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Vol25 知らなかった!「空き家バンクの盲点⑤」買い手よりも売り手!

空き家の状態はHPだけでは良く解りません。そこで、自治体の「空き家バンク」から空き家を購入するとき、失敗をしない注意点について書いてみました。

こんにちは、移住専門FP「移住プランナー」の仲西といいます。
ここでは、これまでの17年間の活動、2000組以上の移住相談対応から
皆さんに役立つ情報を書いています。
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1⃣  「空き家バンク」の盲点をお伝えする理由

 


 2017年「空き家相談士」の資格を取得。
(一社)リアンをの創立に参加し、空き家の有効活用に取り組みました。
そして「空き家と移住希望者のマッチング事業」をスタートし、自治体が運営する「空き家バンク」を活用し、これまでに300件近くのマッチングに成功をしました。

しかし、自治体の運営する「空き家バンク」では、トラブルにつながった事例も多くあります。
そこで、私のこれまでの経験から、「空き家バンク」の活用時の盲点として、注意していただきたいポイントをお伝えしていきます。
これまでに、聞いたこともない、目から鱗のような事案もあるかもしれません。

2⃣ 「買い手」より「売り手」



「空き家はお金を払えば購入できる」と考えている人がいます。
ハウスメーカー等から分譲住宅やマンションを購入するのであれば、それで良いかもしれません。
しかし、空き家(中古住宅)には所有者の思いがあります。
自分が住んでいた思い出の家なので、良い人に譲りたいと思っています。
そのため、あまり上から目線で話す人には、売りたくありません。

例えば、物件の内覧をしたときに、所有者と顔を合わすこともあります。
所有者に対する口調の悪い方がいます。
「いくらなら売る」「半額なら買うがどうだ」など、横柄な態度をとる人もいます。
また、私の経験で言えば、内覧時にドアや窓の扱いの乱暴な方がおられました。
また、平気で部屋の中で飛び跳ねる人もいます。
これでは、所有者も気分の良いものではありませんよね。

3⃣ 所有者の思いを知らなくてはいけない


空き家バンク担当者や自治体の担当者には、購入者に対してあるひとつの思いがあります。
それを知らない人は、いつまでたっても「空き家バンク」の物件を手に入れることが出来ないかもしれません。
例えば、購入希望者が複数いたとしたら、どのようにして決定すると思いますか。
決して、早いもの順ではありません。

それは「地域に溶け込めそうな人」で判断されます。
所有者にとっては、自分がその地域に住んでいなくても、お世話になった地域であることには間違いありません。
そこで常識のない人などに家を売って、地域に迷惑をかけることだけはしたくないわけです。
自治体側も同じく、「空き家バンク」は自治体の事業ですので、地域から苦情の来るような人には来てほしくありません。

まずは「売り手」の思いをしっかり受け止めて、接することが大切です。
あなたが物件の購入を希望しても、「既にほかの人に決まりました」と断られたときは、所有者に嫌われたことが原因かもしれません。

4⃣ TOPの画像

最後に私のおススメ移住地をご紹介します。


大分県竹田市久住高原

私は、九州で一番美しい景色が眺められる場所と思います。
阿蘇くじゅう国立公園の一角に位置する久住高原、四季折々で景観が楽しめます。
そのなかでも、私が好きなのは秋の久住高原。
約500種もの花々を鑑賞できるくじゅう花公園にも行ってみてください。

また、久住高原はトレッキングやクロスカントリーが盛んです。
遠くに阿蘇の山を眺めながら、新緑広がる高原を歩いてい見ると、心が和らぐこと間違いなしですね。
トレッキングの後は、おいしいスイーツとBBQが待っています。

高原での生活ってのも、憧れますよね。

最後まで読んでいただき有難うございました。
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移住プランナー| 田舎暮らし|プロ|
移住専門FP「移住プランナー」として活動をしています。これまで18年間2500組以上の移住相談に対応をしてきました。ここでは、私の経験からお役に立てる情報を日常的に綴っていきます。「移住」という夢の実現にお役に立てればうれしいです。大阪出身、北海道と鹿児島の3拠点生活中。