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あきやさんといっしょ。あふれ話。


こんにちは。
少し前に9月初めの遠征のことをパタパタっと書き起こしました。
読んでくださった皆様、ありがとうございます。

私はひとつひっかかってしまうと、気になり続けるタイプ。でも一応生きていくためには日々のあれこれもこなさないといけないので時間が足りなくなると一旦放置、を繰り返しています。
今回はそんな、都会の振り返りからあふれていたあれこれのはなし。

*****

[コンセプト探しのヒント表]からキーワードを拾い集めようとしたら両手でも足りないくらいもりもり集めたくなってしまって「整理しないと見えてこない。あーとで!」をしたのが2024年あきやさん講演会3回目当日(現地でマルをつけすぎました)。

翌日。
お教室の中で、あきやさんからのお題キーワードを参加ガールズ全員が同時にわけわけ。
わけわけした中からチョイスして、それぞれの軸となるコンセプトへ繋げていく。
軸となるコンセプトが誕生して、地元に帰って数日。
資料やメモを読み返しながらどこかうずうずしていました。
というのが前回の終わり。

自問自答ファッション教室でガイド頂いた私の軸となるコンセプトはしっかり要素を詰め込んでわかりやすい。いいたいことはわかる。でもなーなんだかな、そうなんだけど。間違ってはいないんだけどなにかあと一声、なにか取りこぼしているような、考え足りないような。もう少し突き詰めたい、という……言ってしまえばただの凝り性。
違いますね、せっかくならコンセプトもこだわりたいのでした。
ということで改めて一歩ずつ拾い集める妄想の旅に出掛けることにしました。

講演会のヒント表から選ぶ
「心が踊るもの」。
ファッション
雑誌、映画、音楽
旅行、グルメ
小説、絵本
デザイン、美術、建築、インテリア
写真
書道

私の認識として近そうなものを並べることでいまいち厳選できない具合をごまかそうとしています。
媒体に限らず″物語″にてをのばしがち。
自覚しているのは"美しいものが好き"なこと。

続けます。「動詞」
歌う、話す、聞く
歩く、散歩する
書く、読む、ほめる、学ぶ、考える
プロデュースする、アレンジする、組み合わせる、企画する
案内する
飲む、食べる、味わう
飾る、撮る、集める
願う、祈る、夢みる
遊ぶ、見つける、楽しむ

ひとつめよりももっと、絞れない。
なんとなくみえてきたのは、ひとりでもいいけれどきっと″人と関わる時間も大事にしたい″のだろうということ。
私ばかりが″話す″のではなくて、目の前のお方のお話を″聞く″時間も好き。
独演会や講演会ではなく普段の対話で人の話を遮って話すばかりの人は苦手。
一方通行が苦手。
「言葉を交わす」にすれば一言で伝わるのかしら。
集めるから、組み合わせる。
組み合わせることは、アレンジすること。アレンジするためには考える素養が必要だから学ぶ。 
欲しいものがみつからなければ、作ればいいじゃない! と、いう発想になりがち。大きく言えばプロデュースともいえると思う。
私にとって地続きの営みなので、塊になっていく。
誰かと関わることも続けていたいけど、できるところまではひとりでやりたい想いもあるし、やってみたらある程度のところまではできちゃう。
という中途半端に器用な自分のことも知っている。
ぜんぶ必要だなぁと思いつつ、一応いくつかマークがついていました。

上から
・歌う
・案内する
・夢みる
・遊ぶ
実際の行動というよりももうひとつ大枠で考えたときに大切にしたいこと、かな。
繋げてみるとするなら、
夢をみて、歌い(もしくは囀ずるように話し)、遊ぶ。必要としてくださる方がいらっしゃったら案内する。
とても楽しそうです。
愉しそう面白そうだと感じたものに手を伸ばすから、読む書く学ぶあたりは全部遊びの延長線上だという認識なのかもしれない。

最後。
自分や大切な人たちに[どんな気持ち、状況]になって欲しいか。
喜ばせる、笑顔にする
自由にする
挑戦させる
キラキラさせる
リラックスさせる、ホッとさせる
魅力を引き出す
狂わせる
魔法をかける

ここはなんとなく、前向きな言葉がまとまって並んでいるように感じます。
笑顔でいて欲しいし、キラキラした瞳で挑戦する心を持っているお姿ってとっても素敵だと思っている。
自由でリラックスしていないと、心にその余裕が生まれにくいと思っている。
だから、ホッとする場所を持っておいて欲しい。
でも時にまわりがみえなくなるほど集中する時間があったっていいと思うから″狂わせる″ことも楽しいかもしれない。背中を押すような魔法もかけられたら素敵。
そう考えてくると愉しい刺激という意味で″衝撃を与える″も近いかもしれない。
私は私のことを、単調な日々の繰り返しも愛してもいるけれど、多少は驚きがないと心が先に死んでしまうタイプだと思っているから、適度に愉しい驚きは欲しい。
ジェットコースターとまではいわなくても、動き続けること。まぐろほどはやくはなくていい。
流れなくなった水は濁るから、流れていて欲しいと思っている。
私に必要なものは「流転」?

