風邪は引かないけど、心の風邪は引きやすい自分
最近、家族が不調だ。
腹痛でトイレにこもっている人。
腰が痛いとため息をつく人。
パジャマで生活している人々に自分は囲まれている。
調子が狂う。
ソワソワして、集中できなくて、無駄にエネルギーを欲してしまう。
自分は風邪など引いていないのに。
いや、引いているのかもしれない。
うつされたのかもしれない。
心の風邪だ。
誰かが落ち込んでいたり、調子が悪かったり、感情的になっていたりするとき、自分は全力で「逆の方向に」走る。
無駄にポジティブに、無駄に元気よく、無駄に穏やかに振る舞う。
そうしてしまう。
そのため、無理をする。
心の風邪を引くのである。
なんと不器用なんだ。
昔は超がつくほど器用だったのに。
ズボンは誰よりも綺麗に畳める自信があった。
しかし、いつしか色々と不器用になってしまった。
なぜだろう。
もしかしたら、その理由は追求しない方がいいのかもしれない。
とにかく、
この季節、体も心も風邪を引かないよう気をつけたいものだ。