1Q時に上方修正した銘柄の株価推移(2021年7月-8月)
2021年9月17日に会社四季報の最新号は発売されましたが、『週刊東洋経済』の四季報で儲けるという特集の中に、第1四半期で上方修正をした企業の49%が第2四半期でも上方修正しており、1Qから上方修正した企業の株価へのインパクトは大きいとされています。
そこで今回は2021年7月8月に1Qから上方修正を発表した企業175社の株価推移を調査してみました。
実際に株価にどれくらいのインパクトがあったのか見ていきましょう。
第1四半期に上方修正した企業の株価推移
1Qに上方修正した企業の決算発表前に株価と、1か月~2ヶ月ほどたった会社四季報発表時の株価(9/17)の増減率をまとめました。
7月・8月に情報終始した175社の株価の増減を見てみると、
2倍以上の上昇:3銘柄(1.7%)
50%以上の上昇:17銘柄(9.7%)
20%以上の上昇:50銘柄(28.6%)
20%以下の上昇:87銘柄(49.7%)
増減なし(±1%) :5銘柄(2.9%)
下落 :13銘柄(7.4%)
となっております。
4割が20%以上上昇しており、すでに2倍以上に株価が上昇しているものも3銘柄あり、1Q決算発表時に上方修正した企業の株価上昇率はかなり高いのではないでしょうか。
また、下落率が低いのも特徴の一つなので、1Qから上方修正する企業は買う価値があると言えるかもしれません。
また、1Qに上方修正を行った企業の約半数が2Qも上方修正されるという実績があり、これからもさらなる上昇が見込めるかもしれません。
7月・8月に上方修正を行った企業を決算発表日順に、決算発表時の株価と9月17日時点の株価の増減率を表にまとめました。
こちらは有料とさせていただきますが、気になる方は参考にしてみてください。
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