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ol Donyo Lodge
Unique Lodge #49 アフリカ/ケニア
地元マサイ族のスタッフが活躍
キリマンジャロを眺める国立公園では野生動物や星空に囲まれて滞在できます。土地はマサイ族から借り運営しています。
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オル・ドニョ・ロッジは、マサイ族が所有するムピリカニ・グループ・ラントの敷地内にあり、チュールヒルズ国立公園に隣接する原生地域に位置しています。そこには、無数の魅力的な野生動物や目を見張るほど美しい緑豊かな景色を楽しむことができます。
このロッジでは、ケニアの象徴的なライオンを保護し、マサイの文化遺産を保護するために、伝統的なライオン狩りを技術と耐久性のある運動競技に置き換えた、2年に一度のコミュニティイベント「マサイオリンピック」を開催しています。グレート・プレインズ財団を通じて、このロッジはビッグライフ財団の地域的な捕食者補償基金にも貢献しています。この基金は、肉食動物に殺された家畜を、地元のマサイ族に保証しています。その結果、ロッジ周辺でのライオンの殺処分率は90%減少し、多くのコミュニティ・メンバーが大型猫の保護を擁護するようになりました。
また、発展途上地域を訪れる旅行者から学用品や衣料品を募り、必要としている団体に寄付金を配布する取り組みである「Pack for a purpose」にも参加しています。ロッジは、マサイ族に観光と自然保護のインセンティブを提供しています。ロッジトリチャード・ボーナムが率いるビッグライフ財団は、その境界線を押し広げ続け、革新的な地域社会の保全計画に貢献しています。また、ロッジでは地元および地域で生産された工芸品を販売しており、その多くは近くのマサイコミュニティで地域社会を支えています。さらにこのロッジでは太陽光発電と発電機電源を導入しており、環境に優しい慣行も行われています。
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ol Donyo Lodge
写真提供:ol Donyo Lodge / National Geographic Unique Lodges of the World