Vol9 夏は北海道、冬は鹿児島これ間違い?
「夏は涼しい北海道!冬は南国で過ごす!」こんな理想の2地域居住。
でも、これって間違いなの??
こんにちは、移住専門FP「移住プランナー」の仲西といいます。
ここでは、これまでの17年間の活動、2000組以上の移住相談経験から
皆さんに役立つ情報を書いています。
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1⃣ 夏の北海道は過ごしやすい?
「北海道が涼しい」というのは、昔の話かもしれません。
最近は、「日中の最高気温、全国で北海道が一番高い」なんてニュースを聞いたりしませんか。
北海道でも夏は気温が30℃になりますからね。
そこで困るのが、北海道の夏対策。
雪国北海道では冬の対策はバッチリですが、夏の対策は遅れています。
家にクーラーのない家も、まだまだ多いですからね。
そのため北海道の夏では、日中にイオンモールなどに逃げ込むのが、常套手段となっています。
ただし、日中は気温が上がる北海道でも、日が落ちると過ごしやすくなりますので、1日の疲れは残らないのが嬉しいですね。
都会のような「熱帯夜」という感覚ありません。
2⃣ 冬の鹿児島は過ごしやすい?
鹿児島に来て思うことは、「冬は寒い」ということです。
鹿児島でも冬の朝、市街地でも気温0℃まで下がります。
「北海道なんて気温マイナス20℃だから、それに比べれば良いのでは?」
と思いますが、体感は変わりません。
それよりも、鹿児島の方が寒く感じます。
その理由は2つ。
1つは、雪が降る方が暖かく感じるからです。
そして2つ目は、家の壁が薄いことです。
北海道の北方型住宅はとても気密性が高く、家の中は暖かです。
それに対して、鹿児島の古い家になると、隙間風が入ってくるため、家の中が寒くなります。
3⃣ 北海道と鹿児島は自然災害が基準
実際に、北海道と鹿児島の2拠点生活をする私からすると、
夏は鹿児島にいます。逆に冬は北海道で生活します。
夏はクーラーの効いている鹿児島、冬は暖房で家の中が暖かい北海道がベスト。
ただ、それだけではありません。
夏は台風対策、冬は雪対策が必要だからです。
大切な家を自然災害から守らなければなりませんので、必然と
台風シーズンは鹿児島、雪のシーズンは北海道の暮らしとなります。
ちなみに、台風対策は屋外の物を片付けて、雨戸を閉めなければなりません。また、停電に備えて食料・カセットコンロのボンベと電池の補給をします。
一方、雪対策は、とにかく家の中を暖めることです。家を暖めることで、凍結防止と屋根の雪を下に落すことになります。
また、玄関前の除雪などをしないと、家から出られなくなってしまいます。
理想と現実は違うということかもしれません。
ですけど、どこで暮らしても「住めば都」
色々な場所で、今しかない時間を過ごせることに、幸せを感じれます。
それが、移住ですよね。
4⃣ TOPの画像
岡山県美作市の湯郷温泉
「美作」と書いて「みまさか」と読みます。
岡山県の北東部に位置すこの町のおススメは、
ゴルフと温泉と雲海ですね。
中国自動車道が通るこの町の周辺はゴルフ場が多くあります。
そして湯郷温泉を筆頭に、3つの温泉地があります。
とくに、標高500mの大芦高原に位置する温泉施設では、秋から冬の早朝に幻想的な雲海を見ることができます。
このように、ゴルフをした後に温泉に浸り、翌朝には雲海を眺めることができる魅力ある町です。
私も良く利用させていただきました。
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