コミュマネとして豊かさに向き合う
POOLOは3期の時に参加した。参加者だった時、POOLOは誰もがみんな個性があって、それぞれがそれぞれの場所で輝いていて、居心地が良くて、チャレンジのしやすい環境だった。それを、今度はコミュニティマネージャーとして、7期に参加した。初めてのコミュニティマネージャー。何ができるか、どう貢献したら良いだろうか、模索しながら、全うした。
このnoteでは、7期でのコミュマネとしての活動を記録すると同時に、POOLOに関わる自分自身も、「世界を豊かにする」「ニューノーマルトラベラーが育つ」とは何だろうかを自問自答し、考えてアクションに起こした軌跡を言語化していこうと思う。
7期での活動振り返り
7期の中で、何ができただろうか。
できたことを色んな観点から振り返ってみよう。
チームマネジメント
同じコミュニティのメンバーなのに、一つとして同じチームがなかった。それは面白いと同時に、答えがないため関わり方を常に模索していた。特に難しさを感じたポイントは、主体性をどこまで重んじるか。それぞれがPOOLOに何を求めていて、何を得ようとしているのか、チーム活動への参加も主体的であるかどうか、やったことのないことへチャレンジをしたいのか、深めたいのか、学びを得たいのか、全員違う。まずはその姿勢・温度感をキャッチアップすることが大事だと思った。チームでの豊かさを議論することは大事だが、そもそもの所が仕事でもなく学校でもない、オンラインコミュニティの中ではそれらをキャッチすることが重要だと第3タームのぐらいでわかった。
主体性を重んじているコミュニティだから基本的には、メンバーのチャレンジを応援する、少し後ろから支え、詰まっていたらきっかけや問いを与え、伴走する。そう思っていたが、それだけではなかった。チーム活動がヨーイドンで始まった時に、情報収集し始めるんじゃなくて、もっと前に1on1とかイベントとかで想いを聞いたり、知ろうとしたりする。そこからそれぞれの姿勢に合った関わり方をできるようにチームを良い感じに形作るとか、グランドルールを整えるとか、そういうのを自分からもっとやっても良かったなと気づいた。主体性はそこからでも良かったかもしれない。まずはチームに参加できるような空気を良い感じにブレンドするのは、もっとやったら良かったと気づいた。
できたこととしては、深掘りと問いかけ。課題をこなすことに使命を抱き進めることは良いが、そもそも自分ごとに課題を捉えて話せているか、とかなんでそう思った?なんでそう考えるの?と、問いかけをした。チーム活動をチーム活動としてこなすこともできるけど、POOLO生としてではなく、本来の自分としてチーム活動もしたら良いと思い、本心に問いかけた。
イベントの開催
そもそもイベントというのは、「共通言語を作る」「共通体験をする」「波を起こす」とかだと思っている。7期の中で企画したことは、「NZワーホリ報告会」「半分終わっての振り返り会」「リフレクション勉強会」。
特にオンラインコミュニティとして「オンラインのイベントを企画開催するのも良いな」という空気を流すことは一つ命題だったと思う。オフラインのイベントは、POOLO生なら活動的になるとわかっていたが、オンラインは少し難易度が上がる。でも、オフラインで会えない人ともコミュニケーションが取れる機会になるし、繋がれる機会になる。コミュマネの自分もオフラインのイベントに参加できなさそうだったから、オンラインでコミュニケーションが取れて嬉しかったことも何回もあった。
