きっかけは「お前出るんかい」Mr.静大グランプリ受賞の益子元輔さんインタビュー
静岡大学では11月3日(金)~11月5日(日)の3日間にわたり第74回静大祭が開催。それに平行してMr.Ms.静大コンテストも行われた。
最終日には同コンテストの結果発表が行われ、結果を見届けようと大勢の来場者が静大に押し寄せた。
Mr.静大コンテストの候補者は4名。
候補者は10日間SNSで発信活動を行い、期間中の得票数と最終日の得票数(最終日は現地投票が行われる。この日の1票は2倍に換算され、2票分として扱われるため、順位の逆転が起こる可能性もある)の合計が最も多かった候補者がグランプリに輝く。
今回はMr.静大コンテストでグランプリを受賞した静岡大学教育学部4年・益子元輔さん(22)にインタビューを行った。
プロフィール
「絶対に優勝したい」期待を背負って勝ち取ったグランプリ
しずおかキャンパる編集部員:インタビュアー いか(以下いか)
Mr.静大グランプリ受賞おめでとうございます! コンテストを終えて、今の率直な感想をお聞かせください。
2023Mr.静大グランプリ受賞:益子元輔さん(以下益子さん)
ありがとうございます!
グランプリを受賞できて素直に嬉しかったです。最初はやっぱり不安でしたが、出るからには絶対に優勝したいって思っていたので。
あと、ほっとしました。安心感というか。
アルバイト先の人や地元の友達が毎日投票するよって言ってくれたり、実は当日のステージを見るために両親が茨城から応援しに来てくれたりしたんです。期待を背負ってる分、自分は勝たなきゃいけないなっていう思いがありました。
「お前出るんかい」会話のネタにしたくて立候補
いか
出場のきっかけを教えてください。
益子さん
自薦と他薦、両方ですね。他薦もしてもらったみたいだけど、最終的には「俺立候補するわ」って。お前出るんかいみたいな。
2年前にヒッチハイクサークルを友人と一緒に設立したんですけど、その友人から「ミスターコン出れば?」って。
それに、グランプリを受賞すれば「俺の友達がミスター静大なんだよ」って自慢してもらえたりとか、会話のネタになるじゃないですか。そういうエンタメ目線も正直ありました笑
そういう意味では、グランプリじゃなくて2位でも別におもろいよな、「お前シンプルにイケメンに負けたね」って言われてもいいかなってちょっと思ったり。
激動の10日間
いか
コンテストの候補者が発表されてから結果発表までの10日間は、短いようで様々な苦労や悩み事があったり、その反面嬉しさを覚えたりすることもあったかと思います。
その中でも特に印象的だったエピソードを教えてください。
「うわ、終わった」他の候補者にリードされる場面も
益子さん
自分の見せ方に苦戦しましたね。どういうキャラで、自分のブランディングをしていこうかすごく悩みました。
正直、香月くんを見たとき「やられた!」と思いました。あのキャラすごかったし「うわ、終わった」と。先手を取られたなーって。
でも自分には発信力がある、と気持ちを切り替えて、を持ったInstagramのアカウントがあったので、自分の得意なフィールドで戦おうと気持ちを切り替えて頑張りました。
「お前なら取れる」友人の応援が励みに
嬉しかったのは、やっぱり友達の応援。「お前なら取れるよ。投票してる。頑張って」って大学で友達が会う度に言ってくれて。周りのために頑張ってたところもあったので、応援は励みになりました。
ただ、みんなが(益子さんはグランプリを取れると)結構自信満々に言うので、その期待に応えなきゃっていうプレッシャーもちょっとだけあったかな(笑)
いか
プレッシャーを押しのけて、有言実行でグランプリ受賞って本当にかっこいいですよね。改めて、グランプリ受賞おめでとうございます。
行動力の根源は「家にいたらもったいない」
いか
今回のコンテストはもちろん、ヒッチハイクサークルやたい焼き専門店の立ち上げなど様々な場所での活躍を拝見し、その行動力やバイタリティに驚かされました。それらの活動のモチベーションだったり、自身の行動力の根源になっているものって何だと思いますか?
益子さん
一言で言えば、全部好きだから。好きなことだから全部頑張れる。
それに、大学生って自由な時間が圧倒的に多いじゃないですか。時間がたくさん使える大学生活なのに、家にいたらもったいないって思っちゃう。寝てるヒマあったら友達と遊んだり飲み行ったりしたいし。
一番忙しかったときは1人の時間はほぼ無くて、毎日誰かの家に泊まってるみたいな生活でしたね。
いか
想像以上の行動力ですね! 真似できる人はなかなかいないと思います。
ここまで活動量が多いと、その分負担や不安も大きいと思うのですが、新しい活動をすることに対してご家族に心配されることはないですか?
益子さん
家族は割と放任主義なので、大体のことは「頑張って」って言ってくれます。
これまでも自分のやりたいことに対して否定されることはなかったし。ヒッチハイクサークルやたい焼き屋を作るときもそうでした。
だからコンテストに立候補するときも応援してくれて、「部屋汚かったらPR用の写真撮れないからね」って冗談を言われたりしましたね。
応援してくれた方へ
いか
コンテストの運営をしてくださった実行委員の方や、応援してくれた方へのメッセージや伝えたいことはありますか?
益子さん
まず実行委員の方には、こんな自分をありがとうございますって言いたいです。コンテストの準備の段階や期間中に分からないことがあるとすぐ聞いちゃって、ご迷惑をお掛けしたので。
応援してくれた方や家族、友達には、ありがとうって伝えたいです。ありがとうっていう言葉だけじゃ言い表せないけど。それぐらいみんなに感謝しています。普段は両親に全然連絡しないし、あまり帰省もしていなくて。でも、自分の晴れ舞台を見に来てくれた両親には感謝の気持ちでいっぱいです。
これからも「みんなの話題になる人でいたい」
いか
ミスター静大グランプリを受賞して1つの目標が達成されたと思いますが、今後の展望やこれからの目標はありますか?
益子さん
今4年生なので、まずは卒業したい! 実はまだ単位が取り切れていないので……(笑)
あと、将来は地元の茨城で居酒屋を作りたいな、なんて思っています。
今までも、これからも、自分はみんなの話題になる人でいたいんです。エンターテイナー性が自分にはあると思っているので。
自分が何かをするたびに、あいつまたやってるよって話のネタになって、その度にみんなが少しでも笑顔になってくれればいいな。
結局、笑顔なんです。みんなに喜んでもらいたいって思いが1番。
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