チームメンバーと考える「Scrumの価値とは?」 #atama_talk
こんにちは。atama plusのエンジニアの@ikasumi_wtです。
今回は、atama talkという社内勉強会を開催しましたので、簡単にですがその様子をお伝えしたいと思います。
atama talkとは?
atama talkとは、社外からゲストをお迎えして行うatama plusの社内向け勉強会です。
「いろんな人の知見を取り入れて、よりよいプロダクト・組織を皆でつくっていきましょう!」という想いで、不定期で開催しており、11月時点で3回行われています。
基本的に社内のメンバーから声が上がったものを、社内のコミュニケーションチームと相談して開催に至ります。
今回は、自分がアレンジして10月に開催したアジャイルの勉強会についてお伝えします。
「Scrumの価値とは?」をテーマに開催
10月に開催したatama talkでは、Scrumについての理解を深めるため、アジャイルコーチの荒瀬さんにお越しいただきました。
アジャイルコーチ:荒瀬 中人さん
ヤフー株式会社内、関連会社、子会社に出向しアジャイル開発導入、改善支援している。特にリモート開発、オフショア開発、大規模開発のアジャイル開発に特化した支援を実施中。その傍、最近は社外に向けたアジャイル開発に関するコーチ、相談、アドバイザー、セミナー、ワークショップなど活動範囲を徐々に拡大中。
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atama plusでは、アジャイルやスクラムに関するインプットが入社時のオンボーディング研修に組み込まれています。このオンボーディング研修は、プロダクト開発に主に関わっているメンバー(プロダクトオーナー・エンジニア・デザイナー)に限らず、カスタマーサクセスやコーポレートなど、全社のメンバーが同じオンボーディングを受けています。そのため、職種問わず全社員にアジャイルの考え方が浸透しています。
そのようなバックグラウンドはあるのですが、日々の業務の中で"その価値とはなにか?"ということをまとまって考える時間が少ないと思うこともあります。
そういったときに、自分たちがベースとしている思想について立ち返ることも必要だと思い、今回は全職種を対象として、「Scrum Value」をテーマにアジャイル・スクラムのベースとなる価値観についてのワークショップを開催しました。
当日のながれ
まずはじめに、スクラムコーチの荒瀬さんからイントロダクションとしてScrumの価値について簡単にお話しいただきました。
お話いただいたあとは、メインのワークショップに。
ワークショップは、scrum.org の scrum valuesを元にしたものを行いました。
まず、一人でもくもくとワーク。Scrum valuesの5つのValuesに対して、自分がそれぞれvalueをもっているのか?を付箋に書き出しました。
atama plusはレトロスペクティブなどで普段から付箋を使うので、付箋やペンはたくさん常設されています
個人で書き出した後は、お互いの価値観を共有するためのワークに移りました。
隣の人とお互いどのような価値観を持っているのかを共有し、相手の価値観を理解できたらチームになり、他のチームとさらに価値観を共有する形で進んでいきました。
価値観が違うな?と思った場合は、1つのチームにはならず別々に別れます。その後、同じように他の人と価値を共有します。
今回のワークショップでは、最初にペアで話したうちの一組がチームにならないで進みましたが、価値観を共有することが大事なので、お互い別の価値観だということが共有できたということです。
残り3チームにぐらいになり、1チーム内で一度に共有される価値観の枚数や人数が増え、付箋を囲むような形で共有会が。
ワークショップも終盤。最終的に2チームが1つの輪となっての話し合いになりました。大きな輪になったので、ついにマイクが導入されました。
最初に1組だけ別れた人たちお互いのチームに入っており、最後にその2人再度(本人曰くプレゼン力が高まり、きちんと伝えられたため)お互いに共有し、価値観が実は同じ方向性を向いていることがわかり、全体が一体になりワークショップは終了しました。
荒瀬さん曰く、全体が1チームになるのは珍しいとのこと。
1チームになることが良い・悪いではないとのことでしたが、このワークショップを通じて同じ会社のメンバーのお互いの価値観を理解し、一緒に働けるのは良いな〜と思いました。
おわりに
今回の記事では、
・atama talkという社内勉強会を社内で行っていること
・よりよいプロダクト・組織を作っていくためのワークショップを開催した様子
をお届けしました。
社内でどのようにプロダクト開発をしているか・カルチャーを大事にしているかが少しでも伝われば幸いです。
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今回は、ベースとなる価値観についてのワークショップを行った話でしたが、 実際にどのようにプロダクト開発をしているのかをテーマにした少人数の座談会を2019.12.03 (火)に開催予定です。
・デザイナー、エンジニア、POの視点から語る「デュアルトラックアジャイル」
まだ枠がありますので、ご都合合う方はぜひ。
ーー追記
atama plusのことをもっと知りたい!という方は、以下のスライドを御覧ください。
また、一緒に働いてくれる仲間は常時募集中です!