見出し画像

国内アウトドア調査(2班:Particle)

こんにちは!碇ゼミの2班のParticleです。
(Particleとは日本語で"粒子"で、この班のメインプロジェクト「Eコマース」のイメージとして、粒子のようにたくさんのやり取りが発生することを願ってつけました。)

今回の記事では、国内アウトドアの調査結果と分析を交えながら紹介していきたいと思います!

メンバー紹介

田中祐貴

画像7

こんにちは。僕は日本のひなた宮崎県出身です。今回のプロジェクトはとてもワクワクしているため、チームメイトと協力しながら楽しんで取り組んでいきたいです!

石川喜康

画像1

映像クリエイター志望で、内向的人間です!今回のプロジェクトを通して、一歩先の自分に成長できるように頑張りたいと思います!

寺本 聖

画像8

海外旅行と語学学習とお酒が好きです(笑)。海外インターンで得た経験を生かしつつ、チームメンバーと協力して情報発信ができればと思います!

アウトドアとは

Wikipediaによると、

アウトドアには英語のoutdoorのように単に屋外を指す意味と、アウトドア・アクティビティのような屋外活動の総称といった2つの意味がある。また、スポーツに分類されるものを特にアウトドアスポーツとよんだり、アウトドアでの生き方をアウトドアライフと表現することもある。

またアウトドア産業には、主に登山、ライトアウトドア、アウトドアスポーツ、ライフスタイルの4種類の分野がある。

登山:本格的な登山

ライトアウトドア:キャンプ、ハイキング、釣り(淡水)、野外フェスなど

アウトドアスポーツ:トレイルランニング、スポーツクライミングなど競技スポーツ

ライフスタイル:アウトドアブランドのカジュアルウェアなど

上記のようにアウトドアと一口に言っても、様々な形態や分野が存在する。

アウトドア市場

矢野経済研究所の2016年~2019年のアウトドア市場規模(2019年のみ予測)をみる限りでは、年々4~7%程度市場規模は増加している。分野別の数値を見てみると、通勤通学時などの日常生活で使えるライトアウトドア分野が特に数値が伸びており、年4%以上の伸びをみせていることが分かる。

画像2


 アウトドア市場に関する調査を実施(2019年) | 市場調査とマーケティングの矢野経済研究所

またコロナ禍において、家のベランダなどでキャンプ気分を楽しむ、巣ごもり需要もみられることから、カジュアルなアウトドア用品などのライフスタイル分野の伸びも今後期待される。
新型コロナでアウトドア用品に熱視線、キャンプ気分のテレワークも

企業分析

国内アウトドアメーカーの3つをピックアップし調査しました。

1.snow peak

画像9

【基本情報】
HP:https://www.snowpeak.co.jp/
事業:アウトドアライフスタイル用品の開発・製造・販売
設立年:1958年
コンセプト:自然指向のライフスタイルを提案し実現する

【特徴】
・売上のほとんどはアウトドア用品販売ビジネス(キャンプ事業)によるものが占めている。
・商品はハイエンドのキャンプ用品を販売することに注力しており、他ブランドに比べて場合によっては数倍の価格設定をしている。
・国内ではブランド性や認知度でトップを争いをしている。
・国内のアウトドアメーカーでは唯一の東京証券取引所での「上場企業」である。

【商品の販売形態】
・直営店
・EC
・ショップインショップ
・インストア
・ディーラー卸売

【IR情報・分析】
スノーピーク|7816によると、


①事業別売上高の構成比

事業別で売上高を見たときに、アウトドア部門が約8割を占めていることが分かる。中でも、アパレル事業は成長速度が非常に早く、2014年からアパレル事業を立ち上げてわずか2年(2016年)で売上全体構成比の8%を占める成長をしている。

②販売形態別売上高の構成比

販売形態は主に計5種類で行っており、全体的にバランスがとれている。ショップインショップ化を促進することで売上が2倍以上になるとSnow peakは予測しており、今後ショップインショップの割合が増えることが考えられる。

【所感】
アウトドア用品に偏った売上構成から、2014年からはアパレル事業へも注力し始め今後の他事業での売上成長への展開に非常注目しています。

2.mont-bell

画像12

【基本情報】
HP:http://www.montbell.jp/
事業:登山用品、アウトドア用品の製造、販売、イベント運営・企画、傷害保険
設立年:1975年
コンセプト:“Function is Beauty(機能美)”と“Light & Fast(軽量と迅速)”

