36歳 AT限定解除のため教習所に通う②
入校日の翌々日、ついに初マニュアル!乗車1時間目。
教習所のこと、約20年前だからすっかり忘れていたけど、1日2時間しか乗れないルール。
なので、私は初日2時間、翌日2時間で、卒業検定。
教習開始からスムーズにいけば、3日でAT限定解除できる予定でした。
そして、やはり合宿・高校生の波はすごい。みんな若いし、どんどん入校してくる(主に合宿)
地元だと通学合宿でも優先的に乗車できるから、通学よりもはるかに楽というか、暇だったら約2週間で取った方が絶対いいよ。
運転の感覚も勉強したことも忘れないうちに全集中で、がっ!と覚えて、がっ!と試験パスして、仮免も卒検もスムーズにいけば、あとは免許センターの筆記のみ。
そんな感じで私は、約20年前に免許センターで合格番号を見た瞬間に道路交通法を、脳みそから消去した(いやでも、何となくは残っているような。脳みその奥底に収納した)
緊張しながらのマニュアル教習1時間目。
おじいちゃん教官が現れた。
とにかくゆっくり基本の動作を教えてくれる。
まずは私は助手席に乗り、教習所内のコースを一周しながらクラッチの使い方、ギアの入れ方を学ぶ。
ふむふむ。何となく見た感じは簡単そうだ。
そして、実車。
半クラッチ、意味不明~。泣
とにかくエンストしまくる。
え?全然こつ掴めないんだけど、なにこれ?
とりあえず発車しても、停車する度に半クラ出来ないからエンスト。
もうずっとエンスト。
おじいちゃんもあんまり何も言わない。
クラッチとアクセル同時に踏んだらダメだからね?くらい。
あっという間の1時間が終わる。
昼休憩。
お昼は通学でも食券が貰えて、食堂でご飯が食べられる。
確か20年前の記憶ではそこそこご飯美味しかったような・・・・と、思いながら学生に紛れて列に並ぶ。
私の髪色を見た後ろの女子高校生2組が、絶対卒業したらインナーカラーとかやりたいー!と話してる。おお、大いに髪色で遊べ。おばちゃんは、最近白髪に悩んでるよ。
食事は、何か全然美味しくなくて、え?こんなもんだっけ?もっと美味しかったような記憶は幻?いや、でもこの20年私も色々と美味しい物を食べたってことなんだろうな。
うん。もう食堂いいわ。お昼になったら、車出してマックとか食べに行こう、と誓う。
昼休憩が終わり2時間目。
教官は何だか面倒くさそうなおっさん。
坂道発進やS字クランクの回。
S字クランクは運転歴長いだけあって、クラッチ操作だけと言われたからスムーズに通過。
問題の坂道発進。
もう全然ダメ。エンストしまくるし、途中からアクセルふかしすぎ!って怒られる。
そして何回もエンストした。
乗車教習、初日の2時間で多分50回はエンストした気がする。
半クラのコツも、ギア変えるのも、全然上手くできなくて、ギアレバー壊れるから!と注意される。
あとエンストと変なクラッチの使い方もして、車壊れる!!!とも言われた。
もう初日で私のあだ名は教習車クラッシャーに決まり。
車を壊しにきた。むしろ壊れるまでやってやる。ある意味、恐ろしい。
全然ちゃんと運転出来なかったことに凹みながら、実家へ。
兄の車がマニュアル車だから少し練習させてもらおうと前日連絡したのに、弟と2人で仲良くパチンコ行って不在。
弟の車で行ったから、車はある。
兄嫁に言ったら「あ!話は聞いてる。はい、鍵。」とすんなり渡してくれた。
でも、走り屋の車。
乗り込んだら、え?これ?バケットシート?メーター変だし、何かこのままエンジンかけたら兄宅に車ごと突っ込む恐れすら感じる。
と、結局ギアチェンジの練習だけして、甥っ子と少し遊んで帰宅。
初日から気持ちもかなり凹み、明日2時間乗って卒検とか絶対無理。と開き直り。
夜は近所の友達数人と飲みに行き、さっき映画スラムダンク見てきた。という友達とまたしてもスラダンの話でひとしきり盛り上がり。
じゃあ、明日の朝1教習所だから・・・と帰宅。
どうなることやら、AT限定解除。