振り返りや勉強会は、その時々にニーズを発見して開催したが、ここは少し悔いが残る。正直参加して欲しい人の顔が浮かんでいたものの、参加できる人が限られてしまったからだ。たくさん参加者がいれば良いものではないよと運営のながちゃんからはアドバイスを受けたが、悔しい点で言うと、イベント企画にあたって集客を自分が頑張ったかという所。正直全然泥臭くできなかった。反省。ここで呼び込んでいたら、もっと深みを出せたかもしれないし、もっと議論が深まったかもしれない。ニーズに沿っていると思っていたからこそ、もっと訴求するべきだったと思わざるを得ない。
チャンネルの立ち上げ
POOLO日記。オフラインで会えるメンバーは限られていて、それでも同じ7期メンバーだからこそ近況をもっと知りたいって人のために、運営で考えてPOOLO日記を立ち上げた。どうしても関東以外の人は、みんなとの距離感を感じ、疎外感を受けてしまうことが多い。そして、関東側も相手のことがよく分からないが故に関わり方が図れず、うまく声をかけられない。それを打開するべく、地方勢に声をかけて日記を週ごとに更新してもらった。
ありがとうをタコスに込めて。メッセージと共に🌮の絵文字を使ってチャンネルに発信すると、タコスを受け取れる「Hey taco」というサービスを使った。実は、POOLOのチャンネル投稿数をもっと伸ばしたい、外部内部での発信をもっとして欲しいという課題感があった。解決するには、発信するのが楽しいと思える+発信が発信を生む流れを作る、が必要だと考えた。そんな時に、業務委託で関わっている会社のSlackで導入している🌮を、POOLOにも使えないかと転換し、卒業まで1ヶ月というタイミングもあって「ありがとう」を🌮にのせようと着想した。
チャンネルの立ち上げは、最初が大事。流れを生む事が大事。セカンドペンギンをいかに巻き込むかが大事。まずは、どんなチャンネルか明示。そして、流れを生むために、どんどんスタンプを押して、一番にリプライして、遅れてる人には一人一人声をかけてリマインドした。日記の方はそれで完結して、最後まで流れを途切らす事なく細く長く続けられた。そしてこれからも続いていく流れになった。タコスは、まずは自分から🌮を投げた。それに乗じて面白がっていたメンバーがいた。それに拍車をかけるべく卒業式メンバーに声を掛けて協力してもらい、流れを作っていった。最終的には、どんどん尻上がりに盛り上がりを見せ、最後まで途切れることなく、毎日誰かから誰かに「ありがとう」が送られていた。卒業にふさわしい温かいチャンネルとなっていった。
まずは自分たちの内部で発信数を増やすというところまではできたが、外部への発信を訴求させるところまではいけなかった。ここはまた一つ課題。
1on1
ありがたいことに20人以上のメンバーとPOOLO期間に1on1をすることができた。わざわざ時間を割いてもらって、一緒に話ができてめちゃくちゃ良い時間を過ごせたなと。改めて、やっぱり人の話をどんどん聞いていくことが好きだし、お互いに聞き合って理解し合っているその感覚が楽しかった。まだ時間が合わず話せてないメンバーもいるから、卒業後にでもぜひ話していけたら良いなと思っている。
1on1はその人の本音に触れられる良い機会でもあり、自分のことを知ってもらえる機会で、一回話したからこそ、その後のチーム活動やSlack上のやり取りがとてもやりやすくなる。想いを知れるし、イベントへのきっかけにもなれるし、思いもよらぬ発見や出会いがある。やっぱり1on1は良い文化だなと思った。
講義の運営
月に1回持ち回りで講義を担当した。主に、講義が円滑に進むよう運営のサポートをする。BORに分けることもそうだし、zoomのチャットでコメントをする。必要な資料があれば良きタイミングで送るし、もちろん講義前のリマインドも講義後のアナウンスも行う。