【特徴】
・モンベルクラブは、年会費は1,500円で、会員は60万人を超えている。
・パタゴニアと業務を提携した経歴がある。
・優れた品質をもちながら携帯性・軽量性を両立した商品に特化している。
・大阪府で設立された。
・アウトドアメーカーの中では比較的安価で、品質も高い。

【商品の販売形態】
・直営店
・EC
・ショップインショップ
・インストア
・ディーラー卸売

【所感】
近年では若者を中心としたウェアが人気なため、アパレル系のイメージが強かったのですが、登山やアウトドア製品だけでなく、保険までサービスを展開しており幅広い分野で売上を伸ばしていることが分かりました。

3.イーコンセプト

イーコンセプト

【基本情報】
HP:https://www.eco-candle.biz/
事業:アウトドア用品の製造、販売
設立年:2010年
企業概念:ライフスタイルをエコに、また明かりを通じて国内外の生産者消費者とのつながりを創出すること。

【特徴】
・キャンプ用品を中心に販売している。
・「ツインターボ」というストーブがテレビで取り上げられ注目を浴びている。
・今年で企業設立10年を迎える。
・大分県で設立された。

【商品の販売形態】
・EC

【所感】
先述した2社と比較すると、同じアウトドア業界でもイーコンセプトはエコに着目していることが分かりました。

また、イーコンセプトは大分で起業しており、なぜ大分を選んだのか、大分と共同したプロジェクトなどアウトドアと大分の関連性について今後深められればと思います。

流行のアウトドア

画像3


・ライフアウトドア
 「ミズリープジャケット」
 「PACLITE」=(軽量で性能に優れた素材です。おもに、 ランニングや自転車、ハイキングのウェアなどに使われます)テクノロジーを使用して、軽量に仕上がったジャケット。運動中はドライで涼しく、クールダウン中は体を暖かく保ちます。ジャケットを小さくまとめることができるので、持ち運びも簡単!

https://www.foxfire.jp/onlinestore/groups/3099

画像4

・登山
 「ストリームジャケット」
  標高3000メートルを超える冬山縦走やアイスクライミング、山岳ガイドなどのプロユースにも耐えられるように開発されたモデルです。モンベル独自の高強度シェル素材を使うことで、過酷な環境下で最高のパフォーマンスを発揮します。

https://webshop.montbell.jp/goods/disp_fo.php?product_id=1102450

画像5

・アウトドアスポーツ
 「コンプレッションウェアセット」
 リーズナブルでコスパがいいスポーツウェアの5点セットです。デザインが統一されているので、着るだけでおしゃれにコーディネートのバランスが取れます。また、コンプレッションウェアのロングタイツと長袖シャツは疲労軽減と関節のサポートもしてくれます。

https://my-best.com/6535

画像6

 
・ライトアウトドア
「トレッカー アルミドームテント3UV」
快適な装備を加えて本格的なドームテントです。ポールの色分けがされているためキャンプ初心者でも簡単にテントの組み立てが可能です。見た目はカラフルになりますし、テントの組み立てが進まず、イライラして雰囲気が悪くなる事態も避けられますね(笑)また、なんと日差し対策とUVカット加工も施されているという優れものです。太陽の日差しが気になる方はおすすめです。

https://www.captainstag.net/products/UA-51.html

まとめ

【田中】今回、流行りとしてはデザインより、機能性のほうが求められている傾向にあるなと感じました。今回調べた事を、次回のヨーロッパ(海外)のアウトドアと比較しながら理解を深めていきたいです。

【石川】
今回調べて分かったこととしては、国内アウトドア市場は成長途中にあり、コロナ禍でも成長が期待される市場であることです。次回は海外のアウトドア市場の現状について調べていきたいです。

【寺本】
調査を通して、アウトドア産業の中でもライトアウトドア分野を中心に規模が拡大していることが分かり、またSnow Peakやmont-bellの大手国内アウトドアメーカーの売上もアパレル業界に力を入れることで売上を伸ばしていることを学びました。

次回の記事では海外のアウトドアについて調査予定ですが、分析と日本企業との比較を交えてながら解説していきたいと思います。