前にも書いたことがある気もしますし余談も余談ですが某刀ゲームで初めてお迎えした太刀が鶴のお人なのが、ほんとうにご縁だとしみじみ。
次に来た太刀は獅子のお人(何も隠れてない)。
はじまりのひとふりは縁側でひなたぼっこが似合うこです。うちのあのこは基本寝ています。
この3人が、始めた翌日には揃っていた。
穏やかで賑やかな人たちが初期を支えてくれました。
慣れないうちって、結構さぐりさぐりで。初期メンバーはひとつレベルが上がるごとにとても嬉しかったのを覚えているから、愛着がある。
気まぐれに始めたのに、振り返ってみたらちゃーんと私っぽい。おもしろくてふしぎ。
ゲームもゆるゆるっと続けています。
なんの話ですか。はい。戻ります。

キーワードを拾い集めてきたたころで。
つくることも好きだけど、必ずしも″自分で″つくることにはこだわっていなさそう、だと浮んできました。
また話を変えますが私がひとりでぐるぐる考えて、一番最初に暫定コンセプトを定めたのは2023年3月。

当時、やれるならやりたい。でも現実問題として難しい。だから職業としては名乗れない。他にしよう、といくつか却下しています。
当時の私は思ったよりも現実に寄せて考えていたみたいですね。
職業として冠するなら、生計を立てられるもの。ちゃんと自分の足で立っていられるようにしたいとどこかで縛っていたみたいです。
時に妙なところ真面目だよね、と頂きやすい元々の性格にも繋がっていそう。
当時定めた職業は[アートディレクター]。
もの作りをする人であること。ひとりではなく誰かと一緒にひとつのプロジェクトをすすめること。手をのばしたい方向の広さを表すワードとしては悪くはないと思いますが、これでなくてもいいよねと。
妄想だから自由でいい。というメッセージを講演会等で受け取ってきたので、もうすこしふわふわすすみます。

序盤に戻ります。
自問自答ファッション教室でガイド頂いて、軸となるコンセプトを編んできました。
[大きいアトリエで華やかで潔くてこだわりがあって遊び心のあるモノを作る作家]
みたいなかんじです(読み上げた時のリズムが気になってお教室時のメモからは並びを変えております)。
″作家″は特に文筆業とは限らなくて″アトリエの中でいろんなものを作る人″です。

自分でもある程度作れるけれど、ある程度、なことも自覚している。
自分で作り上げることよりも完成品のクオリティが高い方が私は嬉しくて。
私は作る人でもあるけれど、美しいものが好きなことも譲りたくない。
そしてある意味で繋ぐ、繋がりを広げる人でもありたいのかなと。
大きなアトリエは、家具を作ってみたいという願望が浮かんでいたからでもあるけれど、ご一緒いただける仲間と集える場所にしたかった、というのもある。
継続して製作する何か、を考えたときに思い浮かぶものが大きいかと考えるとそうでもなさそうで、それならそこまで大きくなくてもいいのかもしれないなと。

*****
妄想、まいります。

とある街の、賑やかな通りから少し離れた場所にある古いビル。
前オーナーがこの地を離れるときに管理を任せてもらった場所。
1階には前オーナーがつけたままの小さくて古ぼけてすっかりわかりにくい看板がひとつと、大きくて重たい扉。
扉を開けると、白い壁と大きくはないけれど灯り取りとしては十分な窓に、高い天井。案外明るい空間。 
中央の広いスペースは定期的に展示内容が変わり、壁に面したいくつかのブースには比較的長いスパンでお預かりしている大好きな作家さんや、これからますます頑張ってほしいなぁのフレッシュな作家さんの作品たち。
ご希望があれば中央は貸しスペースとしてもご利用頂けたりして。
2階には工房。
元々独学で遊んでいた趣味が高じて入り浸っていた工房を引き継いだかたちなのかな、長年の作業中の何かや、資料や素材として集めてきたあれこれが溢れている。出来上がったものもきっといくつかころがっている。
1階以上に、ご縁が繋がった皆様だけがやってくる場所。
工房と繋がっているのかな、きっかけさえあれば時に作業場と化してしまう居住スペースのリビングは連絡もなしに友人が羽を休めにきたり、誰かが急に旬のものを大量に持ってきてはあれよあれよと人が集まったり。
(たけのことかりんごとか、嬉しいけれど一度に頂くと処理にちょっとだけ困るものをみんなで調理する瞬間って楽しくないですか。
賑やかに粉にまみれていたら何も知らずに作品の納品にやってきた作家さんが「何このバターの砂糖の匂い」って入ってきて「アップルパイが焼けたところだから食べていってね」みたいな🍎)
時々息がつまったら、普段は危ないからとかなんとか理由をつけて締めている屋上へひとりで出て深呼吸。
空を見上げてかすかに聴こえる海の音を感じると、ふっと肩のチカラが抜ける。
ナントカ流星群の日なんかには、どなたかと一緒にレジャーシートを広げても楽しそうですけれど、それは特別な日に限られた人とだけ。
みたいな。

