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デザイナーが朝活でビジネスを学んでみたday2

ビジネスモデル構築設計から投資家に投資交渉までを実践しながら学べるHUNTERCITYの「進撃のWEEK」というものに参加している。
本日は2日目。進撃のWEEKではシリコンバレーへ渡米されていた戸村光さんを講師とし、5日間で資本主義で生き残るために必要不可欠なノウハウを教えてもらう。

デザイナーとしてビジネスを学んだ感想と実践結果を紹介する。
2日目を迎えたが、まず早起きが苦手な私が、7時からの授業に合わせて6時30分には起きられるようになった。今日は修士論文の最終発表がありハードスケジュールだったが、朝起きられたことによって1日を長く感じ、自己肯定感が上がった。切に早起きは人生の課題なので続けていきたい

本日のテーマは「ビジネスモデル構築設計」

・ビジネスモデルの検証
・ペルソナ設定の意義
・ナーチャリング

を学んだ。

ビジネスモデルの検証

ビジネスは簡潔に目的や優位性を説明できる必要がある。デザインでいうところのコンセプトや企画作りだ。考える項目は 

サービス概要 / Problem / Solve / Why Now / Why You / Strategy

この6つで簡潔にまとめる。
1日目の講義でアウトプットした自己理念は「周りの人をデザインの力で幸せにする」だった。この軸から事業アイデアを考えて、6つのサマリーを書き出した。

 余った端材を売買できるマッチングサービス

Problem 
美大生は作品を作るときに大量の材料が必要となる。家具や模型を作るとなれば自費で数十万かけて材料を購入することも多い。材料は貴重な資源だが、作品を作ったあとの端材は高価なものにも関わらず作品の用途以外に使えないことから捨てられてしまうことも多い。一方その端材を求めている学生も多い。
Solve
端材を売りたい学生と買いたい学生のマッチング
Why Now 
作る責任、使う責任が求められてきている(SDGs)
コロナになって学生同士が対面で会う機会が減っているため授業中での端材の貸し借りが難しくなっている。
Why me
デザイナーのバックグラウンドがあるため材料を買う大変さ、捨てるときの大変さを共感できる。
Strategy
美大生にターゲットを絞り、美大生同士でマッチングを行う。直接の受け渡しの場合はユーザーからお金をとらない。
郵送での受け渡しや振り込みのときのみ売上金を一部もらう→メルカリ方式

このサービスを選んだ理由は「周りの人をデザインの力で幸せにする」という自分理念とつながっている。私の周りは美大生やデザイナーが多く作品のための資金繰りで苦労している人も多い。その人たちのクリエイティブな活動を応援する一貫として余った端材を売買できるサービスを考えた。
実際に私も模型やモックアップを作っていたときに学校のゴミ箱にはいってるスチレンボードなどを取り出して再利用していた笑
作り終わった作品の端材はゴミだがある人から見ると宝になる。それが分かっている私だからこそ作れるサービスだと思う。

ペルソナ設定の意義

ペルソナという言葉はデザインを学んでいてもよく使っていた。このペルソナがないと誰に届けたいかがぶれてしまう。誰に、何を、どのように届けたいかを考えるところはビジネスもデザインも一緒だと感じた。

実際に余った端材を売買できるサービスを元にペルソナを考えてみた

画像1

武蔵野美術大学 建築学科4年 女性
ひとり暮らしでバイト代で製作費を賄っている卒業研究の模型を作るのに20万円かかる予定
欲しい端材スタイロ、スチボ、人型模型、木枠

ペルソナは特にチームで働く時に有効だと思う。ターゲットをただ美大生と定めても、美大生の認識に一人一人差が出てしまう。想定するターゲット象を共通のものにするためにペルソナをある程度細かく する必要があると感じた。

ナーチャリング

ナーチャリングとは顧客成長の法則だそうだ。
認知→リード顧客→おとり商品→本命商品 と顧客を育てていき本命商品へ促すことを指す。集まる人数も左から順番に小さくなっていく。

この手法知って、私がいままでみてきたCMなどはほとんどこの法則が使われていることに気づいた。
例えばサプリなどでは
CMで認知を広める→キャンペーンに応募してもらい連絡手段を確保→無料でサンプルなどを配布→本命商品を買ってもらう
などが思い出された。消費者側として何気なくみていたものが戦略にのっとって考えられていたものだったんだなと感じた。

学んだ感想

事業を起こすためのステップや手法が体系化されていることに驚いた。今までは認知してから買ってもらうというアクションにつなげるまでのフローを認識できておらず、知名度がある+いいものであるこの2つが揃えば売れるのかなと思っていたが、認知と購買の間にあるステップを知ることができて解像度があがった。

まとめ


アウトプットをすることで確実に自分の中に知識が定着しているように感じる。インプットとアウトプットは間をおかずにすぐすることを今後も意識していきたい。

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