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心地良すぎた「嘘も、見栄もない、自然な暮らし」
7月6日・7日の一泊二日でリトリート企画「嘘も、見栄もない、自然な暮らし」を開催しました。とても濃密で心地の良い時間を過ごしたので、思わず書き残しておこうと思います。「ああ、こんな空間を自分は作りたかったんだなあ」と、思い返すと温かい気持ちで胸がいっぱいになります。
テーマ「嘘も、見栄もない、自然な暮らし」
のすけと、今回の会場でもあるearthmanとの共同企画で、リトリートを企画した。そのテーマは、「嘘も、見栄もない、自然な暮らし」。
日常の中でふと自分に嘘をついてしまう場面や、見栄を張ってしまうなんてことはたくさんの人に共通してあると思う。自分を偽ってしまったり、背伸びをしてしまうと、自分自身の本当の想いや気持ちがわからなくなって、自分を苦しめることになってしまう。(実際、おれはそうだった・・・)
その理由は、周りからの見られ方を気にしてしまい、素直に自分の気持ちを表現できなかったり、社会的な評価や評判が気になって、嫌なことをイヤだって言うことができなかったり。
今回は、そんな周りの目も一切気にしないように、人の気配が自分たち以外にない、ただ自然があるだけの場所で、みんなで一緒に暮らし、素の自分の想いや気持ちを存分に味わう時間を作ろうとした。(詳細は、下記ページ)
本当に心地の良い空間が広がっていた
そんな企画を実際に過ごしてみた感想としては、「心地の良い時間を過ごしたなあ」というのを一番感じた。
みんながみんな微妙な距離感にソワソワしない、誰も発言しない「間」が怖くない、誰が何を感じても良いし何を思っていても大丈夫で気を使わなくて良い、掛ける言葉が温かくほんわか笑いが自然と溢れる雰囲気、自分の思ったことを素直に口に出せる、意見が違ったら自分の意見も伝えることができる、それぞれが様子を伺ってオドオドするようなことがあまりない、感謝をちゃんと伝えられる、言いたいことをはしょらないで言える。
ほかにも色んな要素がいい感じに調合されて、ここにいるみんなで、心地の良い空間を作っていたんだろうととても感じた。
企画者でありながら、頑張りすぎない、気を張りすぎて無理をしない、そうすることで、参加するメンバーも安心してリトリートに来てくれるだろうと思い、自分自身も気持ちに正直にいようと意識して過ごした。
それは全然気を使わないとか、おもてなしをしないとか、サービスを適当にするとか、そういうことじゃない。自分たちが本当にしたいことをするために、どういうスタンスでいるか考えた結果そうなっただけ。
まずは企画している自分たちが、自分たちお互いで心地よく、自分の気持ちに正直に過ごす。そこに、参加してくださった方が加わる。
一緒に自己紹介をしたり、川の中でワークをしたり、畑をツアーしたり、夜ご飯の準備をみんなでして、一緒に食べたり、焚き火をしたり、朝瞑想をして、対話の時間を過ごしたり。
一緒に過ごしたのは24時間ほどなのに、昔からつながっていたような安心感があって、自分の気持ちを伝えてみても大丈夫なんだろうなって空間が広がっていた。
その空間には、確かに嘘もなくて、見栄も張らなくて、自然の中で包まれているように、自分たちも自然とみんなで過ごしている暮らしがあった。
みんながそれぞれ自分のことを好きになっていただろうし、みんなはそれぞれみんなのことを好きでいただろうと思う。
まさにこの空間が、おれの作りたかった場だな、と実感した。
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豊かな自分をつくり、豊かな世界をつくる
みんながみんな、ああ自分は自分で良いんだなって、自分のこともみんなのことも認めて、好きでいる状態があること。
これはおれの考える豊かな世界。
まさに、この世界観がそこにはあったように思う。
自分の大事にしたい人たちを大事にし、
自分の周りの人たちからまずは手を伸ばしていく。
今回一緒に企画をしたearthmanの2人もまさにそう。
自分の大事な人たち。
大事な人たちと一緒に何かすることが
おれにとってはとても幸せなこと。
彼らがおれのことを信じてくれて、理解してくれて、対話してくれたから、
おれも「自分で良いんだな」と思うことができて、
無理せずに自分でいられた。
そうまずは自分がなって、
彼ら2人も自分らしくあって、
参加してくれた方もそうなって。
この世界観が本当に心地よかった。
リトリートがしたいのでこの企画を開催したのではなく、
この世界を味わいたくて結果的にリトリートという手段を取ったんだろうな。
だから手段はなんでも良い。
またリトリートするでも良いし、ワークショップでも研修でも良い。
全く別の何かでも良い。
一緒にやる大事な人と、こんな世界を創れたらそれで良い。
リトリート後に取ったアンケートも、
みんながみんな大満足していただいていた。
心からやって良かったなあと思える空間だったし、
やっている最中も心地の良い時間だった。
次はまたいつどこでどんな形になるかわからないが、
次回もこんな豊かだなあと感じる世界を創っていきたい。
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