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看板は新しく掲げることにした

初めましての方も、お世話になっている方も、こんにちは。
少し前に"自問自答ファッション"のコンセプトを更新しました。
🌱プロフィールにも自問自答ファッション用のアカウント、と銘打っているしとタカをくくってこれまで唐突に書き始めていたのですけれど、なんだか(おそらく別の界隈のお方では?)というお方から覗いていただくこともあるみたいなので、お試しで書いてみます。

自問自答。その名の通り自分と向き合っていく中で、妄想クローゼットならぬ妄想活動拠点? を考えてみても楽しく過ごせそうだったので、それまでのコンセプトから更新することを決めました。
繋がりで、コンセプト会まで妄想して草案みたいなものを投げておきました。
その後、イベントに合わせて「偏愛マップ」という名のわりにどこかはき違えた自己紹介のようなものを作成したり。
イベント前後で、大好きなフォロワーさんやガールズさんとあれやこれやのんびりお話しさせてもらったり。
ご縁を頂いたガールズさんたちの偏愛マップを読んでいたら、書き起こそうとしたときには頭に浮かばなかった私の好きにもいくつも出会えてにこにこ。
そんな緩やかに心地好い刺激の数々をいただいていたら、少し前の"コンセプトの方向性はこれで大丈夫か妄想"の中では読むことができなかった看板の名前がわかりました。
今回はそんな「探し物をみつけた話」です。

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少し前に決めた私の暫定コンセプトの職業は「ギャラリスト」。
世間では【画廊やギャラリーなどを経営し、芸術作品を販売する仕事】みたいな説明になるみたいです。
私の場合は、自分でも多少モノ作りをするけれど、既に素敵だなぁをお作りになられている方、形にしておいでのお方に出会えたら、素直に「わーわーすっっっごいですね🩷 」みたいな語彙力のない感想をへろっと口にする。
作る人から、こだわりを伺ってみたり作業の一端を魅せていただいて、さらっと披露される技術に感嘆しては「これはどうなっていますか?」を伺ったり、タイミングもありますがご厚意に甘えてちょっとした体験をさせて頂くこともあったり。
体験してみてもう少し深く学びたくなったら「もしよければ教えてください」とお願いすることもあるし。自分ではできる気がしないのでご一緒頂けると嬉しいな、なことには「お願いしたいことがございまして!」と相談する。
……えと、ここまで普段のわたしです。これまでもしてきたこと。

コンセプトの人はもう一段階。
「こんなの欲しいな」の個人希望を時に挟みつつ、作家さんたちの次の作品を楽しみにする。
私から「紹介させてくださいませ~🩷」とお願いすることもあるだろうし、もし作る側の方が作品を披露する場所や交流する場所として、ご縁を感じてくださったらお好きに使ってくださいなの場所を提供する"管理人"みたいな人でもいたい。
という、"ご縁を繋ぐ人としての場所"と"自分が試行錯誤する場所"が併設された建物にいました。
大切な作品たちをお預かりするからには、管理人の方がメインだろうな、でギャラリストです。

あの日勢いで潜った妄想の中では、居場所の名前、屋号みたいなものがわからず。
なんでしょうね、"決まっていない"ではなくて"そこにあることはなんとなくわかっているのに読めない"みたいな気分でした。

空を見上げるのが好きです。
晴れていても曇っていても、お出掛けの朝には乗り物に乗る前に空の写真を切り取りがち、SNSへなげがち。
みたいなところから、集めて並べて、考えました。
今回の見出しは、ある秋の日。

