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【ドラブラ】アクティブ200名のサークル戦闘指揮で行ったこと

前回書いた【ドラブラ】私が考えたサークル戦の戦術についての続きとなります。

2020年7月上旬に当時自由の風最強戦力だった「castra」と合併をしました。
6月上旬頃からcastraの会長ふぃのさんから何度も合併の話を頂いていましたが、当時のREBORNの目標が

「VVIP、castra」を倒す!

であったのに対し、castraは「全鯖最強」を掲げていたので、向いている先が違うという理由で断っておりました。

合併を決めた理由については、当時掲げていた目標を達成したことにあります。当時REBORNマスターであったきりちゃさん、副マスターのミホークさんと相談した上で合併を決めました。

正直この合併が成り立つと、どこにも絶対に負けない確信がありました。
なので1番懸念していた点は勝ちすぎるが故のモチベ低下です。

ドラブラのサークル戦はいくら勝とうが何か特典があるわけでもなく、順位が表示されるわけでもないので、圧勝する戦いより、拮抗した戦いをする必要があるという点が一番の壁だと感じておりました。

合併同時のサークル人数はMAXの200名。
サークル戦出席メンバーは170名程。

この人数を効率よく動かすためには、出欠管理とメンバー表作成は欠かせません。
そこでまず考えたのは、効率よくメンバー表を作成する方法です。エクセル関数を駆使して、ある程度自動でメンバー表を出せるような管理表を作成しました。

次に行ったのが、メンバーの希望を募りました。
アクティブ200名のサークルとなると配置の希望が確実に出てきます。たとえ声には出なくてもまず間違いなくこういう希望があり、それが叶わず移動を考えるメンバーは一定数いると当時の私は思いました。

「〇〇さんと一緒の場所が良い」
「〇〇さんと一緒の場所は嫌だ」

こういった希望を聞き入れました。また、VCなどで誰と誰が仲が良いとか、一緒にした方が良いメンバーの情報を収集しました。
サークルチャットでも、これだけ大人数いると何個かのグループごとに発言しているのが見受けられたので、そういった点も加味してサークルメンバー表を作成していきました。
※いつもこの作業に3時間ほど時間を費やしていました

正直いって一番時間をかけたのがこの作業です。
まだ作戦について何もでていないのでは?と思いますが、正直火曜日のサークル戦の作戦は合併前から考えており、すでに確立されておりました。

合併後の火曜日サークル戦の作戦は下記の通り。

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上記の通り、大きく固定班(24名)と移動班(14名)に分かれて配置して、裏に流動的に動く流動班14名を待機させる作戦です。

上記配置にすることで、相手のメイン戦場に対して100%こちらのメイン部隊を充てることができます。

前提として移動班14名は戦闘開始時まで戦場に入場はしません。
相手の動きを見て戦場に入場させる部隊です。

例えば、相手が火戦場と水戦場を捨ててきた場合、

火戦場の移動班→精神へ 17+14名+流動9名=40名
水戦場の移動班→風へ  24+14名+流動2名=40名

上記のように、容易にメイン戦場を移動させることができました。
さらに水戦場には高戦闘力を固めていましたので、相手の捨て拠点を確実に2つ取り、もう1つは100%勝てる部隊で勝つ戦法をとりました。
また、こうすることで、それぞれ合併前のメンバーを中心とした戦場を作成することができたので、同時に「仲の良い人とプレイする」という点もクリアすることができました。

完封するなら戦力の分散がもちろん良いですが、目的は100%勝つことにあると考えたのでこちらの作戦をとりました。

当時メンバーに周知していたのは下記の文章です。

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興味がある方は読んでみてください。

こうして、火曜日のサークル戦はどのサークルにも危なげなく勝利することができました。


木曜日のサークル戦については、合併当初は人数差と戦力差で完封する試合が続きました。

そしてついに・・・

「REBORN」対「xGate」

REIGN時代に僅差で負けた「xGate」との戦いが決定しました。
castraと合併した理由は、この「xGate」というサークルを倒すことにありました。

当時相手のアクティブ人数は、全盛期から大きく減っていて120~130人と聞いておりました。ただし木曜のサークル戦については120名以上の人数となると結果はどう転ぶかわかりません。

木曜日のサークル戦前に、元castra,現REBORN会長であったふぃのさんにこういいました。

「攻めは遊撃30名に全て任せます、守りは何も考えないで攻めだけお願いします」

こうして木曜日のサークル戦については、守り部分を集中して考えることができました。

まず最初に木曜日のサークル戦のマップを見ていただければと思います。

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REBORNでは上記のような場所の呼び方をしておりました。

木曜日のサークル戦は、正直守るという行為においては、100人でも1億人でも同じことです。
1人1人がしっかり刻印阻害をすることができれば永久に守ることが可能です。

敵陣を守ることにおいて、4段構えで対策を打ちました。

1,別VC固定班10名
⇒この固定班は、VCできる人限定で10人で確実に刻印を阻害し続ける精鋭班です。10人が連携をしっかりとれれば永遠に刻印を阻害することができます。

