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なぜ聖地移住No.0 なぜ沼津に聖地移住したの?概論
これから連載として、沼津移住までの自分語りを計画していますが、その前に概論として、ざっくりと「なんで移住したの?」という話を書いていきます。※長文注意、ヘッダーの我が子可愛い
◇なぜ沼津に移住➀ 聖地愛から地元愛へ◇
まずはラブライバーとしての移住のきっかけについてです。
そもそも聖地巡礼のスタートはアニメ1期での再現性に感銘を受けた2016年秋でした。
この頃は一般的なアニメ聖地を巡る巡礼者に過ぎませんでしたが、ある時訪れたベアードビールさんのタップルームで感銘を受け、沼津や近辺のクラフトビールやクラフトジン「レイジ―マスター」にもハマります。
次いで、ユニット対抗ツアー沼津公演前日に当時取材先で知り合った知人と沼津の夜を飲み明かし、二日酔いをやらかしました(笑)。そこでの沼津地元民との交流が一夜限りとはいえ面白く、沼津の人の魅力にも触れることができたのです。
いつの間にか聖地愛は沼津愛へと変わっていました。
◇なぜ沼津に移住② 「聖地移住」と取材の縁◇
これは前職が記者ならではなのですが、前職では自他ともに認めるオタク記者として社内でも特殊な人間扱いされていました。
ゆえに様々な出会いが「聖地移住」に影響を与えました。特に3人名前をあげさせていただくと、夷さん、木谷高明さん、山本寛さん。
まずは、「聖地移住」研究の第一人者でもある夷さん(リンク)。「聖地移住」を直接学べる機会をいただきました。現実を知れるというのは、夷さんに知り合えたことによる幸運でした。またお世話になる機会もあったりして(笑)。
次に木谷高明さん。「ブシロード」社長として辣腕を振るっていらっしゃる木谷さんの薫陶を受け、僕の記者の仕事に対するスタンスや人生の伴侶探しでも大きく影響を受け、結果的に聖地移住にもつながりました。
そして山本寛さん。ヤマカンさんですね。先輩記者と共に大変お世話になっておりました。なんといっても僕も遅ればせながらの「Wake Up,Girls!」のファンでもあり、いろいろと勉強させていただきました。
少し話はそれますが、実は「WUG」は僕の中で、聖地の変化していく姿というものにポジティブな思いを馳せることができる、つまり聖地の変化が魅力になることを気づかせてくれた作品でもあります。
これをある意味自然災害による事象がスタートではなく作りあげたのが沼津と「ラブライブ!サンシャイン‼」なのかなという考えでして、WUGとサンシャインは僕の中ではたまたまですが延長線上にある作品です。
このような方々との出会いも沼津への聖地移住という行動に結びつく大きな力になりました。
この辺の話は相手のあることなので、これ以上は話さないです。
◇なぜ沼津に移住③ 奇跡のラブライブ婚、そして我が子◇
実は3年前にも移住を少し実行に移そうかと思ったものの、仕事の多忙さを理由にあきらめたことがありました。
ただその後、2022年1月に結婚し、11月に愛娘を授かりました。
結婚までのマッチングアプリやらの恋愛苦労談もそれはそれで温めていますが、共通の趣味に「ラブライブ!サンシャイン‼」があり、僕の望む伴侶像にあらゆる点で合致して、しかも可愛い(惚気)。奇跡のラブライブ婚を果たしました。
婚姻届を沼津にもらいに行ったのが、奥さんにとっての初沼津。そこで沼津の良さをPRするうちにいつの間にか近い将来の計画に沼津移住が刻み込まれました(笑)。
そして愛娘の誕生で、長期の育児休業を取得。ふと子育てを考えたときに、日本一の深い海と高い山がある沼津に住むことは教育環境を考えても魅力的でした。
あとは時間的余裕があり、転職活動に費やせたというメリットは言うまでもありません。とはいえ、多くは日帰りか沼津土産の持ち帰りはかかさず…子供が優先です。
ちなみに前職での静岡県内勤務経験者が、静岡は交通の要所でヨソからくる人に寛容な土地だよと話されていたのは印象的でした。
◇なぜ沼津に移住④ 小さなことでも変革のプレイヤーに◇
記者をやっている若手は少し感じる点でもあるかもしれませんが、記者は世の中のプレイヤーにはなれません。僕はプレイヤーになりたい人で、なるためにやめました。
第4の権力と言いますが、あくまでもそれは組織のこと。たまに勘違いして映画化までされた人もいますが(辛口w)、新聞記者はあくまでも客観的な事実に基づき取り上げることが重要で、角度がつきすぎると活動家です。
優しい言い方をすれば、個人が何か主体的に物事を動かすというよりも、動かす人たちをピックアップしたり、あるいは出る杭を打ったりすることができる仕事です。
僕はもともと何かを企画立案することに長けたタイプである自覚もあり、田舎働き時代はそういうことも楽しめていたのですが、会社組織はどこも中枢に近づけば近づくほど、できませんでした。これは仕方ないことです。
転属も難しく、給料面も記者職ほど良い給料の他部署はなく、所帯を持てば無理ができません。そして僕には記者という枠では飽き足らず主体的に物事を変えたい人でした。
結局プレイヤーになれる仕事に移ろうという考えも移住計画の中で生まれ、実際にその一歩を今後踏み出す予定です。
とはいえ、また詳しく書けたらと思いますが、新聞記者は面白かったです。特にコミュ障オタクに向いています。あと学生生活を謳歌できなかった人、やりましょう。
オタクに欠けがちな一般的な社交力(暴言)も育めますし、うまく活躍のフィールドを作りだせる可能性はあります。なんだかんだ転職に強いですよ、20代のうちは。
こんな僕ですが、移住してすでに保育所探しで壁にぶち当たり、懐も正直無茶苦茶さみしいです。
でも、人生で一、二を争うくらい今前向きに生きていけてるなあと感じています。毎日が新鮮です。非日常から日常に変わったはずなのですが、この街をよりよくすることに何か貢献できれば…その手掛かりを探す人生の旅を今楽しめている気がします。
◆再度宣伝
このたび、聖地移住に関するスペースに参加させていただくことになりました。
3月23日土曜日午後10時から、妻も参加してくれるかもしれません。
たやなおきさんとは、こちらの聖地移住に関する記事でお世話になった縁もあり、今回私が家族で聖地移住をするということで、これまでの歴戦の移住者(つわもの)の皆様と異なり移住初心者ですが、僕がゲストとしてお招きいただくことになりました!
事前の打ち合わせ(これ言っていいんだっけw)では、僕がいらぬことを話しまくって2時間半近くしゃべり倒しましたが、当日はどうなることやら…色々な質問もお待ちしておりますので、ふるってご視聴ください。