sábado, 5 de febrero の日記
Netflix『フェリア-深き闇の光-』シーズン1-2
原題:『FERIA la luz más oscura』(スペイン)の中のセリフ
¡ vete !
①
スペイン語
¡ vete !
英語
get out of here !
日本語
ここを離れて!
②
スペイン語
¡ vete !
英語
go !
日本語
早く!
③
スペイン語
¡ vete !
英語
leave !
日本語
行って!
不定詞 irse の tú に対する命令形 vete が、続けざまに3回もでてきて、英語字幕も日本語字幕も3通りに変化している!
irse の意味の豊穣さが出ている。
最近、ようやくir とirse の違いが理解できるようになってきた。
irse は、今いるところから出て行く、出発するようなニュアンスの go なんだと思う。
なんせまだシーズン1-2なので、全容は分からないが、カルトとされる宗教の指導者的な立場の母親。その宗教の幻想世界に迷い込んだ娘に対して、母が言ったセリフ。
子どもに出て行けって言うくらいなら、宗教にはまらなければ良いのに。て思うけど。これからの展開やいかに!
なんか、気持ち悪い人たちが、このあとどんどん出てくるし。
とにかく、これは現実じゃないから、早く目を覚ませ、とにかくここから出ていかないと大変やで!と言う母の必死さが、字幕の変化から見てとれる。字幕翻訳者の人、すごいな!
get out of here
とか、
go
とか
leave
だと、ちょっと冷たい感じがするけど
日本語の
ここを離れて!
早く!
行って!
だと、命令形ながらも暖かさを感じる。
英語も、ネイティブからしたら、特に冷たいニュアンスのみが幅をきかせている訳ではないのかもね。
そんなことを思いました。