参加者の想いを考えられないと難しいと思った。タイミング一つ取ってもそうだし、チャットのコメントもどこを拾うか、どんなスタンスのコメントをするか、どうすればわかりやすいアナウンスになるか。自分だけの考えで、これなら伝わるんじゃね?ではなく、全体感を見ながらこんな感じのが良いかもと直感的に感覚を掴むのって大事だろうなと思った。
講義の中でも、アイブレを考えるのが楽しかった。印象に残ってはないことだろうし、特に大したことではないかもしれない。でも、意図を持って問いを立てるとか、楽しかった。やっぱりこういうの好きなんだなって気づけた。
豊かさへのアクション
8ヶ月をかけ、様々な活動をしてきたのだが、POOLOの目指していることに合わせて自分の想いをまとめていきたい。(そもそもなぜコミュマネをやろうと思ったかの想いは、下のnoteから。)
POOLOとは、「世界を豊かにする ニューノーマルトラベラーが育つ学校」で、世界を豊かにするためには?旅の経験を、どのように還元するか?を常に求められる。それは、コミュマネも一緒だろうと思い、自分自身も考えながら参加していた。
豊かさについては後で書いていくとして、旅の経験を還元するにおいては、そもそも「旅」というものを捉え直す必要もある。海外に行ってゲストハウスに泊まって、っていうバックパッカーな旅だけが「旅」ではない。旅はもっと日常的なところにある。事象というより、旅的に捉えることができることを旅だと思っている。毎日の通勤の中で、車窓から新しい看板を見つけることをしていたら「通勤旅」と言えるかもしれないし、毎日違うランチを開拓することも「グルメ旅」だろう。もちろん、観光ツアーに参加することも旅だろうし、いつもと違うところに出かけることも旅だろう。その体験や出会いの中で、そこでしか得られない興奮や感動、新しい世界の発見や、自分自身の発掘、知識や経験を得ることが旅の醍醐味だろう。それら日常的に起こったことを、どう還元していくかを考える、それがニューノーマルトラベラーなんじゃないかと考えている。
では、「世界を豊かにする」とは何をしたら良いのか。分からないから一旦、世界が豊かになった時の理想の状態を考えてみる。すると、今の現状とその理想とのギャップが見え、そのギャップを埋めるためのアクション、つまり世界を豊かにするアクションを考えられるようになる。ただ、そのギャップを埋めるためには、他にも必要条件があって、「まずは自分が豊かであるかどうか」であったり「そもそも世界とはどんな世界を指しているのか」という、条件も必要になってくる。
おれの場合、理想の状態を「みんなが自分のことが好きだと思えている状態」とおき、自分自身も「自分が自分のことを好きだと思えている状態」を豊かだと捉え、自分のこれまで関わってきた人たちを「みんな」として、そのみんな(世界)を豊かにしたいと考えている。そのために、自分のことが好きだと思えていない人たちを、好きだと思ってもらうようにすることがアクションであり、それが自分の人生のミッションであると考えている。(詳しくは下のnoteで)
自分が好き=自分は豊か?
自分を好きになることが、自分が豊かだと感じることに繋がるとなぜ言えるのか。結論から言うと、「自己受容」ができ、「自己決定」している感覚を持てるからだと考える。
「自己受容」とは、今の自分、自分のいる環境、立場、役割、その中での考えや想い、諸々含めて、全部自分であると捉えられること。「本来の自分はこうなのになあ」と思っても、「でも今の自分は緊張してるから、自分の思う本来の自分が出しきれていないなっ」って思えている状態。理想の自分や目標としている人物像がいたとて、今現在の自分自身が「まあこれも自分だよな」って受け入れられていること。
