LET ME INこじつけ考察

初投稿✏️

本当は順を追って今までの考察をまとめようと思っていたのですが、やはり説得力のある文章に自分の考えを落とし込むのが想像以上に難しく難航しており一番あっさり纏められたレミインのMVのこじつけ考察からアップロードしてみることにしました。

前提

・HYBEは時系列をぐっっちゃぐちゃにする戦犯なのでそこは随時黙って翻弄されるつもりです。

・防弾少年団、TXT共に「色の対比」を活用しているのでENも同じになるんじゃないかな、と踏んだ上で考察を展開していきます。
防弾：赤系と青系の対比（血汗涙のMVとかを見ると一発でわかる）
TXT：青と緑？（巨大な猫の目）（全然考察してないので曖昧です）
今の所ENは赤と青（緑）の対比が多い気がします…が今後どう変わるかは不明。
防弾は赤系の色と青系の色を用いて死後の世界と現世を表現してました（という説を私は推してる）よね。
ただ、ENはまだ二回しかカムバしてないのもあって圧倒的に情報量もストーリーの展開も少ないのでここは私の妄想で補填しておきます。
↓
赤系＝吸血鬼としての人格青系＝人間としての人格

どうしてこれに辿り着いたかと言いますとマァ色々あるのですが、とりあえずDusk（日没後の薄暗い時間）が太陽を忌避する吸血鬼達が動き出す時間であること、そしてDawn（明け方）が吸血鬼が眠りにつき人間が動き出す時間を踏まえてこちらの写真を見てください。

Duskのコンセプト写真は赤、そしてDawnは青…これをきっかけに赤は吸血鬼、青は人間としてのENHYPENを示すのではないかと考えるようになりました。他の考察者さんのツイートを拝見した時も同じような意見の方がいたのでここは堂々としておきたい所ですね。間違ってたら速攻で開き直りますが。MVを見ているとG-Tのソンフンの腕が燃えるシーンの背景がオレンジだったりしてなんとなく説得力があるような気がしてきてしまいます…😂

・HYBEの世界線は基本的にストーリー展開が超遅い（タイムリープ、時空の移動、魔法の島に行ってみたり概念世界に飛んだりいろんな事をする）ので肝心な部分が見えないまま伏線ばかり張られていく期間が暫く続くんじゃないかな？と思ってます。なので神話や聖書、思想などを活用してモチーフからストーリーの分析とメンバーの役割を今後は行う事が増えると思いますし、この考察も今後の動き方によってはおじゃん、或いは黒歴史になると思います。優しい目で見守ってください。

・基本的に私の考察には結論がありません。「〇〇だからABCだ！」となるのではなく、「〇〇かな？XXかな？わぁ〜今後が楽しみだな！」といううっすい感想で終わると思います。ストーリーはこれからもどんどん続くので読み終わったタイミングで”続く“テロップを脳内で出してください。

では本題に入りましょう。

LET ME IN 考察

まず、Let Me Inはメインのストーリー軸とは離れている（タイトル曲ではないので）と仮定します。ストーリー解読のヒントや設定が散りばめられていると考えてこのMVを見ると、気になる点がいくつか出てきました。一応先に言っておくと、最終的に一番と二番は明確な答えがでないまま終わってしまったので読み飛ばしOKです…汗今後の考察の指標として活用したいところですな！

＜Index＞

1）青
2）グミ
3）3パターンの衣装
4）赤と青の接触

1）青

＜青い水＞

ソヌが口にしている青い液体。青＝人間としての人格（＝理性？）だと考えると、ソヌは徹夜前のモンエナよろしく人間としての力をドーピングした、つまりこの七人の中で一番吸血鬼に流されにくいはず…？と思ったけど普通に赤色に引っ張られてますね。流されやすいのかな…（そうじゃない）

ソヌが青を口に含み、元に戻したタイミングで周囲が赤くなる
→その直前までなかったはずの傷が頬にできる（MV中盤でソヌがヒスンと森の中でチャンバラしてた時にできる傷）森の中に入るのはソヌが水を飲み全員が赤い光に引き寄せられていったあとのはずですから…時間関係が可笑しいですね。

最後のコップを落として水を捨てるシーンは背景が赤いことから吸血鬼側に寄っている事が読み取れます。吸血鬼としてのソヌはソヌが内包する人間らしさが邪魔な筈ですし、水を捨てるという行動は説明がつく気がします。

そう考えると、ソヌ（人間）が赤い光を見る前に青い水を口に含んだのは、彼が人間らしさを保ちたい、留まりたいと考えていたからなのかもしれませんね。

不明点：口に含んだ直後に頬に傷ができている理由

＜青いネイル＞

ソヌの人差し指には青いネイルが塗られてましたね。
私なりに調べてみたのですが、あまり良い情報がヒットしませんでした。ただ、少し前にみた映画『マトリックス』の世界を少し思い出したのでここに書き残しておきます。