お星さまが好きなことは自覚していました。
星柄やモチーフが好きなこともありますし、科学館やプラネタリウムにやたらいます。
近しい道をすすんできたと思っていた友人から「これまでの人生で一度もプラネタリウムに行ったことがない」と聞いたときには驚きました。
自分から行かなくても1回くらい学校行事にありませんでしたか? とつい聞いてしまったけれど記憶にないそう。
私自身は、科学館へ学校行事でも地域の集まりでも行きました。あれはたしか小学生。
展示スペースで太陽系の軌道の模型や月の石等、キャプションをゆっくり読みすぎてグループ行動からはぐれがちでした。
そうか、地域性もあるのかもしれませんね。私の育った町には市の科学館があるからルートに組み込まれやすいだけかもしれない。
学生でなくなってからも旅先で目的地付近に何があるかしらと探しては科学館を選びがち。時間が空いたと思ったら突発で来訪しがち。やたらと天体図や月面写真のポスターを抱えて帰りがちです。
そういえば誰でもいいので歴史上の人物についてまとめよという課題でガリレオ・ガリレイをえらんだこともあります。中学生だったかな。
ギリシャ神話を一時期読みあさった時に空にはたくさんの神様がいらっしゃるのだと思った記憶。
星空解説はわくわく聴きますが覚えようと思って聴いていないので、ちっとも詳しくはなくて。
何度聴いてもただたのしい。
レベルとしては夏の大三角って……アルタイルとベガとなんでしたっけ? みたいな、小学生の頃に習うはずのことさえふんわりです。
デネブかな、ほんとかな(検索しなさいよ)。
例えば私たちが北極星といま呼んでいる星は、ただそう呼ぶことがふさわしい場所にある星、であり何十年後かには別の星に変わること、を去年くらいに知りました。
今はまだ覚えているけれど、そのうち忘れる可能性もある。何度でも素直に驚けると思う。
知識の深さ? 詳しくなりたい、という意識は低めだと自分では思っています。

星"柄"。
お洋服、でいくとオーダー会やPOP UPに伺えたことはないのに近年ひとつずつお迎えしているCHONO(チョノ)がいちばん愛を叫びやすいと思います。
ファッションプレスかなにかで流れてきて出会って、最初にひかれたのは『Stella dot』のジャケットとパンツのセットアップでした。
セットアップはさすがに試着なしでは決めにくいお品なのでまだお迎えできていないのですが、トートバッグやシャツ、ロングスカートとある程度サイズに自由度が高いアイテムをポチポチしていたらいつのまにか、です。
手元にあるテキスタイルの中で『Stella dot』『Stella stripe』『fly me to the moon』『Blanche』が全てお星さまのある柄です。
ひとつひとつのアイテムについて書き起こしていたら長くなったので、そのうち改めます。
チョノから私がお迎えしてきたものの大半はお星さま。
名前を出したので公式をはっておきます。

ブランドコンセプトから、好きです。
新作紹介のインスタライブ等でデザイナーさんのお言葉でお話を聴けることがあります。
デザイナーさんたぶん私より女子力高い。

カメラロールで見つけた『Blanche』のトートとあきやさんの本。
お教室の日に記念に撮っていたみたい。

好きなサンリオキャラクター、と聞かれたときにいちばんに答えるのはキキララ。
淡いピンクとブルーという色もですが、お星さまの形をしたモチーフのグッズも多い。
癒しです。
職場のデスク周りにも日中の荒み防止策として細々としたものを置いていたらすっかり「可愛いものが好きな人」と認識されています。

絵本作家せなけいこ先生の「ねないこだれだ」のおばけちゃんも好きです。
お星さまとおばけちゃんが描かれたシャツを着ていると、いろんなところで声をかけていただきます。
とってもたくさんの方から愛されている作品だなぁと、思います。

なんとなく、ですけれどアメカジの古着、Tシャツやトレーナーでみかけやすい大きなお星さまがひとつにブランドネームみたいなデザインだとか、星条旗みたいに整然と並んだデザインにはひかれにくいようです。
例えばCONVERSEのロゴみたいなもの。
コンバースのオールスターはカジュアルスタイル、私にとってのスニーカーの憧れの象徴のようなものでしたが幅広甲高の私の足とはあまり相性がよくないようで残念です。
憧れていたのは、白。
細身のブルージーンズの裾からのぞく素足に白スニーカー。が似合うキャラクターがマンガを読みはじめた頃に好きだった少女漫画にいたのです。
あの爽やかさはずっと憧れ。憧れは憧れ。