自分を好きだなと思えると、自分で自分のことを肯定できているし、周りと比べてダメだとか、理想に近づけていないな、、と言ってしょげることをせず、どんどん自分を甘やかせられる。しょうがないよな、でも一生懸命毎日生きてるしなとか、それだけで十分に思えてくる。
ネガティブな要素も、ポジティブな要素も、全部含めて自分。うまくいく時もあれば、必然的に苦手な場面ではうまくいかない時もある。そういうもん。そんなまっさらで純粋な自分のことを、自分自身で抱きしめてあげる。そこからまた一歩ずつ毎日進んでいけば良い。
「自己決定」とは、毎日一つ一つの選択を、他人の判断軸や自分の感情をなしに選ぶのではなく、ちゃんと自分で選んでいる感覚を持って選択できていること。「なんか周りの空気的にこっちの方が良いよな」と思っても、「まあ自分は平和主義で流れに身を任せるのでも満足できるし流されていこうっ」で選択できてたら良い。自分の選択の中に、自分の想いや感情を乗せることが重要だと考える。
自分を好きだなと思えると、毎日が自分の意志で繋がっているような自立して生きている感覚が持てる。地に足つけて進んでいる。周りのことを気にしても良いし、流されていても良い。周りを気にしながら選択することができる、みんな想いな自分がいるし、流せれても不満なく楽しめちゃう柔軟な自分もいる。
毎日がなんとなく過ぎていくのではなく、1日を自分で進ませている感覚を持つことができる。SNSや人からの見られ方を気にしたとしても、そんな自分を否定する必要はない。その上で、自分が自分でどう選択していくかを、肯定したら良い。そしたら、自分軸で毎日生きていくことができる。
自己受容力を高め、自己決定感を上げる
自己受容力を高め、自己決定感を上げるにはどうすれば良いか。それは、POOLOで行った活動にも通じている。
①自己ビジョンを掲げる。
過去から自分を知り、改めて現在の自分の欲求と向き合う。自らを理解し直し、これからの軸を作り出すことができる。ビジョンを掲げることで、想いが変わり、毎日の選択にも変化が現れる。
②素直に自分の想いを出す。
ビジョンを達成したり、欲求を満たそうとするために、アクションを起こすことを通じて、内側の想いをアウトプットする。出してみて、「違う」。出してみて、「やっぱりコレ」。そんな自分の選択から、次の選択を見つけ出していく。
③対話して、自分をメタ認知する。
他者と自分を比べ、違いを認識する。違うことはダメではなく、新しいことを知れる機会。自分の想いを受け入れつつ、他者との違いを認識する。自己理解、他者受容を進め、自らに還元する。
これらの繰り返しの中で、自分のことが好きになって、どんどん自分を豊かにしていくが、忘れてはいけない大前提がある。
それは、「人は一人では生きていけない」ということ。手に持っているiPhoneは自分では作れないし、電気も自給できない、食べ物も自分で生み出していないし、全部誰かが何かしらのことをしてくれている上で今の暮らしがある。身近なところでも、職場の人がいるから自分に仕事があって、育ててくれた親がいるから今の自分がある。わかりにくいかもしれないけど、今の自分があるのは、たくさんの周りの人たちがいてくれるから成り立っている。だから、わがままに生きれば良いとは思わない。たまには、そんな時期があっても良いかもしれないけど、その間にも誰かが自分の分を補ってくれていることは忘れちゃいけない。
誰かしらに何か恩恵をもらっている上で生きていると考えると、今度は自分が何かしらの形で誰かに渡していきたいと思えてくる。自分が豊かであると思えた時に現れる健全な負債感が、「世界」に目を向けさせるんだろうなと感じる。
世界を豊かにするためには?