マトリックスのストーリーの詳細は省きますが、これは基本的に仮想世界（マトリックス）と現実世界で展開されるAIと人間の戦いを描いた映画です。
とあるシーンでネオ（ハッカー・主人公）がモーフィアスというキャラから赤と青の錠剤二つを見せられ、こんな事を言われます。

「これは最後のチャンスだ。先に進めば、もう戻れない。青い薬を飲めば、お話は終わる。君はベッドで目を覚ます。好きなようにすればいい。赤い薬を飲めば、君は不思議の国にとどまり、私がウサギの穴の奥底を見せてあげよう」

写真がこちら

そして、主人公はここで悩まずに赤い錠剤を口にしそれを水で流し込むんですね。
で、そのシーンがこちら。

赤い何かを体内に流し込む、という点ではD-D MVにも似たようなシーンが多数登場しますね。この映画では青い薬が現実に戻る鍵、そして赤い薬がそこに留まるための鍵として登場しています。D-Dで赤い水を煽ったメンバーはそれに酔い、まさにDazed、ぼんやりとした世界の中にいる事を選択した、或いはさせられたのかも…？とはいえD-Dで登場する赤い水はソヌの血液から作られた物だから…メンバーがソヌの血に酔…？わからない！

ここら辺とか。ここでは何人かが青い水を、そしてジョンウォンがオレンジ..？の水を持ってますねぇ…ふむ…。

これは考察でもなんでもないのですが、1880年代に流行したコレラは水質汚染が原因で感染が急拡大してましたよね。600人が同時に重症化した事例では一つの井戸が原因だったとか。ソヌが何らかの効果を得るために人に自分の血を飲ませているのだとしたら、一つの水源から感染が急拡大したコレラと同じように自分の血をこの水源を使う人全員に行き渡らせようとしているのかも知れませんね。 怖。

2）グミ

さて、話がだいぶ逸れたところで本筋に戻りたいと思います。青い水と青いネイル、そしてソヌの陰謀（勝手に名付けるな）に関しては一旦忘れて、次のポイントへ移りましょう。

MVではソンフンとジェイクがこの赤いテディベア型のグミに触れていましたね。ソンフンが食べたかは曖昧ですが（口に運ぶ直前で固まってたので）、ジェイクは宇宙船と思しき場所でもっちゃもっちゃ食べてグミと戯れてましたね。可愛いですがこれ、さっきのマトリックスに見えて仕方なくて。どんな役割を持っているかはまだわかりませんが、仮にマトリックスと同じように赤いグミが世界の真実に導いてくれる物だとしたら、ジェイクがこれを食べていたということは彼はENが今いる世界の真実を知ろうとしている、或いは知った、と取れるような気がします。ソンフンはなんで食べようとしてたんでしょうね。＿＿＿＿ジェイク愛、重いもんね（ﾆﾁｬ）赤い何かを口に含む行為、そして青い何かを口に含む行為は絶対今後も登場すると思うので注目しておきたいところですな！

3）3パターンの衣装

ここまで衣装にノータッチで細かいところに目をつけた考察＿＿こじつけを展開してきましたが、ここからはかなり特徴的だった衣装をみていきたいと思います。

①可愛いやつ

②宇宙服？つなぎ？

③青系

①を着用している時、ENは赤と接触しています。赤い光に誘い込まれた時もそうですが、森の中を歩くジョンウォンの背景も赤、こういう⬇️シーンでも①の洋服に赤背景ですよね。倉庫でワイワイ遊んでいた彼らが赤い光に誘われ吸血鬼としての本能が引き摺り出されている状態なのでは？というのが私の予想です。1人の人間の中に二つの人格が共存するのは難しいですよね、ジキルとハイドですら交代交代で登場しているくらいですから、やはりメンバーの中で①と③が対立し一方がもう一方を押さえ込もうと必死になっているのではないでしょうか。吸血鬼には吸血鬼としての正義が、人間には人間としての正義があるでしょうし…。

②の洋服はとっても中立的だな、という印象を受けました。RPGあるあるですが、炎水草岩…などの元素は（やってたゲームがバレるぞ）相互的に影響を与えますが、白と黒で示されがちな光と闇はとあるゲームでは無属性として扱われ、他の元素に対して劇的に有利だったり全く聞かなかったりだとかそういう設定があまりない、特殊枠として描かれている気がします。ただその無属性の力を育てまくると超強力になるんですよね、ゲーム終盤、或いはストーリー終盤でとっても便利になる…また脱線しました…。
着目するとしたら全員がバラバラなワッペンをつけてるところなのかな？と思ったのですがあまりヒントは得られませんでした。それを映そうとしているアングルが少ないことから、あまり重要な要素ではないのかな？と判断したのですが…どうなんだろう。

