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散歩のひとつ目の目的『POOLO』

 2022年になり、去年の振り返りもままならぬまま今年はどんな一年にしていこうか考えている。去年はざっと、“辞めた年”だったなと思う。行きたいと思っていたことも諦め、追っていた夢も一旦横に置いておき、いつも自分でハマりに行っていた自分の型に目もくれなくなった。今年はどんな年にしていこうか、考えると共に、今年最初のチャレンジである『POOLO』へ参加しようと思った理由や通じてやりたいことも合わせて言葉にしていきたいと思う。


2021年は“包含”を手に入れた年


“辞めた年”といったが、何をやめたのか。

 一つ目は、ニュージーランドへワーキングホリデーに行くことを辞めた。
詳しくはこちら↓のnoteにも書いているが、現実的に海外への渡航が厳しい状況にもかかわらず、ニュージーランドにワーキングホリデーに行くんだという自分自身の強い願望があり、それに執着して何もかも中途半端になってしまっている自分に嫌気がさし、辞めた。


 二つ目は、「自分のゲストハウスを建てるんだ」という夢を追いかけるのを辞めた。そもそも自分のゲストハウスがやりたいと思った経緯としては、大学時代に経験した旅で人の温かさに触れる機会が多かったから。旅といっても、バックパックやヒッチハイクだけでなく、ふるさとワーキングホリデーや海外でのボランティアでもそれは感じた。その温かさを感じた時に、自分の好きな人たちが集まる空間を創りたいと思ったために、ゲストハウスがやりたいと思っていた。

 だが、ある時「それは本当にやりたいことなのか?」とそもそも論を深堀していくと、もしかしたら違うかもと思うようになった。人が集まる空間ならゲストハウスに限ることはない、いやそもそも人が集まる空間が創りたいのか?!と、自分自身を疑い始めたので、そこに執着しないよう横に置いておくことにした。


三つ目は、自分って本当に自分か?と疑ったことで、自分自身を作ることを辞めた。将来を逆算して考えていた自分だけど、将来の夢を追いかけることを辞める時に、本当の自分を疑い、一体いつから自分は型を作ってその中で生きていたんだろうと怖くなった。いつまでが本当の自分で、いつからが型にはめに行っていた自分だっただろうか…。わかんなくなった時に未来のことを考えず、今何を感じているかを、今の自分で感じようと思った。その後に関しては、こちら↓のnoteに書いてあるので、是非ご覧になって頂きたいです。今はとてもラクだ。


辞めるという大きな決断によって、本当に自分が望んでいるものは何なのか、それを大事にして生きることができるようになった。自分と周りに対して何事も受け入れられるようになった。つまり、”辞めた”と表現しているためネガティブに聞こえるかもしれないが、個人的にはとても良い年であったと思っている。自己受容、自己認知をすることで、他者に対しても優しくしようと思えるようになった。


POOLOに入った理由とPOOLOを通じてやりたいこと

 さて、2021年の振り返りもしたところで、なぜ今回POOLOに参加しようと決めたのか。それぞれ綴っていく。

そもそもPOOLOって何?って方はコチラから↓


入った理由

① テーマが「豊かさ」だったから

 自分自身を受け入れられるようになって、じゃあ自分はどうなったら幸せなのだろうか、どう感じたら豊かだと感じるのかを考えるようになっていた。しかしまだその答えが出なかった。その時に、自分だけでなく、他の人はどうやって考えているのだろうか、どんな風に思っているのだろうかというのが気になり、自分自身のためにも、他の人の思考が知りたかったのである。さらに、その答えに至るまでの過程や得た知識や経験を学ぶことで、さらに自分の視野が広がり、その視点から自分の答えを導き出せる気がした。

② 外部との繋がりを作ろうと思ったから

 今務めている就業先ではもうすぐ3年が経つ。新入社員時代から様々なことを経験させていただいたが、現在は人事労務関係と社内研修事業に携わらせていただいている。すると職種柄、外部の方とのやり取りが少なく、関わりは社内のみに限られてしまっているのが現状。さらに、一昨年の9月から淡路島に移住しているが、島の人含めて外の人とのコミュニティに触れる機会は、自分からどんどん積極的に行こうとしない限りほとんどなかった(し、自分から行こう!とまでならなかった)。
そんな中で社会人も3年目を終えようとしている今、外との繋がりを自分で作ろうと思い、外部のコミュニティに参加しようと決めた。自分から外に行かないとつながりが広がらない現状から、一歩踏み出してみたのである。


 大きく占めているのはこの二つであるが、他にも自分でも何か頑張ろうと思えるきっかけを求めていたり、POOLO2期生として参加しているタムラという成功体験が近くにあったりと、諸々ある。(2期のタムラについて語ったnoteはこちら→「このコーチングを受けて、一歩踏み出せる」)

最終的には、めちゃくちゃ迷ったが、今回参加しようと思った。
多分今回辞めたら一生参加しないだろうと思ったから。

やりたいこと


自分の中で「豊か」だと感じることを言語化し、自分の幸せの答えを見つける。


 これを、POOLOを通じて達成したいと思う。POOLOの中でできる、インプットやコミュニティによる学びや刺激だけではなく、それらを周りに共有したり、研修の内容に活かしたりアウトプットしたりして自分のものにしていく。さらに、新しい繋がりや新しい経験によって変化する自分自身を受け入れることで、見えてくるものを大事にし、本当にやりたいこと、引いては本当に在りたい自分の姿を明確にできたらと願う。そして、自分の中の利己を明らかにすることで、利他を行う事のできる余裕を持ちたい。

2022年のテーマ


散歩するように生きる


 ゆるい!!と思ったかもしれないが、今年は散歩するように生きていきたいなと思った。去年は結果的に辞めて、止(と)めた年となった。今年は、少し歩き回ってみたい。直接的に『歩く』ではなく、『散歩する』としたのも少し意味がある。

 何かゴールのために進み始めたり、「足を動かす」という事に重きにおくのではなく、自分の感情や気持ちのままに気ままにぶらぶらと興味を持ったところへ行ってみたい。歩くもよし、走るもよし、戻ることも、立ち止まることも散歩には含まれていると思う。自分の意のままに、興味を持つことには触れてみたり、嫌なことは避けたりして生きていく。その中で、自分自身が、「なぜそう思うんだろう?」「なぜそう感じたのだろう?」をちゃんと自分で咀嚼して味わっていきたい。

 そして、今年に挑戦しようと思ったことが『POOLO』だった。最初の散歩の目的になったPOOLO。どこまで自分が何を感じるのか、自分自身もとても楽しみである。

~POOLO3期よろしくお願いします~


最後になりますが、POOLO3期に参加させていただきます!
どうぞよろしくお願いいたします(^^)

名前:伊藤 優乃介(のすけ・いかとん)
出身:愛知県愛知郡東郷町
年齢:社会人3年目(もうすぐ25歳!)
業種:人材・サービス
趣味:キャンプ・フィルムカメラ・焚き火・自然農業
居住地:淡路島
訪れた国:インド・インドネシア・台湾・タイ・ラオス・カンボジア・ベトナム・イタリア・ニュージーランド・フィジー・ハワイ

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