『お笑いブーム』で初めての街裏ぴんくさん!
なんばグランド花月で開催された『お笑いブーム』に行ってきました。
ちょっぴり久しぶりのNGK。
いいお席が取れたので間近で見られるワクワク感と共に開演を待ちます。
レトロな音楽が流れて昭和のよき日といった雰囲気です。
ネタ順は
ミルクボーイ→ツートライブ→金属バット→デルマパンゲ→街裏ぴんく→ミルクボーイ→ツートライブ→金属バット→デルマパンゲ→街裏ぴんく→ミルクボーイ。
二本ずつと大トリにミルクさんとなっています。
ネタのみのストロングスタイルで、私の大好きなしゃべくり漫才と漫談。
贅沢な時間です。
いよいよ開演!
まずはトップバッターのミルクボーイから。
やっぱりM-1王者のミルクボーイはすごかったです。初めて見たネタもあっておとん登場まで笑いっぱなしでした。
登場から数十秒、「今○○をいただきました~」で場内大爆笑ですから。
トップバッターのつかみであの笑いが取れるのは、さすがとしか言いようがありません。
ツートライブは何度か見たネタでしたが、しっかりブラッシュアップされていて、何回見てもさらに面白くなっています。もちろん今回も前回見たときより、さらにさらに面白くなっていて、今年の勝負ネタなのかな?とも思いました。
金属バットはいつもどおり静かに登場。
いやいやいやいや…から始まるお二人の世間話のような空気感は大好きです。
あの独特の掛け合いと、友保さんの「せやで」が「しゃーで」になった言い方、それにギリギリアウトでしょ?とヒヤヒヤするような毒づいたゴシップも、完璧に笑いに変えてしまう漫才は金属バットにしかできない漫才です。
毎度ネタ時間が心配でおなじみのデルマパンゲは、やはりちょっと長めだったような…(笑)
広木さんがいつも以上にキレまくっていたし、迫田さんも食いぎみで持論を展開していましたが、途中で疲れきった広木さんが面白すぎました。
いつもながら友達同士の言い合いを見せられてる感覚で、まあまあまあ…と割って入りたくなる漫才は最高です。
そして、楽しみにしていた街裏ぴんくさんです。あの広いNGKの舞台全体を使い、歌って踊って小走りして転げ回って、マイク前に戻りしっかり面白い漫談をする…
楽しみにしていた以上に面白すぎました。
見たことのない景色でも頭の中に情景が浮かぶ語彙力は、絶対また見たい!と思わせてくれる、まさに圧巻の『話芸』でした。
それにしてもよく笑いました。
設定漫才ももちろん面白いのですが、私はこのしゃべくり漫才の「もうええわ」に向かってどんどん加速していく掛け合いが好きで、オチが重要というより、言い合いになって埒が明かなくなっての「もうええわ」を聞きたいのです。
デルマパンゲの「ひとつもついてこん!」「すかん!」が心地いいのです。
そして、このタイプの漫才をする人は、みなさん圧倒的な語彙力と言葉選びのうまさを持っていると思っています。
最後までお客さんを惹き付ける言い合いがしゃべくり漫才の魅力です。
今年もM-1の予選が始まりましたが、1組でも多くの埒が明かない「もうええわ」を聞けたらいいなと思っています。
さて、今回初めて見た街裏ぴんくさんは、また来週よしもと漫才劇場で開催の『漫才×漫才×コント×コント×街裏ぴんく』で見ることができます。
もちろん行きます…楽しみ。
ちなみに、さきほどデパート催事で買ってきたばかりの福岡県太宰府名物『梅ヶ枝餅』を食べながらのnoteです。
焼き立て熱々販売だったので、まだあったかくてお餅もやわらかい…
これはすぐ2個目だな。
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