さて、③の衣装は全員淡いブルーに身を包んでますね。すっごく可愛い。
これはやはり先ほどから述べている通り、人間としての彼らを①と対比して描いている気がします。博物館？の中を歩きながら何かを探してそうな感じですよね。とは言えそんななかでジェイクがガラスにペタペタグミ貼ってるの本当に…なんで？宇宙船とは違いジェイクはグミの袋を持っておらず、このシーンではソンフンがその袋を持っています。なんで？③が博物館の内部でガヤガヤしだしたタイミングで、①が壁の向こう側（③がいる場所）の異変、或いは排除対象である③に気づいて壁を殴り出します。対立する存在なんだろうなぁ…。

後ずっと気になってるんですけどパクソンフン、ボーダーを着ることが多いですよね。何か意味があるんでしょうか。それとも似合うからでしょうか。後者だと気持ちが楽ですがtxtは衣装や振り付けに意味を持たせてきてたのでそうなるとワンチャンENにも…何かの意味が…。

4）赤と青の接触

上述した通り、赤と青はそれぞれ吸血鬼としての人格、人間としての人格を表す…そして、その人格が共生するのは難しい（ジキルとハイドみたいに出たり引っ込んだりしないとバランスが取れない）と仮定して考察を進めます。

（博物館）青｜壁｜赤（森）

の構造が、壁が破壊され（博物館側から見るとガラスに手形がついた直後、割れ）たことによって二つを隔てるものが無くなってしまいました。その結果、吸血鬼としての人格を示す①の衣装を着た子達は自由を手に入れ博物館側に飛び出して森を後にし、反対に③はその場でフリーズしてしまいます。この事から、ここでは①が③を制したということが読み取れますね。また、宇宙空間と思しき場所でのシーンでもこの事実は示されている気がします。

写真を見るとわかるのですが、宇宙空間の空は赤と青がちょうど中間で混ざり合っているなんとも不思議な色合いでした。青側にあった黒い四角（出入り口？）はチカチカと光り今にも消えそうです。ジョンウォンはメンバーに見送られ、結局赤い空の方にあった出入り口に入っていきます。… このMVでは赤＞青のパワーバランスなのかもしれませんね。

さて、ここからはこじつけが加速していくのですが…。

青が固まり赤が動く←吸血鬼としての本能に飲まれた

であるとするのならば、

MVの終盤で③がベールを取る＝青が動き出す←人間としての人格がもう一度顔を出そうとしてる

…という風に捉えることができる気がしませんか？
①と③はお互いなんらかの目的を持って激しい攻防戦を繰り広げている、或いは生き方を悩んでいるのですから、硬直し倉庫に仕舞われベールをかけられていた七人がもう一度動き出した、ということは時が満ちて反撃の準備が整ったという事では…？電話ボックス型の水槽ヒビが入るのも、人間側が体をもう一度奪い返そうとしている、みたいな…！

今後のMVが楽しみですね😭（結論そこ？）

ここまで冗長に書いてしまったのでざっと纏めると、要はこのMVは「吸血鬼としての人格と人間としての人格が激しくぶつかり合っている」様を表しているのではないでしょうか。吸血鬼としての本能が人間らしさ、つまり理性を押し込めてしまう…とかそういうアレ…！メンバーの心中の葛藤や軋轢を表している、とか…！

マァただ、メンバーが吸血鬼と人間のキメラ（ハーフ？）なのかがまだ判明していないのでこれは何か別の物を暗示しているのかもしれませんね。欲望と理性…とか。ヘーゲルが「人間的欲望の本質は自由である」と言及していますし、もしかしたら柵から解放され自由を手に入れようとしている、自由に対する渇望、そんな風に解釈してもエモいかもしれません。

今回はここら辺で終わりにします👋お読み頂きありがとうございました〜！

投稿者について

名前：地黒

・ILANDリアタイ→私あるあるでサバ番の推しは今まで必ず脱落してたのですが推してたジェイが合格→そのままENGENEに

・HYBE（ビッヒ）に人生狂わされました。母親の影響を受けかれこれ10年ちょい韓流ドラマとアイドルにズブズブの筋金入りオタク。ぴえむの所為でアイドルがテレビでの両乳首露出禁止になった＿＿＿っていう話が大好きで2日に一回は思い出し笑いしてます（超TMI）

・防弾少年団の考察をかれこれ5年間ほど趣味の一環でしてたので防弾のストーリーとの関連性やTXTを含んだHU（HYBE UNIVERSE）全体の考察・こじつけが多くなると思います。

これからよろしくお願いいたします〜！