お洋服としては、作業の日は動きやすくて肌触りがよくて洗えるもの。
誰かにお会いすることがわかっている日は、お相手やシーンによって時に華やかに、時にきちんと。
クローゼットの中身は、ベーシックなシルエットのカラフル。いつもどこかに有彩色。
アクセサリーはつけっぱなしにしているちょっと丈夫なこがいくつかと、あまり得意でない事務作業の気分をあげるためだったり、お出掛けの日にだけつける繊細なこたちの2分類。
プライベートスペースにはいくつかアクセサリートレイがあって、できるだけトレイに置くようにしているけれどついぽいっと空きスペースに置いてしまっては、後日探す羽目になる。
みたいな。

妄想族なので、建物はおいおいもう少し細かく詰めていきたいですけれど。外観は煉瓦もいいな。
物置きかどこかから異空間に繋がっていてもたのしそうです(魔法ってそっち?)。

*****

妄想もある程度固まってきたところで、暫定コンセプトを更新します。
「海がきこえる街のアトリエで歌い遊ぶ、カラフルで凛としたギャラリスト」
華やか″、″こだわり″、″潔く″も残したい気もしましたが、収まりが悪いので一旦落ち着きます。
私のイメージでは、ギャラリストはこだわりがないと務まらないし。取捨選択のためには潔さも必要だと思うから、なんとなくつめこめている気分。
もっとしっかり自覚したくなったら、その時に言葉として入れようと思います。
普段短くお伝えする時は「カラフルで凛としたギャラリスト」だけでもいいかもしれません。

ここまできたので、ついでに。
#あきやさん講演会 3回目のワークまで一気にすすめます。
#コンセプト会のワーク
新しいコンセプトから考えても、開くならお教室で頂いていたとおり、動詞は″紹介″でよさそうです。

可愛いや美しいを産み出してくださる大好きな作家さんたちのこと。
私の手元にある、お気に入りアイテム。
私の手元にはないけれど、憧れのアイテム。
ナドナド、素敵なあれこれを少しずつ、ご紹介できたらと思っています。

地方在住なので、今のところ現実的なのは
①オンライン。
需要がなくても、まずはひとつずつ記事にしてみようと思っています。
ギャラリーの名前が、看板がうすぼんやりしているおかげでわからないのですけれど、解読できたらマガジンか何かで始めようかな。

動かしてみたりアレンジを変えていく過程をご案内したい気分になったら。
動画は撮ったことがないので、撮影方法を勉強するかもしれないし、Zoomやなにかで
②オンラインギャラリーと称するのも楽しいかもしれません。
そういえば今までにもZoom会の中で短い一幕、即席で私が手元にある帽子やアクセサリーのアレンジを変えていくのをみていただく瞬間を持ったことはあります。
ご紹介するものの予定をたててから開催すれば、ある程度時間をかけてのご案内もどうにかなりそうです。

いつかどこかでタイミングが重なったら、場所を決めて③リアルでギャラリーを開催するのも楽しいかもしれません。
ただ実物を並べようとすると、準備の関係で居住地近郊での開催に限られてしまうことが難点。
今まで試してみたことがない形のお帽子をよかったらかぶってみてくださいね、スカーフ/ストールを巻いてみてくださいね。傾け方ひとつ、結び方ひとつで雰囲気が変わりますよと、ご縁を頂いたゲストさまに体験して頂けたりしたら私がたのしいのかしらと……あれ? 友人とのウインドウショッピング中に本人が自分から手を伸ばさなさそうなアイテムをさしだし、鏡の前で私が手を加えること、と近いのでは。
ファッションアイテムに限定すれば、今までにもやっています、ね。
お気に入りのブランドのPOP UPがあるよ。蚤の市にお気に入り作家さんが参加されるから行こう、って……友人のことを唐突に誘っています、ね。
私が集めたもの、からの紹介に限らなければ本質としてはそれこそ″勝手にやってたこと″でございました。
できる。できるよわたし。なんとかなるよ。だいじょうぶ。

ある意味脳に刻まれているさくらちゃん。

安心して、ギャラリーの看板を磨こうと思います。

Xは通ってきてないのですけれど。

私は私の明日をしっかり選んでいきたい。
唐突なCLAMP展でした。
CLAMP作品からは、大切なことをたくさん教えてもらいました。大好き。

さいごに。
毎度のことですが、長くなりました。
改めて、お読みくださりありがとうございます。
もしコンセプトワークの会各種、開催の運びとなりましたら看板や告知くらいは準備しようと思っておりますので、もし街の散策の合間に見つけてくださったらよろしくお願いいたします。

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