これはまだ答えが分かんない。理由は、世界は認識でできているから。一人一人の認識の上で世界は創られているから、自分の思う世界と友達の思う世界では見えているものが違う。同じ「海」でも、人は遊びに行こうと思うだろうし、魚は住んでる場所だって思う。おれは癒される場所だなあって思うけど、今日は釣れそうだって思う人もいれば、夕日が綺麗だよねって思う人もいる。全てそれぞれに捉え方があって、それぞれの認識でそれぞれの世界が成り立っている。
だから、一旦自分の世界の中で、豊かな世界を作ろうと考える。豊かにしたい対象が具体的に見えてくるし、豊かにしようとアウトプットをして、豊かな人と一緒にいようと思えて、豊かだと思える人とつながる。おれの定義で言うと、ここでの「豊か」は「自分のことが好きだな」に置き換えられる。「自分のこと好きだな」ってもっと思ってほしい対象が具体的に見えて、「自分のこと好きだな」って思ってもらえるようにアウトプットして、「自分のこと好きだな」と思ってる人と一緒にいようと思えて、繋がる。そうやって、自分の周りから少しずつ自分にとっての豊かな世界を創り上げていく。強制はしたくない。けど、できることをできる限りする。
強みだと思うことを伝える、話を聞いてもっと聞きたくなったところを深堀りする、問いを立てる、感謝を伝える、勇気をキャッチする、必要だと思うことを提案する、話す、笑う、共感する、肯定する。何が相手に伝わりやすいものなのか、どんな媒体で、どんなタイミングで、どんな言い方で伝える方が良いのか、分からないことがほとんどだけど、自分のできることはできる限りする。
そうやって、日々自分ができることを、一人ひとりに対して、一つひとつ積み重ねていくでしか、世界は豊かにできないだろう。そして、それぞれが捉えている世界があるからこそ、それで世界が豊かになっていると信じるしか自分にはできない。自己受容して自分のできることを捉え、自己決定して一つひとつの選択を自分でする。これってつまり、自分を豊かにすることとイコールである。面白いことに、世界を豊かにしようとすると同時に、自分も豊かになっていると言える。
(3期の時の自己ビジョンの発表で、自分が豊かになることと他者が豊かになることの循環で、世界は豊かになるんだって言ってた。当時はだいぶ荒かったけど、今はだいぶ解像度上がった気がする。)
POOLO7期を豊かにできただろうか?
今回、できることをやろうと決断して行ったチャレンジ。POOLO7期のコミュニティマネージャーとして、POOLO7期を豊かにできただろうか。前半に、活動を振り返ったが、活動内容ではなく、自分のできることに沿って何をやったのか、まとめて結論を出そうと思う。自分のできることとしてわかりやすい、ストレングスファインダーの結果を用いながら考えていく。
・最上志向
よりもっと、高みを、ベストを、自分に求めてしまう。かつ、他者には強みに目を向け、本能的に強みをキャッチアップして、それを活かそうとする。
自分に対して満足することはなく、反省点を見つけて、次に活かすことは常にしていると思う。7期のメンバーやコミュマネ、運営含め、強みに目を向けようと意識していた。細かいところかもしれないが、個々の背中を押したり、強みを引き出そうとしたり、チームマネジメントやイベントの所で活かせれたと思う。
・戦略性
複数のパターンや方法を模索して、適切に答えを導こうとする。直感的に本質的な問題や傾向に気づき解決策を特定する。言語化して共有するのが得意。観察と分析を繰り返している。
チームMTGで行き詰まっている時に、本質的な問いを投げかけたり、課題に対して表面的ではない解決策を考えようとしたり、チームメンバーやチャンネルの立ち上げに対してはできた気がする。ただ、運営視点であったり、POOLO7期というコミュニティに対して、もっと考えることができたんじゃないかと思う。様々な角度でもっと捉えるべきだった。
・共感性
周りに人の感情をキャッチして、自分に落とし込む。自分視点ではなく、相手視点に立って、物事を考えることができる。
正直コミュニケーションを取る時に、当たり前にやり過ぎていて捉えることが難しい。だが、相手の意見を自分視点だけで考えてレスポンスするんじゃなく、相手のことを想像しながらの反応は心掛けている。講義の運営ではここが特に発揮されたのではないか。相手を嫌な気持ちにさせない、話しやすいような雰囲気作りはここからきているかもしれない。
・包含
みんなをグループの一員であると感じさせるために、仲間の輪に入れようとする。誰一人取りこぼさない姿勢を大事にして、他者を受け入れることができる。