刻印時間:10秒
再度刻印までの時間:1秒~

上記を考えると10秒ごとに確実に阻害をしていけば、10人で100秒時間を作ることができます。拠点に移動するまでの時間が50秒で、死に戻りのクールが10秒だとしても40秒も時間が余ることなります。

2,別動隊9名
⇒VCができず、聞き専もできないメンバーが対象です。
具体的な動きとしては、表の時間に1回だけ確実に刻印を阻害してもらう役割です。

木曜のサークル戦では基本的に開幕早々にバフを使うサークルが多く、そのバフ時間のみ確実に刻印を阻害してもらう役割です。

動きは下記表の通り。

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3,固定班10名
この固定班は全体VCに入っている10名になります。
基本的には危ないときに刻印阻害をするメンバーとなります。
また、後ろで控えている移動班20名にヘルプ要請する役割も持っております。

4,移動班20名
この班は橋での妨害阻止と、各拠点のヘルプに行く役割で、戦況によって戦い方が変化する部隊です。


上記4つの班で4重の体制で挑んでおりました。
こうすることにより、どこか1つの班がミスをしてもすぐカバーできる状態を作ることができました。
また、最初の刻印阻害するタイミングをそれぞれ指示していたことにより、死に戻りについてもずらすことができました。

上記構成を左右に、また中央にも人数は少なめですが同様の構成を取りました。

結果は・・・

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見事、完封勝利を収めることができました。

開幕早々に、遊撃班に自陣2拠点、中央を取ってもらい、後は敵陣の阻害をひたすら行っていたという流れです。

予定していた作戦を実践で行うのはなかなか難しいことですが、それを確実に補える状況を作れたのは、高いサークル戦の参加率と、作戦を読んでいただいたことにあると思っております。


ドラブラのサークル戦を総じて思ったことは、1人1人に役割を持たすということが重要だと私は思います。

例えば、100人でこの部屋を掃除してください!

掃除の方法は、クリーナーとクレンザーを混ぜて爆発させてそのあとワックスでつやつやにして石鹸であらって・・・

と難しいけど最もなことを全員に説明するより

あなたはここだけをとにかく綺麗にしてください!

という指示を100人にする方が間違いなく綺麗になるでしょう。
確かに事前に要する時間はとてつもなく大変だし、1人1人に伝えることは大変ですが、その分うまくいったときの達成感は半端なく大きくなります。

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あとがき

大分端折りながら殴り書きで書いてしまい申し訳ございません。
何が伝えたかったかというと、大規模な戦闘においては、戦力や作戦じゃなくて、1人1人に役割を持たせることが大切ということです。

木曜日のサークル戦で極論をいうと、各拠点に10名精鋭を配置し、それぞれ刻印阻害をし続ける。さらに拠点を取る動きをする30名いれば1.5倍、2倍近く人数のいる相手にも勝てる可能性があると考えております。

今回戦術を公開した理由は、REBORN解散により、他サークルへと広まっていくという点と、元REBORNメンバー全員に、こういう考えでサークル戦の作戦を考えていたんだということを伝えるためです。

REBORNが解散した理由は実質、私が戦闘指揮を降りるという判断をしたことにあったと思っております。

何故、降りることを決意したかというと、リアルの話ももちろんありますが、常勝で皆のモチベーションが徐々に下がっていたことは凄く伝わってきて、それをフォローできる精神が私にはなかったという点です。

確かに続けることもできただろう。

ただ、明確な目標も達成してしまい、モチベーションがないまま続けていくのは、私自身もつらいですし、所属してくれているメンバーにも申し訳がつきません。

REBORN解散前、最後のサークル戦後、VCには100名以上いたと思います。

そこで、今回私が戦闘指揮を降り、サークルを脱退することを伝えました。

VCで説明するまでは、一部の人にしか説明をしていなかったので、説明したとき何人も驚くような声を上げておりました。

心の中で、急にこういった決断をしてしまったことに対して申し訳なさをずっと感じており、それは言葉でもでてきてしまいました。

「申し訳ないです。」と

そうこうしていると心の中でいろんな気持ちがこみ上げてしまい、涙があふれてきました。(黒歴史です・・・笑)

-----ここからは元REBORNメンバーに向けて発言しております-----

ただ本当に、REIGNから一緒にやってきたメンバー、REBORNとの合併で出会ったメンバー、castraから来てくれたメンバー、皆さんには自由にサークル戦の戦闘指揮をやらせていただいたし、みな口を開けば

「いかさん、なんかやることある?」
「やることあったら、なんでもいってね」

と、声をかけてくれていました。

サークル戦のメンバー表を発表したときには

「いつもありがとう」
「おつかれさま!」

そんな何気ない言葉がものすごくうれしかったし、サークル戦後の喜んでる姿や反省会している姿を見ると、本当に頑張ってよかったと思っておりました。

解散から約1週間がたちましたが、リアル事情は何とか心の整理ができてきました。ご心配をおかけいたしました。

また、ドラブラについては、解散時に説明した通りしばらくは身内で楽しんでいきたいと思います。

ただ、いつかまた「なんだこのサークル!!」といわれるようなサークルを作ってドラブラ界を盛り上げれればと考えております。

その際は、また是非力を貸していただければ幸いです!

では、また次の機会に!さようなら!