【検証】好決算銘柄を直近高値抜けで買った場合の収支は?
昨日、『好決算で大幅上昇する銘柄しない銘柄の特徴は?』ということで、好決算後に大幅上昇する銘柄・しない銘柄について調べてみました。
好決算後に大幅上昇する銘柄の特徴として、直近高値を超えて上昇する好決算銘柄は大きく上昇することが多いのではないかという記事を書かせていただきました。
そこで、今回はそんな大幅上昇が期待できる銘柄を高値抜けしたタイミングで買った場合、実際に儲かるのかどうかについて検証することにしましたので、ご興味のある方は是非ご覧ください。
好決算銘柄を直近高値抜けで買った場合の収支を検証!
ではさっそく好決算銘柄が高値抜けしたタイミングで買いを入れた際の収支についてみていきたいですが、今回の買い条件としている好決算銘柄の直近高値抜けについては前回の記事をご覧ください。
⇒前回記事『好決算で大幅上昇する銘柄しない銘柄の特徴は?』はこちら
検証した銘柄は、2021年7月~8月に好決算を発表した100銘柄。
好決算100銘柄のうち、直近高値抜けの条件を満たした銘柄は56。
銘柄数は56ですが、複数回買いシグナルが点灯するものもあり、検証した取引は118回となります。
この118回の取引について検証していこうと思います。
好決算高値抜け銘柄の検証結果は?
検証した結果、取引を118回したなかでプラスの取引が75回、マイナスの取引が42回となりました。
全体の60%強がプラスとなっています。
ただ、±5%以内の収支で終わるケースが多く、5%以上のプラスマイナスが出た取引は45回でした。
±5%以上の取引は下記の通りとなっています。
+10%以上が18回もあり、最大プラス25%の取引もありました。
【±5%以上の収支があった取引】
±5%以上あった取引の収支は、トータル+7.7%。
すべて100株ずつ買った場合の収支は+120万を超えています。
買いと売りのタイミングを機械的に行うために条件通りに取引した場合の収支となりますが、今回の取引について検証していると、買いや売りのタイミングを精査することによってさらなる収益も目指せるのではないかと思います。
今回は±5%以上の取引のみを載せていますが、すべての取引を100株ずつ行った場合の収支も1,214,600円となりますので、ほぼ変わりませんでした。
今回、好決算の直近高値抜け銘柄に取引した場合の収支について検証してみましたが、ある程度のリターンは期待できる取引ではないかと思います。
今回の取引条件である、好決算の直近高値抜けについては前回記事『好決算で大幅上昇する銘柄しない銘柄の特徴は?』をご覧ください。
また、±5%以下も含めた取引についてもご覧になりたい方は、有料にはなってしまいますがご興味のある方は以下もご覧ください。
今回の検証は、直近高値抜けした好決算銘柄をすべて買った場合としていますが、通常の高値ブレイクの条件である出来高が増加した銘柄に限定してみたり、ボリンジャーバンドの+2σや+3σを超えている場合の買いは控えるなどの条件も加えるとさらに収支が良くなっていくかもしれません。
皆さんの中でも、このようにしたほうが良いのでは?というものなどがありましたら気軽にコメントを頂ければ幸いです。
【±5%以下も含めた取引一覧】
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