すきなもの、次。
キキララから、キャラクター繋がり。
・ディック・ブルーナさん。
miffyももちろん好きですが、ブラックベアもシャドーも好き。ブルーナアニマルと称されている動物たちのシリーズも好きです。
アニマルの方のうさぎさんは四つ足。あれはあれで可愛い。
miffyではmiffyとぞうさん。アニマルの中ではふくろうさんが好きです。
最近自覚したのは"miffyはブルーナカラーのグッズがより好き"なこと。
最近ではmiffyグッズと一言でいってもパステルやアースカラー、モノトーン。いろんなシリーズが発売されている。どれも可愛いけれど私が手元に置きたいのはブルーナカラー。です。
ブルーナさんが決めたルールの中で表現されたもの。かなとぼんやり考えています。

・リサ・ラーソンさん。
マイキーも、ハリネズミたちも可愛いし有名。
マイキーたちには近年バレンタイン商戦でも出会いやすくなりました。
ライオンとヨナが好きです。あと港町「グスタフスベリ」のボート。
ヨナさんというのは、食べられた"お腹のなかの人"の名前だそうですね。
好きなのは全体のフォルムです。くじらさん。
くじらさんにはお名前はないそう。
そうですか、ヨナさんは悔い改める途中のお方でしたか(なんかみた)
近年リ・デザインされた「青い海のヨナ」のヨナさんはお洋服を着ておいでです。
オリジナルの方の、深い蒼なくじらさんが好きです。

公式サイトより。3つのヨナ。

くじらといえば、映画「サマーウォーズ」に出てくるOZの守り神も好きでした。
OZの中でいろんなことが起こっても、我関せずゆったりとオズの中を泳ぎ続ける姿が好き。
細田監督作品の中には毎回どこかでくじらがでてきます。何か大きな意味があるのかもしれませんが、深くは理解できてはいません。
「サマーウォーズ」は栄おばあちゃんがかっこいい。理一さんのアバターのセンスがなんともいえないところも好きです。
おとなの心でみてしまうとところどころ思うところもありますが、都合よく子どもに戻って観ます。戻らせてくれる作品が好き。
復刻上映がある度にどうにかして映画館へ行こうとします。
……何故映画の話のときに入れなかったのかしら。

公式サイトより。アバター版家系図。

くじらといえば。
現状を考えるとあまり現実味がないので普段口に出さないのですが、アメリカ自然史博物館の天井から吊るされたくじらの骨格標本をぼんやり見上げることは夢のひとつ。
広いフロアのなかにベンチがたくさんあって、好きなだけぼんやりできるらしいのです。
くじらの骨の標本は日本でもいくつか見たことはあるのですが、一頭分を心行くまで見上げることができる展示というのはなかなか出会えないのでいつかと願い続けています。

そんなあれやこれや、ぽやぽやと思い付いては検索を繰り返しておりましたら「くじら座」という星座に出会いました。
実際に空にある星座のひとつ。黄道十二星座でもない、でも空の上でも大きな星座です。
どこかでそういえば名前をみたことがあるような、くらいのぼんやりでした。
どこまで正しいのかはいまいちわかっていませんがWikipedia調べによると、由来は海の怪物ケートスだそう。
神話や逸話として現代に受け継がれているケートスのお姿は大抵可愛くないのでまぁそこはおいておいて。
空にいる、くじら。おおきくて、キラキラ。
くじらの別名は「海の旅人」。
なんだか私の好きなものがつまっていますね。
あぁ、うん。たぶんこれ。というわくわくがむくむく。
Wikipediaを読み進めていって、構成する星の項目に出会いました。
星座の中でも一番明るい星をα星と呼ぶのですね。
こと座のベガ、おとめ座のスピカあたりは記憶にあります。スピカは双子星ですよね。キキララと同じ。
友人から「二人のスピカ」というマンガを布教されたことを思い出しました。
ライオンさんかっこよかった。最後まで読んだ記憶がありませんがどうなったのかしら。
これはこれで今後の課題です。