誰とでも分け隔てなく関われる強みだと思う。みんなをっていう部分で言うと、POOLO期間の中で関われた人と、関わりきれなかった人がいるから、その部分で言うともっとできた。7期は離脱率が少ないような気がするが、離脱者をできるだけ0に抑えたかったのはここがあるからだ。もっと、みんなとコミュニケーション取りたかったし、もっと全員と話したかった。
・運命思考
人や事象には何かしら繋がっているという感覚を持ち、人と人とを繋げたり、日常からも何か意味があるように捉えて、価値観や信念との結び付きを強固に感じられる。
自分の信念を持って、POOLO7期で行動できたのもこの強みがあったからだろう。人と人とを繋げる役目はあまりできたとは思わないが、物事の意味付けのためにイベントを行ったり、インタビューを通してそれぞれの考え方や癖などをその人のビジョンを結びつけたり、要所要所で無意識にやっていたかも知れないな。
振り返ると、反省が出てきたり、もっとやれたなって部分がわかる。が、おそらくその場その場で自分のできることをやったんじゃないかと思う。自分のできることで、できるだけの関わりを創り出したんじゃないかと思う。だから、今がある。今に続いている。当時は当時での課題があって、それを解決したり、考えたりする、その時にできることをしていたんじゃないだろうか。まだまだ豊かにできたとは思っていないが、豊かにしようという姿勢で在り続けられたとは思う。
最後に
このnoteで書き進めていくことで、ようやく自分の考えていることもまとまってきた。正直、ここに言語化するまでは何となくもうちょっとできたなと思うものの、何に対してもうちょっとできたのかが分からず、ただただ「もうちょっとできた」感を感じていただけだった。でも、言語化して、構造的に自分を捉えることで、何ができて、何がもうちょっとできたかが見えた。ここに、言語化、ひいては自己表現することの意義があると思う。
表現をすることは、単に「出す」だけではない。表現しようとする過程で、改めて自分自身を内省し捉え直すことができて、自己理解が深まる。表現をすることで、他者視点での意見に触れることができたり、自分自身に対して違和感を覚えたりする事もでき、改めて自分はどう考えているのだろうかをじっくり見直すことができる。
ライフデザインを創るにあたり、それぞれの表現をしていたと思う。noteを書くこと、写真を撮ること、MTGで意見をすること、旅をすること。その中で、自分自身が何を感じて、何を思ったのか、その上で自己ビジョンとのギャップはあったか、なかったか。自分本意な感情で今一度、自分の考えを振り返ってみてほしい。そして、どうだったのか聞きたい。
コミュニティマネージャーという仕事は、興味深い。もどかしい時間や難しい課題が多いが、面白い。他者との関わりの中で、個がどんどん磨かれ、連鎖して繋がる。そしてまたそこから個が磨かれていく。そんな場面に立ち会えたことをとても幸せに感じている。何より、この過程を見た上で、これからどんな未来になっていくのかが、とても楽しみである。
POOLO7期で、コミュニティマネージャーができてよかったです。またどこかでたくさん語り合いましょう!ありがとうございました。
参考
ここまで色々と振り返ってきて、参考にしている考え方や、学びを得られたことをシェアして終わりたい。こうやって、様々な人や物事の上に、今の自分が立っている。それを忘れずに、これからも自分のできることを「世界」に還元できたら良いなと思って生きていきたい。
・『世界は贈与でできている』
自分が生きられるのは誰かが何かを与えてくれたからだと気づく。世界に目を向けるための一歩になる。
・『豊かさとは何か』
日本は、世界は、何が豊かだと言えるんだろうか、考えさせられる。1989年に初版が発売されたのに、今でも響くあたり、考えなければならないよな。
・『ゆっくり、いそげ』
Giveしたらtakeするではなく、自然に、何か受け取っちゃったからお返しをしたいなって思えるように。
・コテンラジオ
歴史を面白く学べるPodcastだが、暗記する歴史ではなく、人物や事象をメタ的に捉えた解釈が学べる。これを聞いて、物事の見方が変わった。
・みんラボ
人の才能に着目したPodcastで、誰しもに才能があり、その見つけ方や活かし方を語っている。
*よかったらPodcastいくつか配信してるので、よかったら聞いてみて下さい。
・のすけのラフラジオ
・さんぽの言語化
・おなやみに、おやすみ
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