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他ではかえがきかない

noteを日記がわり、思ったことを適当に書こうと思うのだが、誰かに見られるかも知れないと思うと、どうしてもかっこつけて、それっぽい文章にしようとしている自分がいる。ような気がする。

昨日からお腹の調子が悪いから、今日は仕事を休んだ。お腹が弱いのは昔からだけど、何が原因なのかはわからないし、便秘よりいいか、と思うようにしている。

ここに引っ越してきてから、仕事の日は朝5時に起きているので、休みの日でも割と朝早く目が覚めるようになった。今日も5時に一度起きて、職場に休む旨を連絡し、二度寝したけれど、8時ごろには再び目が覚めたので、漫画を読むことにした。ドラマを見るのも、バラエティを見るのも、漫画を読むのも好きだけど、今日は漫画の気分だったので。

違国日記が無料で3巻まで読めたので、一気に読んだ。電子書籍で買うっていうのがあまり好きじゃなくて。好きな漫画は、単行本を買って手元に置いておきたいのだけど、海外にいる今はそれができないから、いろんな漫画を読めるアプリなんかが、すごい助かる。

もともと、ヤマシタトモコさんの作品は好き。絵も話も言葉えらびも。ヤマシタさんの描く、女の人は強そうなのに弱かったり・・・弱そうなのに強かったり・・・。男の人も然り。なんだかこう、100%共感できるわけじゃないけれど、胸に刺さるものがあって。人間だなって思える、フィクションなんだけど、この世界のどこかで起きている事実のように感じれる。手元に置いておきたいと思える作品が多い。違国日記は、交通事故で両親を亡くしたために、母親の妹である槙生ちゃんと暮らしている朝のふたりの話。思うことはたくさんあったけど、途中で友人のことを思い出したので、その話をしようかと。。。

違国日記を読んで、槙生ちゃんのような大人が近くにいたらな。って思ったけど、きっと身近にいたらいたで腹の立つことも多いんだろうなとも。。。ごめんよう。同時に槙生ちゃんのような大人になりたいとも思ったけれど、これまた生きづらいのだろうなとも思った。あと日記をまた始めたくなった!いつもあまり続かないのだけれど、誰に何を言われて、どう思ったのか、何を言われなかったのか、残しておくことも大事なのかも、と。

槙生ちゃんにはダイゴっていう友達がいて、ふたりは中学からの友達。槙生ちゃんがダイゴたちのことを「他ではかえがきかない」と表現したシーンがあって。私がひとりの友人に抱く感情ってこれだな、と思った。

彼女と私は、槙生ちゃんとダイゴと同じく中高一貫で中学からの付き合い。確か出会いは、1年生の途中。地元から離れた中学校に行ってたので、同じ学年に知り合いは1人だけで、クラスも離れていた。なので、始めは出席番号が前だった子と話をするようになった。この時人生で初めて「友達になろう!」と言われて、すごく驚いて、むず痒く、なんとなく違和感があったのを覚えている。(この子は、好きになった男の子が私を好きなのだと勘違いされて、疎遠になった。)

その後、その子と一緒に4~5人のグループに属すも、なんだか居心地が悪く、あと2グループくらいを転々とした。その時から、女の子のグループというものに馴染めずにいた。最後にいたグループのひとりと帰りの方面が同じだったので、一緒に帰ることに。その子はハンドボール部で、同じ部の子が隣のクラスで、そのグループの子たちも同じ方面だからと、一緒に帰ることになった。それが、彼女との出会い。みんな、漫画やアニメが好きなグループで。今までのグループとは違って居心地が良かった。その中に、彼女もいたわけです。今後は、Uと呼びます。

学校までの行きも帰りも帰りも彼女たちと一緒に帰るようになった。ハンド部で、毎日部活動があった子たちと比べて、私はほぼ週1しか部活動がなく、Uはすでにほぼ幽霊部員だったので、2人で帰ることが多くなった。2年になると、Uと同じクラスになり、さらに仲良くなっていった。そこからは、グループというよりふたりで行動することがほとんどになった。

高校では、1度も同じクラスにはならなかったし、私は運動部のマネージャーを始めたので、一緒に帰ることもなくなり、Uには彼氏ができ朝も一緒に登校しなくなった。私が部活三昧だったので、休日に遊ぶこともあまりなかった。お互い、クラスでグループもできてたので、ずっと一緒にいることはなくなった。

それでも、なぜかずっと仲が良かった。不思議だなとつくづく思う。大学になると、キャンパスが違ったけれど、自由な時間と使えるお金が増えたので、遊びに行くことが増えた。かなりの頻度で会っていた時もあったな。

お互い大した話はしないが、いつも心地が良く、本当に困ったときに相談できる唯一の存在だった。よく同じタイミングで同じ文面をメッセージしてしまうので、同じ脳みそなのかな?とよく話す。大好きなRADWIMPSの「お風呂あがりの」という曲の中に、

コンビニの棚に僕らがもしも並ぶとしたらどこか分かるかい? 内容量、成分 同じ僕ら 僕ら 隣同士さ

という歌詞があって。まさにこれだと私は思っているのです。恥ずかしくて言ったことはないけども。。

現在、私は日本におらず、Uも結婚したので毎日連絡を取ることはないけれど、何か起こった時には、必ず連絡する。し、連絡がくる。旦那と喧嘩したとか(笑)私が結婚式をするとしたら、絶対結婚式に呼ぶと決めているのは5人いるのだけど、その中でも彼女は、私にとってかえのきかない、絶対的な存在なのです。

ちなみに、Uと喧嘩したことは記憶の中では1度しかない。それも、運転中に左右どっちに曲がるかでどちらかが、左を脳内で右だと思っていたため、話が噛み合わず、軽く言い合いになり空気が悪くなった。アホすぎる。

朝が槙生ちゃんに「いつ奈々ちゃん(ダイゴのこと)とずっと友達でいようって思ったの?」と質問するシーンがあった。

私は、Uとずっと友達でいようと思ったことはないけれど、気付いた時には、「ずっと友達でいるんだろうな」と思っていたな。何が理由かなんて覚えていないけど、彼女がいたから、私は私でいられたんだろうな。いつか伝えられたらいいな。今は恥ずかしいので無理。

ではまた。


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