今日の学び

自分はあまり人付き合いは得意ではない。
相手のことをいろいろ考えすぎちゃうのか、まったく考えなさすぎるのか。
とにかく人に好まれる行動がとれない。

今日の学びは人を誘うことだ。

約半年後に行われるイベントに行ってみたいと思った。
チケットは抽選だった。
応募する時点でチケットが当たるかはわからない。
なので、こういうのは基本一人で行く前提で一枚だけ応募する。

自分がこの思考に至る理由は3つある。
1つはさっきも言ったように当たらない可能性があるから。
確実に行けるものであれば、誰かを誘って、予定を合わせて、チケットを買う。もちろん相手の分も立て替えて。
しかし、当たらないかもしれないのに、誰かを誘って、予定を合わせて、チケットを買うことがどうしてもできない。
2つ目は「抽選」による自分と相手の「ガチ度」の調整が難しいから。
抽選のチケットはまずそれなりの倍率がある。
つまり、当たったからには行かないと損。
よって「行かなければならない」という任務が課される。
誰かを誘っている時点で、まずその人はチケットを買おうとは思っていなかった。つまり、そこまで「ガチ」ではない。けれども、当たったら「行けなかればならなくなる」ということだ。
そこそこお値段のするイベントにこのような状態で行かせてしまうことに自分は責任を感じてしまう。
そして最後に、3つ目は自分も(実は)冗談半分で応募しているからだ。
もちろん行きたいと思って応募はしているものの、当たらない確率を考慮して、遊び半分で応募している。当たらなかった時のショックを大きくしないため。
だから、当たんなくてもいいし、当たったら一人でさっと行って帰ってこようと思ってしまう。

この思考に共感してくれる人もいるかもしれないが、イベントに一人で行くという行動は下手したら失礼になる。

いくら遊び半分で応募していても、当たったらもそれはちろん嬉しい。
その嬉しさをみんなに言いふらしながら、それを一人で味わおうとしていることは、周りからしたらただの嫌味でしかない。

本当に一人で行くのであれば、一人で味わえということだ。

「えっ、私も行きたかった。」「いいな、誘ってくれればよかったのに。」

その言葉を言われてしまえば、あなたは「イベントは一人で行く人」レッテルを貼られ、誰からも誘われなくなる。

もちろん全員が全員こういう思うわけではないだろうし、
一人で行動することは別に悪いことではないし、
誘っても誰も予定合わないことの方が多い気がするし、
結局なんとも言えないが、
「誘ってみる」という行動をするだけで、結果的に一人で行くことになっても、「楽しさを人と共有できる暖かさを持っている」というちょっといいイメージを持たれるのではないだろうか。

人の良し悪しはこういった些細な行動だと改めて感じた。
言い訳はいくらでも後で言えるが、その瞬間にちょっとした気遣いができるかどうかは本当にその瞬間にかかっている。

「人を誘うこと」は
相手にとっては迷惑だと思ったり、
断れたら嫌だと思ったりするかもしれないが、
一つの「思いやり」でもあるということを覚えておきたい。


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