私の市町村探しでのチェック項目【子育て地方移住】
ご訪問ありがとうございます。
子育てをきっかけに地方都市へ移住した、移住ビーバーです。
今回のテーマは、私が移住候補地となる「市町村探しでチェックしていた項目」。
ある程度気になる都道府県が絞り込めて来たら、今度は市町村を探しますよね。
その時にどんな点をチェックするかは、本当に人によりけり。
十人十色だと思います。
ただ「どんな観点があるか」を知っておけば、移住先探しで思わぬモレを防げるはず。
そんな考えで私の事例を紹介します。
市町村探しでチェックしていた項目
私が移住候補地となる市町村を探す時にチェックしていた項目を、ザーッと列挙します。
重視していた項目(★印つき)から
忘れないようにメモしていただけの項目まで
ごちゃ混ぜになっていたり、一部は重複しているかもしれません。
「そういえばこんなことも気にしといた方がいいんだった」という発見につながればうれしいです。
それでは、以下が私のチェック項目。
子どもの出す音を周囲に気にせず住める環境★
子どもの医療費無料(少なくとも15歳まで)★
一時的に「窓口負担の上限500円」まで緩和したことあり
自然環境が良い★
小児科を含め病院がそれなりにある★
教育に力を入れている
いじめや不登校が少ない★
ネット環境に問題がない
できれば都市ガス(プロパンガスは避けたい)
国民健康保険が高すぎない(自治体により異なる)
できれば家賃6万円以下で住みたいと思える賃貸物件がある
共益費、駐車場代、家賃保証料、火災保険料、更新料、町内会費、NHK受信料にも注意
「車でスーパーは15分位内、ショッピングモールは1時間位内」ぐらいには店がある★
宅配で追加料金にならない
車の運転マナーに問題がない★
その地域の人に違和感を覚えない★
雪が少ない
台風、地震、津波の災害が少ない
図書館や美術館など文化施設の充実★
田舎ではなく地方都市(ムラ社会は避けたい)★
その地域ならではの土地柄や慣習
スーパーなどの物価が高すぎない
虫や獣(熊、イノシシ、サル)の出没で生活が不安にならない
歩道や車道に落ちているゴミが少ない★
過疎化している地域には相応の理由があるはずだが問題ないか
子どもの通園通学距離が遠過ぎない
都会の移住を歓迎する地域かそうでない地域か
雪国では冬に灯油代が嵩むことも
交通網が不便でない
地域の行事が多過ぎない
祭りの手伝いや農道清掃など共同作業の有無
地域の負担金(=町内会費)は多くないか
都市部へのアクセスは容易か
候補地はできるだけ季節ごとに訪れてみる
水道料金の水準
光通信対応かNTTなどからチェックしておく
下水道か浄化槽か
坂の多い地形だとガソリン代がかかる
移住体験できるか★
大前提は「移住の目的」を達成できること
色々と列挙しましたが、大前提は「自身の移住目的を達成できること」。
これを見失ってはいけません。
そんなの当り前でしょ?と思う人も多いでしょうが、案外見失うことがあると思います。
少なくとも私はありました。
なぜなら色々な市町村を見ているうちに、あれもこれもと、気になる観点が次々に出てくるからです。
私の場合だと、移住の目的は次の3つでした。
親の自分たちがおおらかでいられる場所
子どもが健やかに育ちかつ学習面で不自由しにくい場所
私の地元とほどよく離れた場所
これを満たせればいいはずが、
たくさんの市町を見比べたり
「あれに気をつけた方がいい」「これに気をつけた方がいい」という情報を見たりするうちに
いつの間にか、
雪が積もらずスタッドレスタイヤが必要ないところ
都市ガス物件が多いところ
こんなところまで「さも必須条件かのように」探してしまっていました。
こうなってくると、率直にいって移住先は見つかりません。
すべての希望を叶えてくれる「どこか」は、ないからです。
市町村を調べるときに、たくさんの視点を持っておくことは大切です。
ですがあくまで「自身の移住目的を達成できること」という本丸は忘れずにいましょう。
まとめ
今回は私が移住候補地となる「市町村探しでチェックしていた項目」について紹介しました。
見るべき点をたくさんメモしておくと便利ですが、
・妥協できる項目なのか
・絶対に妥協できない項目なのか
この線引きはしておいた方がいいと思います。