをどちらも取り外し、直接ラインケーブルを基盤に半田付けした。電源の時と同様、プラグで大幅に音が劣化していたみたいで、ものすごい音質向上。スピーカーケーブルも直接半田付けしたいけど、純セレブスピーカーをとっかえひっかえできなくなるのはね。 pic.twitter.com/Gi7qpUdRJu
オーディオではどうやら、ラインケーブルの両端の端子、アンプの入力端子、電源ケーブルの端子で音が変わるので色々な音に拘った端子が売ってるけど、音を正確に劣化なく伝えるのなら基盤に直接半田付けが圧倒的にいい。
— ikawa tomoki (@ikawa611) May 20, 2019
プラグって長さでは短いから軽視しちゃうけど面としては大きいから、ケーブルをそれなりの長さで継ぎ足したような状態なのかも。それもケーブルとプラグオス、プラグメスでそれぞれ違うから統一感がない。
— ikawa tomoki (@ikawa611) May 25, 2019
純セレブスピーカーにおいてケーブルで音を作らない(短くする)方針だとプラグの影響が大きい?
禁断の果実に手を出してしまった。。。
— ikawa tomoki (@ikawa611) May 23, 2019
もう後には戻れない。。。#純セレブスピーカー pic.twitter.com/w86DfY3PWz
メインのスピーカーをダイソーダルマの純セレブスピーカーにした。高級ユニットの音はユニット個性が強いのと、更に小型のシステムにしたかったため変えた。
— ikawa tomoki (@ikawa611) June 18, 2019
アンプやケーブル、電源を素直なものに拘った結果、安いユニットの方がしっくりくるなあ。#純セレブスピーカー pic.twitter.com/brdCqTYqCt
この観点から考えると、音質の変化(劣化)要因であるケーブルやプラグはなるべく少ない方シンプルで素直な音で良いということになり、機材は最小限構成にした方が良いということになります。私自身はこのように考えてはいるのですが、オーディオにおいて「プリアンプは必要か不要か」といった問題があるように一概にはなんとも言えない部分ではあります。また、Nobsoundのような格安アンプが純セレブスピーカーと相性が良いのも、回路がシンプルで音質変化要因が少ないからとも考えられます。
【左右別アンプ駆動】
通常アンプは1台で左右のスピーカーを駆動しますが、これを右用アンプ、左用アンプの2台を用意するとして別々に駆動することによって、1台あたりの負荷が減り音質が向上します。特に左右の分離感が良くなります。これは必ずしもモノラルアンプでやる必要はなく、普通のステレオアンプを2台用意するという形でもかまいません。
遊びで、左右別別のアンプを使うのやってみた。btl接続やモノラルアンプではなく普通のステレオアンプだけど分けた方が音いいですねー。
— ikawa tomoki (@ikawa611) April 11, 2019
改造用なのと、電池2セットの充電管理は面倒なので今のところ常用するつもりはないですが。 pic.twitter.com/PuK1EkzhZg
この方法は最近純セレブスピーカーの作家であるいとうさんが実践されており、良い結果を出しているようです。いとうさんの場合は更に真空管プリアンプを導入されているようです。
ブログ更新しました。
— いとうじゅん Jun Ito(純セレブの作家) (@juniread339) June 10, 2022
純セレブスピーカー
アンプをアップグレードする話。https://t.co/sM797U0XmB
純セレブスピーカーで聴く
— いとうじゅん Jun Ito(純セレブの作家) (@juniread339) June 26, 2022
ガンダム サントラ#お寺でガンダム pic.twitter.com/mfaJyGUU6r
この方法は私自身は以前まであまり興味がありませんでした。何故なら2台で使うことよりも電池駆動を優先していたためです。流石に2台分の電池の管理はいくらなんでも面倒だと感じていたためです。しかし、本noteでも紹介している小型ポータブル電源の登場によって状況は変わります。ポータブル電源はバッテリー持ちも良いし充電の手間も少ないことを考えると、ポータブル電源を複数用意してそれぞれのアンプをバッテリー駆動するということが現実的になります。いとうさんの使われている真空管プリアンプも12v駆動のためこれもバッテリー駆動が可能です。真空管プリアンプ、2台のデジタルアンプをそれぞれ小型ポータブル電源からプロケーブルの非メッキケーブル(もしくは自作非帯電被膜銅単線)で接続しバッテリー駆動したうえで純セレブスピーカーを再生すれば天国のような音になるだろうと想像できます。
私自身はandroidプロジェクターからのbluetooth利用も多いため、この構成にはできないのですが、是非どなたか試してみてほしいです。またDACを導入する場合も12v駆動ができるものを選び、小型ポータブル電源で駆動すると更なる音質向上が狙える可能性があります。
【おわりに】
今回の記事の内容の一部は過去のnoteにかなり掘り下げて書いている部分もあります。現在では考えが変わっていたりして、情報としては古いのですがもしかしたら参考になるかもしれません。
純セレブスピーカーの誕生から4年、初期のブームは落ち着いてきた印象があります。しかし純セレブスピーカーの持つ価値や影響力は衰えることなく、今後も少しずつ純セレブスピーカーが広まっていってほしいなと思います。本noteも誰かの純セレブ生活の助けにほんの少しでもなれたらとても嬉しいです。