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焼き直しではなく あなたのオリジナルが見たいのです

電子関係の事をちょくちょく調べるのですが、既知の説明の焼き直しばかり出てくるのです。つまり教科書や有名な参考書の内容をほぼなぞっているものです。

私としては別の解釈、説明を期待して検索するのですが、そういうものがあまり見つかりません。

いえ、もしかしたらそういう記事は沢山あるのかもしれません。
でも、検索の順位が低すぎて見つけられていないだけかもしれません。

ある時、社内でハンドブックを作りましょうという事になりました。
会社として技術を皆で共有する事が目的です。

各章の執筆の分担を決めて、それぞれが書き始めました。
出来た原稿は、ほぼ教科書の内容と同じでした。

ググればすぐ出てくるような内容ばかり書いてあるハンドブックなんて、ゴミのようなものですょ。これから電子を習う人たちが作ったのなら仕方ないですが、何故にエンジニアの集団がこんなものを・・・

説明とは工夫が必要です。 同じ物・事を色々な角度で説明すれば良いのです。
教科書の内容なんていくらでも見る事が出来るのですから、それとは別の角度からの説明を考えなければ意味がありません。

それに教科書は分かりやすさを重点に書かれているとは限りません。
恐らく、「正しさ、厳密さ」を第一にしています。
分かりやすさを追求すると、正しさ、厳密さが欠落して誤解を招く場合があるのです。 我々個人はそこに責任を負う必要はありません。その立場を利用して、正しさ、厳密さよりも分かりやすさを追求した記事を書く事ができるのです。

教科書の内容はメーカー等のホームページにいくらでも記載されていますので、
我々個人は、教科書の焼き直しなどせず、オリジナルを目指していきましょう。


記事のどこに価値があるのかを改めて考える事も必要だと思うのです。

例えば上の記事で、「何かを写すな」と言ってるのではありません。それがネット検索で簡単に見つけられないような情報であれば、丸写しでいいので出してもらうだけでありがたいのです。 その情報を見つけてネットに上げた事自体が価値なのですから。

内容は教科書とほぼ同じだけど、まとめ方が斬新であり、そのまとめ方によって
全然理解度が変わってくる。 そういうのも十分価値ある記事だと思います。

旅行記等は、事実と感想で構成されているので、例え同じ場所へ行った別の旅行記が存在しても、オリジナルな価値ある記事だと思います。似た様な写真や情報が記載されているかもしれませんが、季節や時間、そして年代の違いが夫々の価値になると思うからです。勿論感想も違うかもしれません。

だらだらと、何気ない日常や考えている事を書く。これも価値があると思います。
「誰もあなたの事など知りたくはありません」という意見を目にした事がありますが、まあそれは人それぞれの感じ方なので否定はしませんが、私は知りたいです。私の意見としては、赤の他人であっても、何を考えてどんな生活をしているのかは興味があります。 小説の面白さだってそれと同じだと思います。
勿論、小説の筋が楽しいのですが、それに付随する登場人物のキャラクターや私生活の描写も楽しみの一つなのです。 そうでなければ、筋だけ書けば10ページくらいで済む話を、300ページにまで盛る必要はないのですから。


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