MBTIと自分
少し前からMBTIが流行っている。
人間というはテストやら診断やら、そういうものに目がないな、と思いながらもしっかりやっている自分。
性格ごとに特徴やあるあるなどが書かれた投稿や記事を見かける。
その中に「音楽を聴き始めたら永遠聴いてしまう。」ということが自分のタイプのあるあるの一つとして書かれていた。
確かにそうだった。
音楽は人並みに好きだったが、一度イヤホンをつけるとそれを取るのに、早起きするくらいのエネルギーを必要とする。
音楽を聴きながら支度をすると動きが0.5倍速になる。
だが、自分は音楽好きとは言えない。
音楽のジャンルもよくわかっていないし、アーティストやバンドの名前など知らずに歌を聴いている。もちろんフェスなんかには行ったことがない。
では、なぜ「音楽を聴き始めたら永遠聴いてしまう。」のか。
耳を塞ぎつつ好きな音だけを取り込める状況が心地よいのかもしれない。
なんて、こういう記事を真に受けている一方で、信じたくない自分もいる。
こんなアルファベットで自分を表せられるわけがない。と。
しかし、社会においてどんな人でもある程度キャラを作って生きている。
それは偽りではなく、効率的なのである。
その上でMBTIを考えると、従来の心理テストや血液型を聞くよりは、さらに細かいキャラ設定が可能になったということである。
自分とキャラをいかにバランスよく出していくか。
それが社会を生きる上での鍵となるのではないかと思う。