男女間トラブル
年齢問わず、夫婦や恋人間のみならず、いわゆる人目をはばかる関係や、三角関係、恋愛依存、セックス依存、パパ活含め、男女間の問題やトラブルはどこにでもあたりまえにありますが、当方ではそういった相談も少なからずあります。
たいていはいくつかの問題が重複しています。
あからさまなDVやハラスメントやストーキングなどの問題もありますが、関係そのものに苦悩しながらやめられないとかもあります。
背後にアディクションや発達障害や愛着やマルトリートメントやPTSDや精神科疾患の問題が隠れていることも少なくありません。
いわゆる共依存、カサンドラ症候群、ストックホルム症候群なども含まれます。
男女間トラブルによくあることが、その関係のあり方やトラブルが親子関係の再演、代理戦争になっているということで、いわゆる反復強迫ですが、男女関係のみならず対人問題の多くに共通することです。
対人関係の基盤は親子関係(家族関係)にあるわけで、そこで学習し身につけた関係の取り方(生き方)は、その後の私たちの対人関係や生き方を支配するといっても過言ではありません。
とりわけ恋愛関係というのは二者関係のなかで退行促進作用が大きく、かつての、もしくは今の親子関係の問題が集約増幅されやすいのです。
よくあることが、二者関係という閉鎖的関係のなかでおこる問題(DVやハラスメントなど)のほとんどが外部からわかりにくいということと、とりわけ加害側の外面の良さや社会性(偽りの……)の高さや、認知の歪みや否認による誇大的被害感が共通してみられます。
しかも、若い方々に限られる問題ではなく、中高年や高齢者の方々にも珍しくなく起こる問題なのです。
男女間の問題は太古から続く、ありふれた、かつ根の深い問題なのですが、こういうのも生物学や動物行動学などの視点で見てみると……
私たちはなんか偉そうにしていますが、しょせんヒトという生き物に過ぎないことが見えてきますね(^_^;)
悩める方々は……
……ウチにおいでよ(^_^;)