くじら座にはα星以外にも名前がついている星がいくつかあるようでした。
気になったのはγ星、3番目に明るい星。 「カファルジドマ」。意味はくじらの頭。
気になるのがα星じゃないところが、なんとも私らしい。
ちなみに私の太陽星座、うお座のα星の名前は「アルレシャ」。
意味はひも。
2人で空に逃げたときにはぐれないように結んだひも、でしょうか。
検索すると並んででてくる、みなみのうお座のα星はフォーマルハウト。意味は「南の魚の口」。
うん。読んでいくと面白いです。
そういえばうさぎ座のα星はアルネブ。意味はうさぎ。
お世話になっている福岡のブランドの名前でもあります。
うさぎ座の星の名前とは知っていましたがα星なことは知りませんでした。
ブランドロゴもうさぎちゃん。
デザイナーさんがまたかっこよくて可愛くて、大好き。

お気に入りブランドと重ねるつもりはないし、妄想の中の私ははぐれたくない誰かと一緒にはじめるわけでもないし。
くじら座だろうなと、思いました。

そういえば秋口に地元デパートで催事場を歩いていて「(当日は帽子をかぶってもいなかったのに)絶対似合うから試していって」と旬のお魚や野菜でも勧められるかのような気軽さで引き込まれたブースでまんまとお迎えしてきたベレー帽はくじらの親子の柄でした。
カラー展開もあるのに、出会えたのは夜空みたいな青。最近のお気に入り。

下記サイトより。

これ、というブランドサイトがみつからなかったので間違っていたらごめんなさいですが。神戸のブランドと伺っているのできっと公式。

ツヅリさんとの催事での出会いは実は3回目くらい。 今回はお声がけ頂きましたがこれまでにもしれっと伺っては試着は繰り返していました。
他に迷ったのはいちょうと、窓と森。
あの日の私は地上での生活にもひかれていたみたい。

ところで自問自答ネーム、いかりは海を渡ってきて港に停泊するときに船から下ろすもの、です。
「お教室で呼ばれたい名前」というきっかけから考えて決めたものではありましたが、今回コンセプトを決める時にはあまり意識していなくて。
コンセプトの核を見つけた最後になって妄想の中で急に"海"が出てきたのですこし不思議だったのですが、案外といろんなことが繋がっていたのかもしれません。
時々やってくる、無意識ってたのしい。の瞬間でした。

改めて。
1階の展示スペースは「スタジオ くじら座」。
ギャラリーかなとも思いましたが、私のキャパシティを考えるともう少しこじんまり。手の届く範囲であたたかい空間になると嬉しいなという願いを込めて、スタジオ。

2階、妄想時点で"工房"と称していた場所は「アトリエ Kaffaljidhma(カファルジドマ)」。
頭の中で考えていること。これからはじまるいろんなことがつまっている場所、です。

そして勝手にはじめるコンセプト会(オンライン一方通行)の名前としても"スタジオくじら座通信 「Kaffaljidhma」"にしようかなと。
せっかく名前をみつけたから、勝手に名乗っていく。
ガールズさんたちのnoteを覗かせていただく中で「有料マガジン扱だけど全文公開」みたいなことができることを学んだので、まずはそれかな。
街のギャラリーの入口や雑貨やさんのレジ前等、次回のイベント情報みたいな必要なお知らせフライヤーに混じって無造作に置かれているフリーペーパーみたいな気楽さ。
対価を頂くほどでもない、ご縁が繋がって手に取ってくださった方がほんのひととき、軽い気持ちで読めるもの。不定期発行。
予定は未定。とりあえずやってみること。からはじめてみよう。せっかくなので創刊号を早めに出せると嬉しいな、ではあります。
とりあえず見出し画像を1枚つくってみたくてCanvaとたたかっていますが、どうなることやらです。

いつもどおりふわふわとながくなりましたが最後まで読んでくださってありがとうございます。
ご縁がございましたらまたどこかで。
ふたご座流星群の日に。

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