幸せすぎて大切なことが分かりづらくなった今だから
住むところがあり、ご飯を食べられて子孫を残すことができれば、人間幸せなんだろう。
むしろ幸福なんて追求せずに、黙々とその使命に徹しているのが本来の姿なんだろう。
しかし、我々現代人は口々に「幸せになりたい」と抜かす。
昔と違って(少なくとも私の周りでは)ご飯は食べられるし、
平穏に明日を迎えられる住処だってある。
もう十分幸せなはずのに何が足りないというのか。
とは言ったものの、
やっぱりどこか寂しくて、
どこか足りなくて、
「幸せ」を感じられない自分がいる。
見なくても良いものまで見れてしまう今、
隣の芝はどこまでも青く、
鏡に映った自分はどんどん醜く見えてくる。
幸せが飽和状態になり、
本来気にしなくても良いはずの些細なことに気を取られ、
大事なものが見えづらくなる。
僕らの悩みはくだらないと一蹴するわけではない。
しかし、大切なことを見失っていないかと、踏み留まることも考えてみようと思う。
pic1,3
📷 EOSRP
🔍 EF35mmF2
pic2
📷 EOS5DmarkⅢ
🔍 EF35mmF2