36歳 AT限定解除のため教習所に通う④

教習所2日目。

乗車3時間目。9時50分~。
教官は同い年くらいのメガネの男性。

最初はまた助手席に乗り、運転の仕方を再確認。

「何が苦手?」
「半クラが出来なくて、エンストを昨日50回くらいしました」

半クラッチとは、という基本知識をちゃんと教えてくれる。

車がどうなると動き出すのか?クラッチの役割とは?質問ばっかりしてくる。

その度に「それはオートマの話!」と怒られる。

知らんわ、マニュアル車の基本構造なんて…学科ないんだよ。

で、実車。

乗ってすぐに「待って、クラッチの操作足首でやってない?違うよ、膝だからね!」

まーじーかー!!

昨日の教官2人にそこ何も注意されなかったよー!!

で、膝でクラッチ操作始めたらエンストが格段に減る。

停止からの発車する半クラの時に、ずっと「ヒザ、ヒザ、ヒザ…」と独り言を言いまくる私はやばいやつ。

こっちは膝に全集中してるのに、車クイズは止まらず、うっせーよ!黙れよ!と心の中で思う。

最後に発着場着いて
「進路変更の合図はいつ出す?」と聞かれ
元気よく「3秒前!」と答えたら
「違う、それは車線変更!!進路は30メートル前だから!!」
と最後の最後まで怒られる。

あのメガネ知識野郎…とイライラする。


朝1の乗車を逃したことにより、現在10時50分。
午後1時40分の乗車まで時間が空く。

暇だな、ここの食堂でご飯食べたくないし…
そうだ。TSUTAYA行こう。

TSUTAYAで本を物色して、
隣のドトールでコーヒー飲んで、
隣のブックオフで漫画物色して、
隣の回転寿司でお昼食べたけど、
まだ1時間あるな…

ドライブでもするか。と適当に車走らせながら、
そうだ。ちょっと高速でも走ってくるか!
と、ひと区間だけ高速乗って爆音で音楽聞いてストレス発散。
やっぱり教習車より自分の車(レヴォーグ)が1番好きだ。





乗車4時間目。みきわめ検査。
優しそうなお姉さん教官。

苦手な半クラを重点的に、エンジン回転数と音でクラッチが繋がったかの教えてくれた。

とにかく優しくて、もう神教官でした。

それに比べて初日の2人は何も教えてくれなかったわ。クビにした方がいいよ。と思った。

みきわめ検査は、無事落ちて
「う~ん、もう1時間乗ろうか( ´ ▽ ` )」と
「私もそう思います」

乗り越ししたけど、まったく凹まず明日の乗車予約を取るために受付へ…

受付がざわざわしてる。
(4時間なのにこいつ乗り越ししたよ。どうする?この高校生ラッシュに、どこ予約入れる?あれこの場合、乗り越し料金いくら?)

話してる内容は聞こえなかったけど、とてもざわざわしてた。

ごめんね、受付のお姉さん。


そして、教習所2日目が終わった。

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